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出島テクニカルワールド(4月20日推奨銘柄 )
- 2020/4/20
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
4/20(月)日経平均株価は▼228円の19669円で終了。先週末の米国株は経済活動正常化に向けた動きや治療薬に関する報道を受けて大きく上昇しましたが、日経平均は先週末の上昇で既に織り込み済み、今日は反動安の展開で日経平均も反落。しかし個別物色意欲は旺盛、全体よりも個を重視、そのような投資環境が続いています。株式市場のムードとしては、最悪期は過ぎたと言う感じです、世界的に空前の規模の経済対策と金融政策が発動されている事や治療薬やワクチンにも有る程度は目処が付きつつ有る事などを考えると、警戒ムードも徐々に緩めつつ、割安感のある銘柄は買いを考え、しかし先行きの業績懸念が残る銘柄はカラ売りを考える、当面は銘柄重視、銘柄次第と言う投資環境になります。
【銘柄情報】【本日終値403円】
(東1)コニカミノルタ(4902) 電気機器 100株
新型コロナを巡る情勢は依然不透明ながら、欧米では最悪期は過ぎたとのムードが強まり、経済活動の正常化に踏み出す動きも見られます。完全な終息にはまだ長い月日がかかると思いますが、感染防止対策、ワクチン開発、治療薬の開発など、新型コロナへの対策を進めながら経済正常化も進める、そのような考えが世界の主流になりつつ有ります。パニック的な売りも一巡し、選別物色の動きが徐々に強まっている株式市場です、複合機関連サービスや液晶TACフィルム、X線撮影装置などを手掛けている同社ですが、高セキュリティーのビジネス用公衆無線LANサービスの提供を開始し、米国ではグループ会社で遺伝子診断大手のアンブリー・ジェネティクス社が州政府の要請を受けてPCR検査を立ち上げると発表、加えて抗体検査にも取り組むとしています。短期的にはコロナの影響で業績も落ち込むと思いますが、同社1株純資産は1076円、配当予想は30円で利回りは7%以上。株価下落で業績の悪化は既に織り込み済み、先々の業績回復期待を考えれば時価近辺はリバウンド狙いで押し目買いを狙う局面になると思います。テクニカル的には400円~380円のゾーンが目先の下値支持帯になりますので、まずは400円前後で1回目の買いを実行し、仮に380円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面は直近戻り高値水準の490円付近が上値目処になりますので利食い目処は490円接近時、但し360円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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複合機中堅。関連サービスも展開。液晶TACフィルム世界シェア3割。X線撮影装置(DR)も。柱の複合機は高単価機種の販売想定下回る。産業用材料も在庫調整で低調。構造改革費用も負担で営業大幅減益。21年3月期は複合機は高級機種が回復。産業機器も中国など復調。営業益反発。橋の劣化具合を磁気を用いて解析する新たなサービスを20年5月開始予定。 |

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