リアルタイムサービス(3月27日後場情報)

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日経平均株価は724円高の19389円で終了。昨夜の米国株高に加えて今日は3月決算企業の配当・優待権利付き最終売買日と言う事もあって日本市場も買いが先行する展開で上昇。

昨日大きく下げている反動も有りますので需給面から見て今日の反発は想定内と言う結果ですが、問題は来週以降です。

この週末の土日に国内の感染者がどの程度増加するのか?特に東京でどの程度増加するのか?は、世界も注目しています。

欧米の状況も引き続き注視が必要です、中国でも再び感染者が確認されており、新型コロナの感染爆発には今の所収束の目処は見えません。

先々日本市場で本格化する国内主要企業の2020年3月期決算発表にも警戒が必要です。先日は丸紅が黒字予想から大幅赤字に業績を下方修正し、今日は石油元売大手のJXTGが原油価格の下落による在庫評価損の計上で赤字転落に下方修正をしています。

トヨタやホンダ等、自動車大手も生産が思うように出来ず、加えて自動車の販売も急減しています。

冷静に考えれば業績を下方修正するのは時間の問題です、それ以外にも多くの企業が業績下方修正に追い込まれる事は必至です。

問題はどの程度落ち込むのか?そして来期は回復が見込めるのか?日本企業の多くは、海外企業をM&Aで傘下に収めており、これらの企業の株価も当然急落しています。株価の急落による減損処理が多発すれば業績の一段の悪化も避けられません。

日経平均の値動きを少し振り返って見ると、4日前の3/24から株価は急反発に転じ、今日までに3/23終値16887円から19389円まで、約2500円ほど上昇しています。

米国を始めとする世界各国の政策発動が有り、日本では今日が3月決算企業の配当・優待権利付き最終売買日と言う事から季節的な買い需要が発生、加えて3月期末を意識したドレッシング買いの影響も多々有ったと思います。

そのような需給環境からこれまで売り込んで来た短期筋や投機筋も一旦買戻しを強めた結果、株式市場も上昇して来ましたが、来週以降は特殊な買い需要は無くなり、需給環境も一変します。

米国では新型コロナの感染者が爆発的に増加しており、既に中国・イタリアを抜いて感染者数では世界トップです。

日本でも東京で感染爆発の懸念が強まっており、新型コロナによる世界的な経済的悪影響を考えれば株価が上昇している現状は逆に注意が必要です。

ざっくりと言えば買い戻し需要を除けば株価が上昇する理由は有りません、直近の株価上昇に対してもそのような本質を見極めた上で冷静に対応して行かなければなりません。

来週はリバウンドがどこで一巡して再び下げに転じるか?そのような相場展開になると思います。

3/19に付けた日経平均の16358円はまだ底値とは断定は出来ません、安値を更新して一段安となる可能性も有り、まだ楽観は時期尚早です。

来週も引き続き新型コロナの情勢を睨みつつ、慎重な対応が求められる投資環境に大きな変化は有りません。

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