リアルタイムサービス(12月27日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は2円安の23921円で前場を終了。クリスマスの休場明けとなる昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、米中貿易協議を巡り、両国から調印に前向きは発表が有った事が好感されると言う展開に。

中国外務省の報道官が米中貿易協議の調印やその後の事務手続きについて米国と密接に連絡を取っていると発言。

トランプ大統領も調印式を1月に行うと記者団に発言、加えて11月の中国による米国産農産物の輸入が10月に比べて2倍に増加した事も明らかになり、米中協議の進展を裏付けているとの見方が強まりました。

更にアマゾンが年末商戦は過去最高だったと発表し、米個人消費は好調との見方も株式市場への追い風に。

米中貿易協議の進展に加えて好調な米経済を背景に過熱感も意識される状況ながら米国株の上昇が止まらないと言う展開が続いています。

NYダウは適度に反落する場面も有りましたが上昇基調は継続中、ナスダック指数に関しては11連騰で10年5ヶ月ぶりの連続上昇記録を達成。

正月休みを控えて上値の重さを感じる日経平均と比べると強さが際立つ米国市場です。

その日経平均ですが、昨日は久し振りに3桁の上昇となったものの、今日は昨日の勢いは続かず小幅に反落。

昨夜の米国株高を受けて買い先行で小高く始まりましたが、買いは続かず目先の利食いに押されて小幅マイナス圏に。

ざっくりと言えば上値を買い上がるムードは乏しいものの、下値を売り込むようなムードは更に乏しく、多くの投資家の心理としては既に正月休み入りと言う感じです。

昨日の上昇で勢いが付いて大納会に向けて一段高の期待も有りましたが、今日の値動きを見る限りそのような展開は期待薄。

今日は週末で、週明けの30日が大納会で今年最後の営業日です、日経平均も大きな変動はなく、このまま膠着した展開で今年を終わるのではないかと思います。

米国株に比べて日経平均の上値の重さの原因に、2020年春に施行される改正外為法の影響があるのでは?との見方も有ります。

改正外為法は、安全保障上重要な日本企業の株式を外国人投資家が保有する際に、必要な事前届出の基準を持ち株比率で10%以上から1%以上に厳格化するものです。

一定の条件を満たせば免除規定が適用されるものの、運用面において現時点では不透明感も有り、海外勢の日本株買い増しの見送り要因になっているとの見方が有ります。

改正外為法の標的は中国と言うのが暗黙の了解ですが、日本としてはそれを名指しする事は出来ず、一定の基準で運用すれば、日本株の上顧客であるノルウェイ政府年金基金やシンガポール政府投資公社などが該当します。

しかし結論を言えば、届出をすれば済む事です、純粋な投資であれば特に弊害は無く、改正外為法が日経平均の上値の重さに繋がっていると言う見方も気にする事は無いと思います。

今日は特にする事は有りませんので後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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