リアルタイムサービス(12月2日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は235円高の23529円で終了。先週末の米国株は米中協議への警戒からNYダウ、ナスダック指数共に下落。

「香港人権・民主主義法案」が成立し、部分合意を巡る協議が既に発動済みの関税の扱いを巡って難航、との報道も有り、米中情勢は再び不透明感が台頭している状況。

しかしクリスマス商戦は好調なスタートを切り、30日には中国11月製造業PMIが市場予想を上回る結果に。

米中共に経済好調との報道から、危機が遠退けば米中対立が強まると言う懸念も高まる状況です。

本日の日本市場も、中国経済指標の改善を受けて日経平均は大きく反発していますが、今日の上昇に関しては少し楽観的過ぎるのでは?との感じがします。

中国の11月製造業PMIの改善も、クリスマス関連の受注増加で一時的な回復との見方も強く、中国経済減速懸念を払拭するほどのものでは有りません。

更に言えば、中国景気が回復に転じるとしても、米中協議を巡り、香港問題や対中制裁関税など、中国の要求が強まり、米中協議も再び対立が強まると言う懸念も出て来ます。

本日の日経平均も寄り付き直後に上げ幅を広げたものの、9時半以降はほぼ横ばいで推移し、値動きも膠着した展開でした。

先週末に下落していましたので今日はその分を取り戻しただけの事、更に一段高に向かうには米中部分合意協議の一段の進展が不可欠と言う感じです。

部分合意交渉に関しては、合意に至れば12月15日発動予定の制裁関税は見送ると言うのが米国の主張。

しかし中国は部分合意の条件として、既に発動している関税の撤廃を求めており、これは米国が飲めません。

部分合意でどこまでの関税を撤廃出来るかが合意に至るかどうかのポイントになって来ます。

この最終的な交渉において、先に述べたように中国経済が持ち直して来ると、妥協を急ぐ必要は無いと言うムードが中国で高まり、米中協議も再び対立が強まりかねません。

中国の事ですので、米中協議を見据えて、11月製造業PMIを改ざんしていると言う見方も出来ますが、中国経済指標の改善は米中協議に関しては余り良いニュースとは言えません。

引き続き米中情勢を睨みながら対応して行く投資環境が続きますが、引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスなら問題は無いと思います。

保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば随時買い出動を考える、買いを急ぐ必要は無く、じっくりと安値買いのチャンスを待つと言うスタンスで良いと思います。

依然米中部分合意を巡る協議は不透明感有り、最終的には合意に至ると見ていますが、合意の時期は流動的です。

楽観に傾かず、しかし投資スタンスは慎重さを維持しながら買いで対応する、そのようなスタンスで有れば、揺れ動く米中情勢もさほど気にする必要は有りません。

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