リアルタイムサービス(3月4日後場情報)

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日経平均株価は17円高の21100円で終了。FRBの緊急利下げ実施にも関わらず昨夜の米国株は材料出尽しの展開でNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。

本日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には20862円まで下げ幅を広げましたが、一時106円台に突っ込んだ円相場がその後107円台を回復し、さほど円高が進まなかった事から日経平均も下げ幅を縮めて小幅高で終了。

日経平均が下げ渋った最大の要因は日銀によるETF買いだと思いますが、賛否両論ある日銀のETF買いでは有りますが、パニック的な相場で買い手が不在の中では、株式市場の正常化を図る為には必要悪のようなものです。

今の所は日経平均の20800円付近が底堅い展開になっていますが、日経平均のPBR1倍水準が20800円付近です。

但し、2020年3月期の決算が一巡して、仮に多くの企業が赤字となればPBR1倍の水準も変わって来ますので、絶対的な数字では有りません。

又、投資家心理が悲観に傾き過ぎれば当然ながら一時的には日経平均も下げ過ぎると言う事も有りますので、一時的には大きく下回ると言う事も有り得ます。

日経平均のPBR1倍水準(20800円付近)と言うのも、あくまでも1つの参考程度であり、多少の行き過ぎは想定して対応する必要が有ります。

チャート上においては、昨年の8月には20100円付近の安値が有り、2018年の年末の急落では18948円の安値が有ります。

日経平均に関してはまだチャート上では明確な底打ちのシグナルは出ておらず、もう一段大きな下げが有るのか?無いのか?も、新型コロナの今後の動向次第と言う状況です。

最大のポイントは、米国内で新型コロナの感染が拡大するかどうかだと見ています。現時点では新型コロナの米国内の感染者数は100人程度ですが、現在経過観察中の人が多数居る事やCDCが全米での検査を拡大している事を考えると当面は増加基調が続きそうな状況です。

新型コロナの感染に関しては、検査数を増やすと軽症の感染者が多数見つかると言う傾向が有り、積極的に検査をすれば陽性患者が増加すると言うのが厄介なところです。

株式市場でも陽性患者が増加したと言うだけで悲観が強まる傾向が有り、それがたとえ軽症であっても投資家心理はマイナスに傾きます。

もう暫くは米国での新型コロナの動向を注意深く見守りながら引き続き慎重に対応して行く方が賢明です。

しかし過度に悲観的になる必要は無いとの考えに変わりは有りません、短期的にはもう一段大きく株式市場が下落する展開は一応想定して対応して行く必要は有ると思いますが、そのような行き過ぎた安値が有れば買いチャンスとの考えも変わりは有りません。

ざっくりと言えば、もう一段大きく下がる可能性が有るからまだ買い出動は慎重にと言う事です。

新型コロナの状況が好転してもう安値は無いとなればその時点で強気に転じて買い出動をすれば良いだけの事です。

現実にはそのような事が有る日突然に起きる可能性はゼロですので、日々の状況を見ながらじっくりと対応して行けば、底打ちの確認も、安値圏での買い出動も問題なく出来ると思います。

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