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リアルタイムサービス(1月8日前場情報)
- 2020/1/8
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日経平均株価は461円安の23114円で前場を終了。昨夜の米国市場は、NYダウは119ドル安、ナスダック指数は2P安とイラン情勢を警戒する動きも限定的でしたが、本日イランがイラクに有る米軍施設への地対地ミサイル攻撃を実施したとの報道を受けて本日の日経平均は再び大きく下落。
日経平均は昨日大きく反発していた事や今週末にはSQも控えていますので、新たな悪材料が出れば再度リスク回避の売りが強まる展開も致し方有りません。
円相場も一時107円台へと円高が進み、イラン情勢の不透明感も継続している状況では今日の下げも有る意味では妥当では有りますが、イランによる部分的な攻撃に関しては想定内の事です。
米・イラン情勢に関しては、部分的な衝突は有れども全面戦争には発展しないと言うのが基本的なシナリオです。
更に言えば、イラン情勢で警戒すべきは原油相場の上昇ですが、今の所は原油相場の上昇も限定的で、世界経済に大きな悪影響を与えるような状況では有りません。
昨年にサウジアラビアの原油生産施設が攻撃されて、一時原油相場も急上昇しましたが、その後早期の復旧が可能とのサウジの発表を受けて原油相場も落ち着きました。
又、有事にはサウジや米国の原油増産と言う手段も有り、イラン情勢も軍事基地への攻撃程度であれば原油相場への影響もさほど有りません。
ざっくりと結論を言えば、もう一段の下落は想定した上で、数回に分けて買い下がると言う対応を考える局面になると思います。
まずは昨年末に正月休みを控えてポジション縮小の観点から利食いを実行した5816オーナンバ(前場終値448円)の買を実行したいと思います。
この先400円付近までの下落は一応想定した上で、前場終値付近で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば420円台、400円台と買い下がり、反発局面が来るのを待ちたいと思います。
利食い目処は500円接近時、但し350円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
次に顔認証セキュリティー関連銘柄となる4814ネクストウェア(前場終値267円)の買いを実行したいと思います。
既に空港やイベント会場などでは顔認証システムが導入されており、地下鉄やオリンピック会場での導入も予定され、今後株式市場でも注目が高まって行くと思われます。
安値を仕込み吹き上げを待つ、そのようなスタンスでまずは前場終値付近で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば240円台、220円台と買い下がりで対応したいと思います。
利食い目処は300円接近時、但し190円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
最後に国土強靭化関連として3423エスイー(前場終値342円)の買いを実行したいと思います。防災、減災関連の公共事業は既に決定しており、イラン情勢も基本的には関係が有りません。
全体安に連れ安している安値は買い有利、前場終値付近で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば320円台、300円台と買い下がりで対応したいと思います。
利食い目処は400円接近時、但し280円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。