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リアルタイムサービス(1月21日前場情報)
- 2020/1/21
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日経平均株価は180円安の23902円で前場を終了。昨夜の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場、今日の日本市場も手掛かり材料不足の中で小幅安で始まり10時ごろまでは膠着した展開が続きました。
しかし10時過ぎから円高が進み日経平均も先物主導で売りが強まり下げ幅を拡大、薄商いの中を短期筋主導の先物売りで下げ幅を広げると言う展開に。
海外勢の参戦が少なく、一部の投資家の先物売買で下に振れたと言う感じの展開ですが、何か悪材料が有った訳ではなく、過度に警戒する必要は無いと思います。
敢えて円高株安要因を上げるとすれば、米長期金利が低下している事からドル売りが強まった事。
更に言えば中国で発生した新型のコロナウイルスによる肺炎がアジア全域に広がりつつ有ると言う事ぐらいです。
しかし米長期金利の低下は米経済にはプラス要因となり米株式市場にとっても金利の低下は株高要因になります。
新型のコロナウイルスによる肺炎も現時点では世界経済への悪影響が懸念されるような状況では有りません。
日経平均は昨日終値ベースで昨年来高値を更新しており、買い手掛かり材料が無い中で、今日は上が無いなら下へと言う判断で一部の投資家が一旦利食いに動いたと言う感じです。
しかしながら25日移動平均線は23770円付近に位置しており、現株価水準からはまだ十分に余裕が有りますので、今日の下げも上昇トレンド継続中の中での適度な調整安です。
薄商いの時には一部投資家の売買によって上下に多少大きく振れる事も有りますが、大きな流れを変えるまでには至りません。あくまでも一時的な振れであり、特に気にする必要は無いと思います。
今日は日経平均は下振れしていますが、主に悪影響を受けているのは主力系の銘柄です。
中小型株やテーマ株などには悪影響も限定的で、ざっくりと言えば先物主導の売買で日経平均も下振れしているだけと言う状況。
全体よりも個を重視と言う投資スタンスを続けていれば今日のような一時的な下振れ場面でも慌てる事は有りません。
逆に狙う銘柄が下げていれば安値買いを考えたい所ですが、狙う銘柄の多くは今日は下げてはおらず、日経平均が下げていても、狙う銘柄が下げていなければ買い出動を考える必要は無いと思います。
投資スタンスとしては、引き続き日経平均の目先の値動きに一喜一憂しないで、保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば買いを考えると言う対応で良いと思います。
今日は保有銘柄のプロパスト(前場終値237円)が一時241円まで上昇して推奨時利食い目処とした250円に接近しています。株式市場の先行きに特に懸念は有りませんが、手堅く取れる利益は小刻みに取ると言う対応が最善、プロパストは後場に利食いを実行してポジションを解消したいと思います。