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出島テクニカルワールド(4月28日推奨銘柄 )
- 2020/4/28
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
4/28(火)日経平均株価は▼12円の19771円で終了。今日は昨日大きく上昇した反動に加えて明日は祝日で休場ですので、一旦目先の利食いを優先する動きから日経平均も小幅に反落。日米欧全てにおいて空前の規模の財政・金融政策発動に加えて、欧米では経済活動の正常化に踏み出す動きが相次いでおり、コロナ後を見据えた動きが徐々に出始めている感じです。まだ日々出て来る材料次第で上下に振れ易い相場状況に変りは無いものの、「全体よりも個を重視」、テーマ性を持ち割安感のある銘柄は買いを考え、しかし先行きの業績懸念が残る銘柄はカラ売りを考える、当面は銘柄重視、銘柄次第と言う投資スタンスで対応して行く環境が続きます。
【銘柄情報】【本日終値336円】
(マザーズ)FRONTEO(2158) サービス 100株
法的訴訟時の証拠保全へ電子データ収集、分析等のリーガルテック事業が主力の同社ですが、AI(人工知能)活用事業も育成しており、4/24にはAIで新型コロナウイルスの治験薬候補を抽出する技術を開発したとの報道を受けて同社株も急伸、昨日には一時396円まで上昇しています。買い一巡後は一旦調整局面となっていますが、新型コロナウイルスに対する治療薬やワクチンの開発は正常な経済活動に戻る為にも必要不可欠な事です。引き続き思惑買いの動きが期待出来る銘柄ですのでもう一段の調整安を待って押し目買い狙いで対応したいと思います。テクニカル的にも上昇トレンドは継続中で、当面の下値支持帯は310円~280円のゾーン、まずは310円台で1回目の買いを狙い、仮に280円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は400円付近になりますので利食い目処は400円接近時、但し250円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。2018年には1298円の高値を付けた同社株でしたが、その後は下落基調が続いて3/23には156円まで下落、その後反発に転じて現在に至りますが大局的に見れば依然底値圏。AI関連と新型コロナ関連のテーマ性を持つ低位株として押し目買い狙いで対応したい銘柄となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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法的訴訟時の証拠保全へ電子データ収集、分析等のリーガルテック事業が柱。AI活用事業育成。リーガルテックは米国法人のコスト削減進むが上期赤字が重荷。AIも大手企業の導入に遅れ。21年3月期はAIレビュー活用が浸透し受注底打ち、コスト削減が通期化。AIも金融向けに営業強化。AI医療機器の開発に重点投資。 |