リアルタイムサービス(4月3日前場情報)

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日経平均株価は54円高の17873円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して3日ぶりに反発。トランプ米大統領が主要産油国の減産を示唆して米原油先物相場が急上昇し投資家心理が改善。

トランプ米大統領がCNBCテレビやツイッターで「サウジアラビアとロシアが1000万バレルの減産で近く合意する」との見通しを示し、減産幅は1500万バレルに達する可能性も有ると発言し、原油先物相場の急反発が株式市場にも買戻しを呼び込む展開に。

前日には米シェール企業の破綻が有っただけに原油減産報道は米エネルギー企業にとっても追い風、原油相場の急騰を受け、石油のシェブロンやエクソンモービルが大幅高となり、米経済で比重が大きいエネルギー企業の資金繰り悪化への懸念が後退し、幅広い銘柄に買い戻しを誘いました。

又、直近2日間のNYダウの下げ幅は1400ドルほどでしたので、原油相場の急反発が自律反発へのキッカケになったと言う一面も有ると思います。

米経済指標では、2日朝に発表された週間の新規失業保険申請件数は過去最多だった前週の2倍となる664万人に膨らみました。

米国では一時解雇が急増しており、新規失業者の数も2週間で約1000万人、この先まだ増加しそうな状況ながら、既に政府が現金給付などの対策を打ち出している事も有って、昨夜の米国市場ではさほど悪材料視する動きは有りませんでした。

新型コロナの状況も、世界の感染者数は100万人を超え、米国は23万人以上となり、行動制限が長引き、経済への悪影響が深刻化するとの懸念は強いものの、欧州では新規の感染者の増加に鈍化の兆しも出ており、先行きに対するかすかな希望は見え始めています。

もう暫くは不安定に乱高下を繰り返す展開が続きそうな米国市場ですが、新型コロナに関しては近々最悪期は通過しそうな感じもします。

本日の日本市場も昨夜の米国株の反発を受けて買い先行で始まり日経平均は反発。しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。

今日は週末と言う事もあって、一段の上値を買うと言う動きは出難く、土日の国内の新型コロナ感染者増加への警戒も有りますので、後場も上値の重さは残りそうです。

しかしながら大局的に見れば、パニック的なリスク回避の売りと言う動きは一旦沈静化しており、軟調な展開は続いていますが、冷静さを持った軟調な展開です。

その背景には世界各国が空前の規模の対策を既に打ち出している事が有ります、しかし現時点では新型コロナの感染が収束しなければ、空前の規模の対策も力を発揮しないとの見方が根強く、言わば株式市場の本格反騰も新型コロナの感染収束の兆しを待ってからと言うムードです。

株式市場にも先々の本格反騰に備えて安値を拾う動きは有るものの、現時点では上値を買い上がるような動きは出難い、そのような状況です。

依然先行きへの不透明感は有りますが、新型コロナの最悪期を通過するのもそう遠くは無いと思います。

今日は週末ですので買い推奨は見送りますが、基本スタンスは行き過ぎた安値は買い下がりで対応すると言う事に変わりは有りません。来週は順次安値買い下がりスタンスで買い推奨をして行くつもりです。

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