週トレ短期売買(12月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/4(水)日経平均株価は▼244円の23135円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に続落で大きく下落。トランプ大統領が米中協議に付いて、期限を設けず、大統領選挙後まで待つと言う考えも有ると述べ、早期の合意期待が後退し、米株式市場も売りが強まると言う展開に。ブラジル、アルゼンチン、フランス、EUに対しても追加関税の発動を示唆し、北朝鮮に対しても軍事攻撃の可能性を述べるなど、トランプ発言にネガティブに反応する展開に。米中協議に関しては今月の15日がまだ関税を課していない製品への関税発動の期限です、仮に15日に追加関税が発動されると、中国から米国に輸入される全ての製品が追加関税の対象になります。そうなれば中国経済の一段の悪化は避けられず、当然ながら米国にも少なからず悪影響は出て来ます。第1段階の部分合意を巡る交渉の最終局面を迎えていると言う状況を考えれば、トランプ大統領の発言も中国への譲歩を迫るものだと思いますが、米下院では香港人権法に続いてウイグル人権法が可決され、再び中国を刺激するような動きも出ています。第1段階の部分合意を前提に進んで来た株式市場ですので、米中協議の部分合意が一段と不透明感を増してきた現状を背景に、本日の日経平均も売りが先行する展開で大きく下落。しかし昨日同様に売り一巡後は下げ渋り、更に言えば、悪影響を受けて下落している銘柄は主に主力銘柄です、保有銘柄や好業績の中小型株やテーマ株に関しては特に悪影響も出ていません。米中情勢による一喜一憂も大きな影響を受けるのは主力銘柄と言う状況は変わりません。引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスなら、過度に警戒する必要は無く、一時的に行き過ぎた安値が有るようなら買いチャンスと考えて対応すれば良いと思います。米中情勢が不透明な間は主力銘柄は買い難さが続きます、買いを考える対象も、中小型の好業績割安株やテーマ性の強い銘柄などを中心に考える方が賢明です。しかしながら揺れ動く米中情勢も、最終的には部分合意に至るとの見方は変わらず、元々年明けまでずれ込む可能性も浮上していましたので、協議が決裂しない限りは過度に悲観する必要はないと思います。又、ブラジル、アルゼンチン、フランス、EUに対しての追加関税発動発言や、北朝鮮に対する軍事攻撃の可能性に関しても、その本気度は低く、あくまでも大統領選挙選に向けての戦う姿のアピールだと思います。再びトランプ発言が激しさを増し、ある日突然出て来ると言う状況は、投資家の心理を慎重にさせてしまいます。株式市場も高値圏に有るだけに、慎重なムードが強まれば一旦利食いを進めると言う動きが強まります。それがまさに昨日、今日の株価下落です、しかし目先の利食いが一巡すれば、回収した資金は押し目買い待機資金となり、遅かれ早かれ再び買い出動して来る時期が訪れます。米中情勢も期待と失望が繰り返されるのがこれまで続いて来たパターンです、今は失望が強まっていますが、この先再度期待が強まる時期が来ると思います。まだ買いを急ぐ必要は有りませんが、明日以降もう一段大きな下落が有れば買い出動を考えたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

トランプ大統領が米中協議に付いて、期限を設けず、大統領選挙後まで待つと言う考えも有ると述べ、香港人権法に続いてウイグル人権法も可決、米中部分合意への期待が急速に低下、しかし最終的には合意に至ると言う見方に変わりは有りません。日経平均や主力銘柄には売り圧力が強まっていますが、中小型の好業績割安銘柄やテーマ性の強い銘柄に関しては引き続き個別物色意欲は旺盛な状況、全体よりも個を重視、そのような投資スタンスなら弱気になる必要はないと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中部分合意への期待が急速に低下、リスク回避の円高も進み、日経平均も一旦目先の下値を試すと言う展開が想定されます。しかしながら全体よりも個を重視、銘柄重視の対応であれば日経平均の下振れもさほど気にする事は有りません。保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買いを考える、引き続きそのような余裕を持った対応なら問題は有りません。

 

 

【投資アドバイス】

米中部分合意への期待が急速に低下し本日の日経平均も大きく下落。しかし下落している銘柄は主に主力銘柄、中小型の材料株やテーマ株に関してはさほど売り圧力は有りません。

保有銘柄に関しても売り圧力は無く総じて底堅い展開です、日経平均は一旦下値試しと言う展開になりそうですが、銘柄重視の対応をしていれば弱気になる必要はないと思います。

逆に行き過ぎた安値が有れば安値買いを考えて対応すれば良いと思います、但し買える銘柄は中小型のテーマ性の強い銘柄か好業績割安銘柄に絞る事が重要。又、そのような安値買いのチャンスが来れば買い推奨銘柄を出したいと思います。今は積極的に買いを考えて対応するような相場環境では有りませんが、安値が有れば銘柄を厳選して安値買いを実行すると言うのは問題は有りません。買いの対象となる銘柄も、中小型のテーマ性の強い銘柄、または好業績割安銘柄に絞り、下がり難く上昇する可能性を持つ銘柄が最善です。現在保有している銘柄も総じてそのような銘柄ですので、日経平均の下振れにも動揺する事は無く、じっくりと上昇を待つと言う対応で良いと思います。米中貿易協議の第1段階の部分合意交渉に関しては、これまで合意を前提に株式市場も進んで来ましたが、ここに来て状況はにわかに黄色信号がともったと言う感じです。香港人権法に続いてウイグル人権法も米下院で可決され、上院での可決もほぼ決まりと言う感じです。人権や民主主義と言うのは米国では最優先事項であり、これに反対をすれば選挙での当選は有りません。しかし中国にとっては、内政干渉となり、断固反発する姿勢を見せるしか選択肢は有りません。

米中共に第1段階の部分合意交渉に関しては、合意したいと言うのが本音だと思いますが、米中共に「妥協せずに断固戦うべし」と言う勢力が有りますので、政権としては米中どちらも頭が痛いと思います。中国の経済指標が改善を示し、米経済も依然好調、このような状況も再度対立ムードを強め易く、年内の部分合意実現には株価が更に大きく下落するような状況が無いと難しいかもしれません。危機が近づくと米中歩み寄りのムードが強まり合意への期待も高まる、しかし逆に危機が遠退けば再び対立ムードが強まり合意への期待は遠退く、米中情勢はこれまでもこのような繰り返しです。引き続き米中情勢に一喜一憂する相場が続きます、しかし銘柄重視の対応を続ければ揺れ動く米中情勢にも弱気になる事はないと思います。明日以降も保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、そのようなスタンスで対応すれば何も問題は有りません。今は買い出動も急ぐ必要は有りません、じっくりと日々の状況を見極めながら対応して行きたいと思います。

 

 

 

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