リアルタイムサービス(2月12日後場情報)

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日経平均株価は175円高の23861円で終了。日経平均は反発となりましたが、ソフトバンクG1銘柄で日経平均を133円押し上げるなど中身を見るとさほど強い展開では有りません。

中国内で猛威を振るっている新型コロナが、2月中に感染のピークを迎えて4月頃には終息する可能性が報じられ、株式市場も過度な警戒が後退。

しかし1つの可能性で有り、当初の見通しも何度か後ずれしていますので、安易に鵜呑みには出来ません。

又、現実を見ても、中国企業の正常な経済活動は未だ出来ておらず、部品や製品供給が滞る事で連鎖的な製造中止も警戒される状況です。

韓国や日本の自動車メーカー、中国とのつながりが深いドイツなどの欧州メーカーにも今後悪影響が広がる事も予想され、中国の主要サプライヤーの生産が本格的に回復するまでは企業業績に与える悪影響も不透明感が付きまといます。

当初は10日から中国の主要サプライヤーの生産を開始する予定でしたが、今日12日の時点でも多くの企業が正常には程遠い状況が続いています。

日本企業の中国工場も一応17日から再開予定では有りますが、依然新型コロナが従業員の職場復帰を妨げている状況に有り、再度先送りとなる可能性は十分に有り得ます。

ざっくりと言って、安心して投資が出来るようになる為には中国経済の正常化は不可欠です。

中国経済が正常化するまでにあとどのくらいかかるのか?中国内の多くの日本企業は来週初の17日から操業再開を予定している企業が多いものの、予定通りに行くのかどうか?現時点では大いに不透明感有りと言う状況です。

株式市場の動向も、中国経済の正常化が見えて来るまでは日々出て来る材料に一喜一憂しながら上下に振れると言う展開になると思います。

今後のポイントとしては米国企業への悪影響が表面化するかどうかだと思います。この先、中国企業の再開の遅れが米国企業に生産の一時停止などをもたらすようになれば米国株も一時的には大きく下げるかもしれません。

今は堅調な経済を背景に米国株も底堅く推移していますが、若干楽観的と思えるような状況でも有り、もう暫くは慎重な対応が求められます。

米国企業も多くが中国生産に進出しており、生産停止リスクはそこそこ有ると思います。

世界の企業活動において、中国リスクが浮上して来るかどうかは、この先いつ頃中国経済が正常化するかにかかっています。

来週中に大半の中国内の企業が生産を再開出来れば特段大きな問題にはならないと思いますが、更にずれ込むようだとかなり大きな悪影響が出て来ると思います。

最善のケースなら大きな問題は無し、しかし最悪のケースならもう一度株式市場も大きな下げに見舞われる事になると思います。

但しその下げ局面は絶好の安値買いの好機です、どうなるかはまだ見通す事が出来ませんが、下振れの可能性が残る限り、無用なリスクを取る必要はなく、安値買いのチャンスを待ち続けると言うスタンスが良いと思います。そうしていれば状況が好転した場合でも直ぐに対応する事は出来ます。

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