出世株発掘ドリーム・レポート(2020年1月24日推奨 )

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日経平均株価1/24終値23,827

日経平均0124

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

中国で発生した新型のコロナウイルスによる肺炎が、日々感染者数が増加しており、死者も絶対数としては少ないですが日々増加、人から人への感染も確認された事から警戒が強まると言う展開に。人の移動や物流が止まると言う事になればある程度の経済的悪影響も出て来ますので米中第1段階の貿易合意によって中国経済回復期待が高まっていただけに、あらためて中国経済減速への懸念が高まると言う状況です。今週末から中国では春節休暇が始まります、多くの中国人が海外旅行をしたり、中国国内を移動したりしますので、新型肺炎の拡大が一段と警戒される状況ですが、既に中国政府は新型肺炎の発生地とされている武漢を中心に周辺都市も含めて人の移動や交通を遮断するなど新型肺炎の封じ込めに動いています。新型肺炎に関しては、楽観は出来ないものの現時点ではさほど感染力は強くなく、致死率も低い事を考えると過度な悲観も過剰反応と言う感じがします。直近の株式市場の停滞も、売りの主体は利益確定売りです、世界的に株式市場は高値圏に上昇していましたので、新型肺炎の広がりも一旦利益確定売りを出す材料になった感じです。

大局的な見方からすれば、日経平均が安定的に24000円台を維持するには、今後本格化する国内企業の四半期決算の内容を確認しなければならず、決算発表本格化を前に新型肺炎の警戒材料が出て来た事で保有する銘柄の利食いを一旦しておきたいと言う投資家心理が強まっただけの事です。そして国内企業の四半期決算を有る程度確認し、想定通りに回復基調に有る事が確認されれば、日経平均も安定的に24000円台を維持するような動きになると思います。更に言えば、日経平均が堅調に推移しても物色の中心は銘柄重視の個別物色だと思います。好決算銘柄への買いや成長期待の強いテーマ株など、日経平均を意識した売買よりも個々の銘柄を重視した売買が当面は主流になると思います。もう暫くは株式市場もリスク回避の売りに押される展開が続きそうですが、新型肺炎もいずれ収束に向かいます、そして先を見据えるなら銘柄重視のスタンスで安値は拾うと言う発想が先々利益に繋がる事になると思います。

21日から米議会上院でトランプ大統領の弾劾裁判が実質的に始まりましたが、上院では共和党が過半数を占めており、有罪となる可能性は低く、さほど警戒する必要は無いと思います。米中貿易戦争も一旦休戦となり、米国とフランスのデジタル課税を巡る対立も年内は一時休戦となりました。米大統領選挙を年末に控えてトランプ大統領も経済面で悪影響が有りそうな対立を一旦緩和する方向で動いている事は株式市場にとっても追い風になりそうです。 実体経済面においては、アップルが「半導体メーカーにアイフォン向けの増産を要請した」と伝わり、半導体株が買われる展開に。台湾の半導体受託生産世界最大手のTSMCが売上見通しを大幅に引き上げ、インテルも半導体市況の先行きに強気の見方を示すなど、世界経済の先行きに明るい見通しも強まっています。今年は5Gの商用化が世界的に本格化し、AIやIoT、自動運転の拡大など、データ量の飛躍的な拡大からデータセンター向け半導体需要が大きく伸びると見られています。それに伴って当然サイバーセキュリティー需要も増加します。これらの市場拡大が期待出来るセクターに属する銘柄に関しては、基本的に強気スタンスで対応して行きたいと思います。

新型肺炎騒動が落ち着くまでは、もう暫くは日経平均も上げ下げを繰り返すと言う展開が想定されますが、国内主要企業の決算発表が有る程度進むと同時にじり高基調に転じるのではないかと思います。国内主要企業の業績に関しては、この先本格化する第3四半期は多くの企業が前年同期比で減益見通しに有ります。しかし減益見通しを発表した9月中間決算時には、8月に円相場が105円台まで円高が進んでいた事から多くの企業では想定為替レートを106円程度の水準においていた企業が多く、今は110円付近です。単純に見ても、9月以降に進んだ円安は多くの主要企業にとっては利益の押し上げ要因になります。2020年3月期本決算まで後2ヶ月程度です、円相場の現在のトレンドは円安基調に有り、大きな流れとしては3月末までにはもう一段の円安が期待出来る状況です。そのような円相場の状況を考えると、今後本格化して行く国内主要企業の四半期決算発表も、多くの企業が想定よりも良い決算になると言う期待も持てます。当然全ての企業がそうなると言う事では有りませんが、円安効果によって、相対的に業績見通しを引き上げると言う企業が多くなるのではないかと見ています。四半期決算発表本格化の前には一旦様子見が強まるのが株式市場のいつもの習性です、そして決算発表の通過と共に買い安心感が強まり上昇に転じる、ざっくりと言えば今回もそのような展開になって行くと思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 卸売業 7567 栄電子 1/24終値585

 

買いゾーン①時価②540円前後③500円前後 

利食い目処1000円前後 損切り400円割れ

 

同社は産業機器・民生機器向け電子部品商社で半導体製造装置用の電子部品が主力、スイッチング電源やコネクターなどに強みを持ち、デジタル家電の普及拡大や人工知能関連、IoT関連の需要拡大も追い風、半導体市況も世界的に回復基調を強めており、先々収益増加に転じる事業環境になりつつ有ります。業績動向は、販売先の設備投資先送りの影響で2020年3月期は減収減益になる見通しですが、米中貿易戦争の一時休戦や世界的な半導体市況の回復を考えると業績は今が底、先々回復に転じる可能性が大。テクニカル面でも、昨年10月に1060円まで急騰した後の調整局面もほぼ終了、同社1株純資産558円、来期業績回復期待を考えれば、ここからの安値には押し目買い狙いで対応したい銘柄です。

 

7567 栄電子 月足チャート

栄電子月足MS

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は2/5(水)です。

 

 

 

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