リアルタイムサービス(5月11日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は287円高の20466円で前場を終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。新型コロナウイルスの発生源を巡る米中対立が激化するとの懸念が後退し市場心理が改善。

米国の多くの州で経済活動の制限が緩和され始め、米景気が最悪期を脱したとの見方も買い材料視される展開に。

ムニューシン米財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は7日夜、中国の劉副首相と電話で会談した事が明らかに。

新型コロナのまん延という緊急事態の中でも、米中貿易交渉の「第1段階の合意」を履行することを確認したとの事。

新型コロナの発生や感染拡大の責任を巡り、米政権は中国への経済制裁をちらつかせていただけに、米中電話会談が行われた事は株式市場にも安心感をもたらしました。

取引開始前に発表された4月の米雇用統計では、景気動向を映す非農業部門雇用者数が前月比2050万人減少。

減少幅は過去最大で失業率は第2次大戦後で最高となる14.7%に上昇したものの、雇用環境の悪化は想定内の事で、ほぼ市場の想定通りだったため売り材料にはならず。

市場では経済活動が本格的に再開すれば、雇用者数は急激に回復するとの見方が多く、足元の悪い経済指標も、発表と共に悪材料出尽くしになり易い相場の地合いです。

米国の雇用環境においては、レイオフは一時的解雇で事業環境が改善すれば再雇用は保証されているようなもので、米経済活動が正常化すれば雇用も急回復すると見るのが妥当です。

日本とは大きく違いがある雇用環境ですので、既に経済活動の正常化に動いている米国ですので、米雇用環境の最悪期は過ぎたと考えて良いと思います。

株式市場と言うものは、先行きが不透明で見通せない時には必要以上に悲観が強まるものですが、今は状況が悪くても先行きが見通せるようになれば好材料を見つけて期待先行の動きが出易くなります。

今の株式市場がまさにそのような局面に有り、新型コロナの状況も世界経済の状況も最悪期は過ぎた、今後世界情勢は回復に向かうと言う期待先行で株式市場は動いています。

本日の日経平均も買いが先行する展開で大きく上昇して続伸、世界情勢の改善に加えて国内の新型コロナ感染者の減少、緊急事態宣言解除への期待など、投資家心理も買いに傾き易い投資環境です。

需給面においても、直近の株価急落によって裁定売り残高が急増し、未だ解消は進んでいませんので、当面は裁定売り残の買い戻し需要が株価下支え要因になってきます。

この先も日々の上げ下げの波は当然有りますが、下げた時には買いを考えて対応すると言うスタンスで良いと思います。

今日は多くの銘柄も上昇していますので無理に買いを考える必要は無いと思います、明日以降適度な下げを待ってから次の買い出動を実行したいと思います。後場は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年7月
« 6月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る