リアルタイムサービス(12月4日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は292円安の23087円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に続落で大きく下落。トランプ大統領が米中協議に付いて、期限を設けず、大統領選挙後まで待つと言う考えも有ると述べ、早期の合意期待が後退し、米株式市場も売りが強まると言う展開に。

ブラジル、アルゼンチン、フランス、EUに対しても追加関税の発動を示唆し、北朝鮮に対しても軍事攻撃の可能性を述べるなど、トランプ発言にネガティブに反応する展開に。

米中協議に関しては今月の15日がまだ関税を課していない製品への関税発動の期限です、仮に15日に追加関税が発動されると、中国から米国に輸入される全ての製品が追加関税の対象になります。

そうなれば中国経済の一段の悪化は避けられず、当然ながら米国にも少なからず悪影響は出て来ます。

第1段階の部分合意を巡る交渉の最終局面を迎えていると言う状況を考えれば、トランプ大統領の発言も中国への譲歩を迫るものだと思いますが、米下院では香港人権法に続いてウイグル人権法が可決され、再び中国を刺激するような動きも出ています。

第1段階の部分合意を前提に進んで来た株式市場ですので、米中協議の部分合意が一段と不透明感を増してきた現状を背景に、本日の日経平均も売りが先行する展開で大きく下落。

しかし昨日同様に売り一巡後は下げ渋り、更に言えば、悪影響を受けて下落している銘柄は主に主力銘柄です、保有銘柄や好業績の中小型株やテーマ株に関しては特に悪影響も出ていません。

米中情勢による一喜一憂も大きな影響を受けるのは主力銘柄と言う状況は変わりません。

引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスなら、過度に警戒する必要は無く、一時的に行き過ぎた安値が有るようなら買いチャンスと考えて対応すれば良いと思います。

米中情勢が不透明な間は主力銘柄は買い難さが続きます、買いを考える対象も、中小型の好業績割安株やテーマ性の強い銘柄などを中心に考える方が賢明です。

しかしながら揺れ動く米中情勢も、最終的には部分合意に至るとの見方は変わらず、元々年明けまでずれ込む可能性も浮上していましたので、協議が決裂しない限りは過度に悲観する必要はないと思います。

又、ブラジル、アルゼンチン、フランス、EUに対しての追加関税発動発言や、北朝鮮に対する軍事攻撃の可能性に関しても、その本気度は低く、あくまでも大統領選挙選に向けての戦う姿のアピールだと思います。

再びトランプ発言が激しさを増し、ある日突然出て来ると言う状況は、投資家の心理を慎重にさせてしまいます。

株式市場も高値圏に有るだけに、慎重なムードが強まれば一旦利食いを進めると言う動きが強まります。

それがまさに昨日、今日の株価下落です、しかし目先の利食いが一巡すれば、回収した資金は押し目買い待機資金となり、遅かれ早かれ再び買い出動して来る時期が訪れます。

米中情勢も期待と失望が繰り返されるのがこれまで続いて来たパターンです、今は失望が強まっていますが、この先再度期待が強まる時期が来ると思います。

今日はまだ買いを急ぐ必要は有りませんが、明日以降もう一段大きな下落が有れば買い出動を考えたいと思います。

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