リアルタイムサービス(2月7日前場情報)

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日経平均株価は18円安の23855円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数、S&P500の主要3指数が揃って上昇して全てが過去最高値を更新する展開に。

好調な米経済指標に加えて中国が14日から750億ドル相当の米国製品への関税率を半分に引き下げると発表。

この事自体は、米中貿易協議の「第1段階」の合意に沿った措置で、特に目新しさは有りませんが、合意が確実に実行に移された事で今後も米中交渉が進展するとの観測が広がり、株式市場も好感。

又、米中貿易協議の「第1段階」の合意内容に関しても、新型肺炎の感染拡大を受けて、米国製品の輸入を増やすと言う合意に関しては配慮する姿勢を米商務省が見せており、米国の柔軟な対応も株式市場には安心感をもたらす要因です。

加えて、引き続き新型肺炎を巡る事態が今後悪化したとしても、中国だけでなく世界の中央銀行による一段の金融緩和や各国の景気対策発動が世界経済を下支えするとの見方も有り、潜在的な政策対応への期待も株式市場に安心感をもたらしています。

大局的に見れば新型肺炎を巡る情勢もまだ改善は見られないものの、中国以外では重症化する患者が居ない事や効果が見られる薬が幾つか浮上している事も有り、感染拡大による恐怖と言う面では最悪期は過ぎたと言う感じはします。

新型肺炎に対する過度な警戒はややピークを過ぎ、今後は経済的な悪影響がどの程度出て来るのか?実体経済面でのマイナスを見極めながら株式市場も推移して行きそうです。

中国の主要サプライヤーも10日から操業を再開すると報じられていますが、ホンダやトヨタなど日本の自動車メーカーは10日の操業再開は難しいとの判断から再延期を検討しています。

新型肺炎騒動も病気に対する恐怖から実体経済への悪影響を警戒する局面へと変化しつつ有るのが今の状況です。

米国市場の強さは日本市場にとっても安心感に繋がりますが、中国との経済的つながりが大きい日本企業にとっては、業績面での警戒が続く限り安心は出来ません。

米国市場の強さは日経平均の下支え要因になりますが、日本企業の業績懸念は株価の上値の重石になる、そのような感じです。

昨日は大きく上昇した日経平均ですが、今日は上昇も一服して小幅に反落、週末と言う事や直近大きく上昇していますので、今日は目先の利食いが強まる展開も想定内です。

もう暫くは日々出て来る材料や米国株動向次第で日経平均も上下に振れると言う展開が続くと思います。

上下に振れながら日々出て来る材料を織り込み、次第に落ち着き所を探ると言う感じの展開になると思いますので、もう暫くは慎重なスタンスを続けると言う対応が良いと思います。

引き続き買い出動を考えるのは急落場面が有った時だけで良いと思います、それ以外は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。まだ先行きが見えない状況では無用なリスクを取る必要は無いと思います。

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