週トレ短期売買(12月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/27(金)日経平均株価は▼87円の23837円で終了。クリスマスの休場明けとなる昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、米中貿易協議を巡り、両国から調印に前向きは発表が有った事が好感されると言う展開に。中国外務省の報道官が米中貿易協議の調印やその後の事務手続きについて米国と密接に連絡を取っていると発言。トランプ大統領も調印式を1月に行うと記者団に発言、加えて11月の中国による米国産農産物の輸入が10月に比べて2倍に増加した事も明らかになり、米中協議の進展を裏付けているとの見方が強まりました。更にアマゾンが年末商戦は過去最高だったと発表し、米個人消費は好調との見方も株式市場への追い風に。米中貿易協議の進展に加えて好調な米経済を背景に過熱感も意識される状況ながら米国株の上昇が止まらないと言う展開が続いています。

NYダウは適度に反落する場面も有りましたが上昇基調は継続中、ナスダック指数に関しては11連騰で10年5ヶ月ぶりの連続上昇記録を達成。正月休みを控えて上値の重さを感じる日経平均と比べると強さが際立つ米国市場です。その日経平均ですが、昨日は久し振りに3桁の上昇となったものの、今日は昨日の勢いは続かず小幅に反落。昨夜の米国株高を受けて買い先行で小高く始まりましたが、買いは続かず目先の利食いに押されて小幅マイナス圏に。ざっくりと言えば上値を買い上がるムードは乏しいものの、下値を売り込むようなムードは更に乏しく、多くの投資家の心理としては既に正月休み入りと言う感じです。昨日の上昇で勢いが付いて大納会に向けて一段高の期待も有りましたが、今日の値動きを見る限りそのような展開は期待薄。今日は週末で、週明けの30日が大納会で今年最後の営業日です、日経平均も大きな変動はなく、このまま膠着した展開で今年を終わるのではないかと思います。米国株に比べて日経平均の上値の重さの原因に、2020年春に施行される改正外為法の影響があるのでは?との見方も有ります。改正外為法は、安全保障上重要な日本企業の株式を外国人投資家が保有する際に、必要な事前届出の基準を持ち株比率で10%以上から1%以上に厳格化するものです。一定の条件を満たせば免除規定が適用されるものの、運用面において現時点では不透明感も有り、海外勢の日本株買い増しの見送り要因になっているとの見方が有ります。改正外為法の標的は中国と言うのが暗黙の了解ですが、日本としてはそれを名指しする事は出来ず、一定の基準で運用すれば、日本株の上顧客であるノルウェイ政府年金基金やシンガポール政府投資公社などが該当します。しかし結論を言えば、届出をすれば済む事です、純粋な投資であれば特に弊害は無く、改正外為法が日経平均の上値の重さに繋がっていると言う見方も気にする事は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

年内もあと1営業日を残すのみ、大納会に一段高で年初来高値を更新して終わると言う可能性はゼロでは有りませんが、今日の反落を見る限りでは直近高値更新も1月相場に先送りと言う感じです。しかし個別物色意欲旺盛な状況は継続中、日経平均の上値は重いものの、内容的には強含みの相場は続いています。

 

 

【週明けの見通し】

今年も30日の大納会を残すのみ、上値は重いものの下値は底堅く、30日も日経平均は小動きで個別物色中心の展開無いなりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

昨日は142円高と上昇して今日は一段高を期待するムードも有りましたが、正月休みを控えて期待も空振り、反落して安値引けで終ると言う展開に。しかし今日は12月決算企業の配当落ち分が40円ほど有りますので実質的には40円安程度で小幅安です。年内も残す所あと1営業日です、30日の大納会が最後の売買日で、今日の値動きを見る限り大納会も膠着した展開で終わるのではないかと思います。しかし日経平均は膠着した展開でも新興市場など中小型株の個別物色意欲は依然旺盛、先高期待が支配する相場の地合いに変わりは無く、1月の新年相場には大いに期待出来ると思います。保有銘柄に関しても30日に一段高になれば利食いすれば良いと思いますが、そうでなければそのまま保有継続で対応して良いと思います。今年の正月休み中の海外情勢に関してはさほど警戒するような要因は無く、過度にリスク管理を意識する必要も無いと思います。米中貿易協議の第1段階の部分合意も1月早々にも合意文章への署名がなされると思います。その後の第2段階の協議開始に関しても、直ぐに対立が激化するような事も考えられず、本格的な協議も実質的には米大統領選挙の後になるのではないかと思います。米中協議に関しては、合意が出来そうな分野から順次合意を進め、合意が難航しそうな分野は先送り、来年はそのような感じになると思います。米大統領選挙に関しては、3月に民主党候補が決まりますが、サンダース氏やウォーレン氏が民主党の候補になった場合、株式市場は一時的に急落する可能性が有るとされています。巨大IT企業の分割や富裕層への増税、国民皆保険制度の導入など、企業や株式市場にとっては逆風になる政策を掲げている事から株式市場も警戒しています。

しかし民主党の候補になったとしても、大統領選挙に負ければ政策は実現せず、現時点では過度に警戒する必要は有りません。しかし3月が近づけば、民主党の候補が誰になるのか?注意深く見て行く必要は有ります。2020年の最大の注目点はやはり米大統領選挙の行方です、そして米中貿易協議も引き続き注視して行く必要が有ります。又、今は落ち着いていても、ある日突然に浮上して来るような警戒要因も有ります、英国とEUを巡る情勢や、中東情勢、北朝鮮情勢なども不透明感は有ります。米中情勢に関しても今は一旦休戦と言う流れに有りますが、米大統領選挙の動向次第では再びトランプ大統領の中国叩きが強まるかもしれません。そう言う意味では今は安定している情勢も、いつ急変するかはわかりません。常に好悪両方の展開を視野に入れて、常にリスク少なく利益を狙うと言う発想を持って対応して行けば最終的には最善の結果が得られると思います。来年もその様な発想で対応するなら何も心配はいりません、どのような相場においても手堅い対応を続ける事が長く株式投資で利益を積み上げて行く最善の方法です。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年2月
« 1月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
242526272829  
ページ上部へ戻る