週トレ短期売買(12月16日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/16(月)日経平均株価は▼70円の23952円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇したものの上げ幅は小幅に終りました。米中貿易協議の第1段階の合意に達したとの報道、発表は有ったものの、米中それぞれに発表内容にややずれが有り、合意文章への署名は1月との発表でしたが、正式な合意に至るまでにはいくつかの分野で修正が必要との発表も有りました。この週末に出て来た報道などを見てみると、大筋では米中共に合意を模索はしていますが、合意文章の作成では見解の違いが有り、いくつかの分野では修正が必要、ざっくりと言えば正式にはまだ合意には至っていないと言う事です。

又既に発動済みの対中制裁関税に関しても、全ての撤廃を望む中国に対して、12/15発動予定の制裁関税は見送り、それ以前の関税に関しては一部税率を半減させると言う内容で、対立初期に発動した関税はそのまま残ると言うものになっています。簡潔に言えば仮に第1段階の合意に達しても2500億ドル規模の中国製品には25%の関税がかかり、1200億ドル規模の中国製品には7,5%の関税がかかると言う事になります。本当にこの内容で中国は合意出来るのか?現時点ではやや不透明感は否めません。引き続き米中情勢の動向を見極める必要が有ると言うムードから先週末の米国株も小幅高に。一旦歩み寄りを見せている事は期待材料ながら、株式市場が期待する既に発動している関税の撤廃には程遠い内容ですので、過度な楽観は禁物です。12/15に発動される予定だった制裁関税が見送りとなった事は安心材料ですが、1月とされている米中合意文章への署名が終り、正式に第1段階の合意が実現するまでは引き続き慎重なスタンスは維持する方が良いと言う感じです。先週末は米中合意報道を受けて大きく上昇した日経平均でしたが、今日は先に述べたような理由から上昇も一服、小幅に反落する展開になっています。反動安で大きく反落する展開になっていないのはやはり合意への期待が有るからだと思います。しかし日経平均の今後の動向も今後の米中情勢次第ですので、この先米中情勢に関するネガティブ報道などが出て来れば先週末の上昇とは逆のような下振れの動きも有り得ます。米中貿易協議の第1段階の合意に関しては、現時点ではまだ合意には至っていないとの見方が賢明、しかしながらこれまでと比べれば限りなく合意は近いと言う事もまた事実だと思います。そう言う意味では米中対立の激化は一旦緩和し、これまでよりは一段階相場環境が良くなったと言う事も事実です。依然不透明感は残ると言う状況ですが、投資スタンスとしては、引き続き銘柄重視、下がり難く上昇の可能性を持つ銘柄を厳選して買って行くスタンスで有れば何も問題は有りません。引き続き相場状況を見極めながら随時買いを考えて行きたいと思いますが、今は買いを急ぐ必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議の第1段階の合意は発表されたものの、米中の発表にはややずれも有り正式に合意文章に署名されるまでは慎重な対応が求められます。しかし仮に正式合意に至っても、一旦好材料出尽くしと言う一面も有りますので過度な楽観は禁物です。更に言えば、次は第2段階の協議が始まります、第1段階に比べればかなりハードルが上がりますので、再び米中がぶつかると言う展開は十分に想定されます。相場環境は一段好転したものの、先行きはまだまだ紆余曲折有るとの見方が妥当だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中合意報道も正式な合意文章への署名を確認するまでは楽観は出来ません、先週末の大幅高で米中合意も一旦好材料は織り込み完了、この先は今後の米中情勢次第、引き続き米中情勢次第で上下に振れる投資環境に大きな変化は無いと思います。特段の手掛かり材料が無ければ明日も膠着した展開に、物色は個別物色中心の展開が予想されます。

 

 

【投資アドバイス】

米中協議の第1段階の合意報道を受けて先週末は大きく上昇した日経平均でしたが今日は小幅に反落、好材料も一旦出尽くしと言う展開に。米中第1段階の合意の内容を見ると、幾つか不透明な要因も有り、現時点では先々合意文章に署名をして正式な合意に至るまでは楽観は出来ずと言う感じです。今回の合意には中国側の交渉担当者である劉鶴副首相は同席していないと言う報道も有ります。この事が何を意味しているのかは定かでは有りませんが、米中が共に納得した上での合意では無いと言う事は確かだと思います。米国側が一方的に合意内容を発表し、中国側の発表では若干認識の違いも見られます、内容的には米国の要求をほぼ受け入れた中国と言う感じですが、本当に中国の国内で受け入れられるのか?やや心配も有ります。仮に中国内で今回の合意内容に反発が強ければ、正式合意には至らず、再び対立が激化すると言う事にもなりかねません。今後の動向を見守って行くしか有りませんが、来年の1月とされている合意文章への署名が終るまでは引き続き慎重なスタンスは維持しながら対応するのが賢明です。弱気と言う訳では有りませんが、現状では米中合意報道も言葉だけのものです、正式な合意文章への署名は無く、米中発表の内容にも違いが見られます。慎重なスタンスを維持しつつ、しかし投資スタンスは買いで攻める、そのような感じです。狙う銘柄としてはこれまでと同じように下がり難く上昇する可能性を持つ銘柄で、好業績、テーマ性を持つ中小型株を中心に考える方が良いと思います。簡潔に言えばこれまで続けて来た対応をこの先を続ける事が最善の対応になります、買いを急ぐ必要は無く、じっくりと見極めながら随時買い出動を進めて行けば良いと思います。株式市場ではクリスマスラリーや年末高への期待も高まっていますが、米中情勢の不透明感を考えると安易な楽観論には慎重な姿勢が良いと思います。ざっくりと言えば、年末に向けての展開としては、日経平均は上げ下げを繰り返す展開を想定した上で、投資に関しては銘柄重視と言うスタンスが最善。引き続き米中情勢に一喜一憂する展開が続くと思います、しかしながら米中情勢に悪影響を受けないような銘柄は上昇が期待出来る、簡潔に言えばそのような感じです。全体よりも個を重視、そのような発想で対応していれば、日経平均が多少下振れするような場面が有ったとしても気にする必要は有りません。

現在保有している銘柄もそのまま保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います、明日以降日々の状況を見極めながらチャンスが有れば随時買い出動を考えますが、買いを急がず、じっくりと個々の銘柄の値動きを見極めながら判断して行けば良いと思います。

 

 

 

 

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