リアルタイムサービス(4月22日前場情報)

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日経平均株価は230円安の19050円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは631ドル安でナスダック指数は297P安で共に続落の展開に。

原油先物相場の下落が止まらず、投資家心理を冷やす展開に、3月後半以降の戻り相場をけん引してきたハイテク株に売りが出て指数を押し下げました。

ニューヨーク原油先物相場では、取引の中心で22日から期近となる6月物が一時1バレル6ドル台と、前日終値からの下落率が60%を超える急落に。

個人投資家に人気の高い原油先物に連動する上場投資信託は4割近く下落、原油安が米経済の足を引っ張り、石油関連企業の信用不安を招きかねないとの懸念が高まりました。

3月後半以降の戻り相場をけん引してきたネット通販のアマゾン・ドット・コムやソフトウエアのマイクロソフトなど、大型ハイテク株も下落、原油急落で痛手を負ったヘッジファンドなどが、損失穴埋めの為に利益の出ているハイテク株を売ったとの見方が有力。

トランプ米大統領は21日、石油企業に資金支援する方針を示したものの、原油先物相場の暴落の原因は需要の蒸発ですので、需要回復、又は大幅な減産しか解決の方法は無く、石油企業への資金支援に株式市場も好反応は示さず。

米国株の続落と原油相場の急落、北朝鮮情勢の不透明感など、今日もリスク回避の売りが強まり易い環境で日経平均も続落。

寄り付きから売り先行で始まり9時半前には18858円まで下げ幅を拡大しました。しかし売り一巡後は日銀によるETF買いへの期待も有り、日経平均は下げ幅を縮小。

原油相場の急落を受けて昨日からリスク回避の売りが強まる展開になっていますが、日経平均は4月初旬から戻り基調の展開が続いていましたので、直近の下げも本質的には目先の利食い売りです。

原油先物相場の暴落も警戒すべき要因では有りますが、近々産油国による減産拡大と言う動きが出て来るのは確実です。

そう言う意味では直近の原油先物相場の急落も、産油国に対する減産拡大催促の下げと言う一面も有ります。

現状の原油価格では全ての産油国は立ち行かず、遅かれ早かれ減産拡大になる可能性は大、そう言う意味では原油先物相場の急落も少し先を見据えるなら過度に警戒する必要は有りません。

株式市場の現状としては、今週は過熱感が意識される水準まで上昇した騰落レシオを冷ます為に日経平均は軟調な展開が予測されますが、中小型のテーマ株や材料株は引き続き押し目買い有利、保有銘柄の上昇を待ちながら、安値が有れば新たな銘柄の買い出動も順次考えて行く、そのような方針に変わりは有りません。

日経平均の25日移動平均線は18600円台に位置しており、現状では25日移動平均線を上回って推移していますので、ざっくりと言えばリバウンドの流れは依然継続中となります。

主要企業の決算発表本格化を控えて積極的に上値を買うような動きは期待出来ませんが、既にある程度の業績の悪化も織り込み済みです。

日経平均に関しては上げ下げを繰り返しながら新型コロナの状況と欧米での経済活動正常化の動きを見極めて行くと言う展開になると思います。

主力銘柄は買い手控えムードが続き易く、物色の中心はテーマ性を持つ中小型株と言う展開が当面は続きそうな相場環境です。

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