リアルタイムサービス(4月6日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は429円高の18249円で前場を終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に下落して反落。新型コロナの感染拡大が弱まる気配が無く、3月の米雇用統計で雇用者数が9年半ぶりに減少、米景気への懸念が強まり、幅広い銘柄が売られる展開に。

米3月雇用統計では、景気動向を映す非農業部門の雇用者数が前月比70万1000人減と、2010年9月以来の減少となりました。

外食や小売業の落ち込みが大きく、全体の減少幅は市場予想(約14万人減)を大きく上回り、失業率は4.4%と前月(3.5%)から大きく上昇。

しかし3月雇用統計も3月中旬までが基準で、その後失業者数は一段と拡大していますので、5月に発表される4月の雇用統計は更に大きく悪化する事が予想されます。

米国での新型コロナの感染は依然拡大中、したがって米経済指標に関してもこの先一段と悪化すると見ておく方が賢明です。

しかし一方では、既に発表されている経済対策に加えて新たなに追加で2兆ドル規模の経済対策発動が検討されています。先日決定した2兆ドルに加えて新たに2兆ドルの追加経済対策、合計で4兆ドル規模となると、株式市場でもさすがに売り込み過ぎるのは危険と言うムードは投機筋中心に強まるのではないかと思います。

又、長期投資家にとっても、空前の規模の経済対策発動は安値買いの動機付けになると思います。

米株式市場もまだ底打ちには至っていませんが、上限無しのような経済対策発動を考えると、行き過ぎた安値に対しては長期スタンスの投資に関しては一定の買い需要は出て来ると思います。

本日の日経平均は寄り付き直後から上昇に転じて一時18419円まで上げ幅を拡大、安倍首相が、今日にも緊急事態宣言を発令する方針を固めるとの報道が流れ、まずは買戻しが強まると言う展開に。

しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上昇は一服、まだ緊急事態宣言が発動されると言うだけで、国内での感染者の増加が止まる訳ではなく、緊急事態宣言と言う1つの懸念材料は一旦材料出尽くしになりますが、株式市場の本格反騰にはまだ幾つか超えなければならない壁が有ります。

まずは国内での感染が鈍化するのかどうか?ワクチンや治療薬の患者への投与はいつになるのか?

世界経済や日本経済の落ち込みがどの程度になるのか?極端に言えば、緊急事態宣言が発動されても、新型コロナの感染が鈍化する確証は無く、万が一感染の拡大が続くような展開になった場合、次に打ち出せる何か有効な対策は有るのか?

ざっくりと言って先を見据えれば行き過ぎた安値は買いで良いとの考えに変わりは有りませんが、今が底値圏との判断はもう少し見て行かなければ現時点では断言は出来ません。

引き続き日々の状況を見極めながら銘柄を厳選して少しずつ順次買い出動を進めて行くと言う対応が今はまだ最善だと思います。

次の買い出動銘柄に関しては本日の大引け情報の中で推奨したいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年9月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ページ上部へ戻る