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出島テクニカルワールド(1月30日推奨銘柄 )
- 2020/1/30
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
1/30(木)日経平均株価は▼401円の22977円で終了。昨夜の米国市場は小幅高で終わり特段の売り材料では無いものの、昨日引け後に発表された半導体製造装置大手のスクリーンが業績下方修正を発表した事で、景気敏感株全般への業績回復期待が後退、幅広い銘柄に売りが広がると言う展開になりました。加えて新型肺炎の感染拡大も嫌気され、WHOが今夜緊急会合を開く事になった事で、「緊急事態」宣言が出されるのでは?との警戒も売り材料に。当面は新型肺炎による世界経済減速を織り込む展開が想定され、日経平均も22500円~22000円のゾーンが意識されそうですが、総悲観による行き過ぎた安値が有れば、強気対応ならリバウンド狙いの安値買いを考え、安全重視の対応なら新型肺炎の状況が落ち着くまでは売買見送りが最善と言う感じです。
【銘柄情報】【本日終値434円】
(JQ)ジャパンシステム(9758) 情報通信 100株
同社は米HP系の中堅SI会社、NTTデータ二次請け開発と自治体支援ソフトが柱。工場監視IoT、RPA(業務自動化)ソフト、乳がん検診読影ソフトなどを手掛け、認証セキュリティーソフトにも強みを持っています。自治体向けソフトやサービスも手掛けている事から政府が導入予定のマイナンバーカード取得者を対象に国費でポイントを上乗せする「マイナポイント」関連銘柄の一面も有ります。11/13引け後には2019年12月期の第3四半期決算を発表、前年同期比で大幅増益となり足元の業績も好調に推移、通期業績の上方修正期待も高まります。同社株価も上昇基調が続き1/23には522円まで上昇、その後は新型肺炎への警戒が強まり同社株も急落する展開になっていますが、同社事業には、景気動向や新型肺炎も本質的には関係性は薄く、株式市場の悲観ムードが落ち着けば株価も反発する展開が期待出来ますので、ここからの一段安には突っ込み買いを狙いたい銘柄です。当面の下値支持帯は400円~380円のゾーンになりますのでまずは400円台で1回目の買いを狙い、仮に380円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面は480円付近が上値目処になりますので利食い目処は480円接近時、但し360円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。今日は多くの銘柄でポジション解消売りが強まりましたが、必要以上に下げればその先には反発局面が訪れます。ここからの下げには突っ込み買いを狙い、反発局面で利食いを狙うと言う対応が良いと思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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米HP系会社の中堅SI。NTTデータ2次請け開発と自治体支援ソフトが柱。独自営業強化中。2次請けSIは金融案件収束だが、工場監視IoTが受注好調。乳がん検診読影ソフト伸びる。自治体向けは特需剥落の公会計ソフトに改元需要、RPA(業務自動化)ソフトも下期寄与へ。オフィスとデータセンターの集約費消え利益反発。 |

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