リアルタイムサービス(12月3日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は201円安の23328円で前場を終了。昨夜の米国市場は悪材料が相次ぎNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。11月のISM製造業景況感指数が市場予想に反して悪化、好不況の分かれ目となる50を4ヶ月連続で下回る結果に。

市場予想では改善が見込まれていたISM製造業景況感指数でしたが、結果は予想に反して悪化し、米経済の重荷になるとの懸念が強まりました。

加えて、トランプ大統領が、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すとツイッターに投稿。

米中協議の合意がまだ見えない中で、新たな貿易摩擦の激化に警戒が強まると言う状況です。

香港人権・民主主義法案に対する中国の報復として、米艦船の香港への寄港を禁止するとの発表も有りました。

米中協議が停滞する状況で、再び米中対立が強まりかねない状況も株式市場にとっては投資家のリスク回避の売りに繋がりかねない要因です。

しかし米製造業の景況感の悪化も想定内の事で、米経済の好調を支えているのは非製造業です。

米国の非製造業や個人消費に関しては依然好調を維持しており、11月のISM製造業景況感指数の悪化も過度に悲観する事は無いと思います。

ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと言う事に関しても、経済の全体から見れば悪影響は小さく、こちらも過度に警戒する必要は有りません。

香港人権・民主主義法案に対する中国の報復としての米艦船の香港への寄港を禁止するという措置も、過去にも何度か有り、特に大きな影響は有りません。

逆にこの程度の報復措置で終ったと言う事は、中国も米中協議への悪影響は避けたいと言う心理の表れです。

小さな悪材料が重なり昨夜の米国市場も大きく下がりましたが、過去最高値圏にある米国株ですので、目先の利食いが強まったと見るのが妥当だと思います。

本日の日本市場も売り先行で始まり、日経平均も寄り付き直後には23186円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮小する展開になっています。

又、日経平均は下げていますが、現在保有している銘柄には特に悪影響は有りません、好業績割安な中小型株やテーマ性を持つ中小型株などには悪影響は殆ど有りません。

日々出て来る材料によって先物主導の売買で日経平均は上下に振れますが、個を重視して対応していれば、日経平均の乱高下も気にする必要はないと思います。

米中部分合意の実現を見るまでは、引き続き日々出て来る材料に一喜一憂する展開が続きます。

今は買いを急ぐ必要は無い相場環境ながら、投資スタンスとしては銘柄重視で安値買いを狙うと言う対応が最善、弱気にならず強気にもならず、銘柄次第、株価次第で買いも考えると言う柔軟な発想で対応するのが理想的対応です。

今日は買いを考える必要は有りません、後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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