出世株発掘ドリーム・レポート(2020年4月6日推奨 )

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日経平均株価4/6終値18,576

日経平均0406

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米国では依然新型コロナの感染拡大が弱まる気配が無く、3月の米雇用統計も雇用者数が9年半ぶりに減少、景気動向を映す非農業部門の雇用者数が前月比70万1000人減と、2010年9月以来の減少となりました。外食や小売業の落ち込みが大きく、全体の減少幅は市場予想(約14万人減)を大きく上回り、失業率は4.4%と前月(3.5%)から大きく上昇。しかし3月雇用統計はまだこの程度の悪化で済んでいますが、3月分は2月中旬から3月中旬までが基準で、その後失業者数は一段と拡大している事を考えると5月に発表される4月の雇用統計は更に大きく悪化する事が予想されます。直近の新規失業保険申請件数は2週間で約1000万人と急増していますので、米経済指標に関してはこの先一段と悪化すると見ておく方が賢明です。ざっくりと言えば、米経済指標が本格的に悪化するのはこれからが本番です。 しかし一方では、既に発表されている経済対策に加えて新たなに追加で2兆ドル規模の経済対策発動が検討されています。先日決定した2兆ドルに加えて新たに2兆ドルの追加経済対策、合計で4兆ドル規模となると、株式市場でもさすがに売り込み過ぎるのは危険と言うムードは投機筋中心に強まるのではないかと思います。又、長期投資家にとっても、空前の規模の経済対策発動は新型コロナ収束後を見据えた安値買いの動機付けになると思います。米株式市場もまだ底打ちには至っていませんが、上限無しのような経済対策発動を考えると、行き過ぎた安値に対しては長期スタンスの投資に関しては一定の買い需要は出て来ると思います。

 

一方日本では、安倍首相が緊急事態宣言を発令する方針を固めたとの報道が有り、明日7日にも発令し、8日から実施と言う流れになる可能性が大。しかし緊急事態宣言が発令されても、法的な拘束力は無く、実質的には今とさほど世の中が変化する訳では有りません。人間心理的には一段と警戒が高まり、外出や外食などを自粛するムードは高まると思われますが、食料品や日用品の買出しなどに規制は無く、不要不急の外出は控えて下さいとのメッセージが一段と強まるだけの事です。緊急事態宣言が発令されれば、目先の警戒材料は一旦出尽くしで、一時的には買い戻しの動きも強まりそうですが、しかし冷静な見方をすれば、まだ緊急事態宣言が発動されると言うだけで、国内での感染者の増加が止まる訳ではなく、緊急事態宣言と言う1つの懸念材料は一旦材料出尽くしになりますが、株式市場の本格反騰にはまだ幾つか超えなければならない壁が有ります。まずは国内での感染が鈍化するのかどうか?ワクチンや治療薬の患者への本格的な投与はいつになるのか?世界経済や日本経済の落ち込みがどの程度になるのか?極端に言えば、緊急事態宣言が発動されても、新型コロナの感染が鈍化する確証は無く、万が一感染の拡大が続くような展開になった場合、次に打ち出せる何か有効な対策は有るのか?まだまだ安心が出来る状況では有りません。投資スタンスとしては、新型コロナの感染収束後を見据えて行き過ぎた安値は段階的に買い下がりたいとの考えに変わりは有りませんが、今が底値圏との判断はまだ時期尚早、もう暫くは世界の状況を見て行かなければ現時点では断言は出来ません。

 

しかしながら一時のようなパニック的な売りの動きは鎮静化しており、新型コロナ収束後を見据えた安値拾いの買いも散見されます。まだ積極的に買いを考える状況では無いものの、欧州では新規の感染者が減少する兆しも出ており、韓国や中国では新規の感染者数は明らかに減少しています。空前の規模の経済対策や金融政策も、まずは新型コロナの感染を押さえ込まなければ効果は有りません。爆発的な感染を何とか押さえ込み、管理可能な程度の状態を維持しながら、ワクチンや治療薬の開発を待つ、それが出来れば経済も順次正常化を進める事が出来ると思います。新型コロナに関しては緩やかに感染させつつ、管理可能な状態で治療を進め、徐々に人々が抗体を持つようになって、経済も徐々に正常化を進める、ざっくりとですがそれが現実的最善な対応と言う感じがします。 日経平均をテクニカル面から見ると、依然下降トレンドは継続中、当面は3月に付けた安値水準16350円付近が下値支持帯として意識されます。仮に16350円付近を切れば、もう一段の下値が意識され、その場合の下値目処は2016年安値水準の14800円付近になります。しかし直近安値の16350円付近を切らずに踏ん張れば、再度上昇に転じて2万円台回復の可能性も出てきます。この先上下どちらに振れるかは、新型コロナの動向次第です、世界的に感染が鈍化すれば株価も上昇、一段と状況が悪化すれば株価も一段安、上下どちらに振れるかはまだ不透明な状況ですが、銘柄重視のスタンスで、感染収束後を見据え、行き過ぎた安値を段階的に買い下がると言う投資スタンスなら弱気になる必要は無いと思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 卸売業 3356 テリロジー 4/6終値341

 

買いゾーン①320台②300台③280台 

利食い目処600円前後 損切り250円割れ

 

依然感染収束時期が見えない新型コロナ情勢ですが、日経平均は乱高下を繰り返す不安定な値動きが続いているものの、個々の銘柄にはポジション解消売りも一巡し、底堅さが見られる銘柄も散見されます。同社株も2月末には1000円を超えていましたが、3月以降急落となって300円付近では下げ渋りの動きが続いています。同社はITセキュリティー関連製品を手掛けており、今後ニーズが拡大するテレワーク関連として見直し買いの動きも期待出来ます。又、企業内システムの構築や保守も手掛け、IPサーバーなど大容量データ装置への需要も、5Gの普及拡大を見据えて拡大しています。新型コロナによる業績への悪影響もIT系企業には比較的軽微と見られており、逆にテレワーク拡大によるセキュリティー需要発生など特需も期待出来る状況です。需給面でもポジション解消売りは一巡し、緊急事態宣言発動の後にはもう一段の下振れの可能性は残りますが、ここからの安値に対しては先を見据えて段階的に買い下がると言う対応で臨みたいと思います。

 

3356 テリロジー 月足チャート

テリロジー月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

※次回の提供日は4/15(水)です。

 

 

 

 

 

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