週トレ短期売買(12月2日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/2(月)日経平均株価は△235円の23529円で終了。先週末の米国市場は、「香港人権・民主主義法案」の成立を受けて、米中協議への悪影響が懸念されNYダウ、ナスダック指数共に下落。しかし一方では、クリスマス商戦のスタートは好調で、売上も過去最高を記録したとの報道も有り、米個人消費は堅調。NYダウに関しては、11月に1000ドルほど上昇していますので、先週末の下落も目先の利食いによるもので、米中情勢を過度に警戒するようなムードは有りません。米中協議の部分合意に関しては、合意は近いとの見方も有りますが、既に発動済みの関税の撤廃を巡り難航しているとの報道も有ります。又、合意の時期に関しては来年にずれ込むと言う報道も有りますが、ざっくりと言えば米中協議が決裂しない限り、多少の合意時期のずれ込みも株式市場への悪影響は限定的です。香港情勢なども加わり、米中協議も多少の不透明感は有りますが、部分合意に関しては米中共にメリットが有る事ですので、紆余曲折は有っても最終的には合意は実現する可能性が高いと思います。但し合意に至るまでにはこの先まだまだ紆余曲折は有ると思います、日々出て来る米中情勢に関する報道などで上下に振れる、そのような展開を想定して対応する必要性は変りません。先週末は米中情勢への警戒から下落した日経平均でしたが、今日は買い戻し先行の展開で株価は反発。先週末の米国株は下落したものの、中国が発表した11月製造業PMIが市場予想に反して改善を示し、中国経済指標の回復を好感して今日の日経平均も上昇。中国の経済指標の改善は世界経済にとっても明るい材料では有りますが、米中協議の今後を考えると安易に喜んではいられません。米中共に足元の経済状況が回復すると、米中協議に対して急いで譲歩する必要は無いと言うムードが強まり易く、経済指標の改善は米中協議の部分合意を妨げる要因にもなります。米国は経済好調、株式市場も過去最高値を更新しており、ここに来て中国の経済指標も改善を示すと、再び部分合意の条件を巡りキチンレース的な状況になりかねません。足元の経済情勢が危機的になれば部分合意に向けて譲歩する姿勢も出て来ますが、経済情勢が改善すれば合意ムードも遠退く、中国の経済指標の改善を受けて今はそのような懸念を感じます。今日は日経平均も上昇していますが、再び米中共に対立が強まり易い状況になりつつ有りますので、目先の上昇に楽観せず、慎重な姿勢が引き続き重要です。しかし銘柄重視の投資であればさほど神経質になる必要は有りません、下がり難く上昇する可能性を持つ銘柄を、安値買いを狙って吹き上げを待つ、そのような投資スタンスで有れば揺れ動く米中情勢の悪影響も関係は有りません。今週は米クリスマス商戦への注目が高まります、一方では米中協議への注目も高まり、日々出て来る好悪材料に一喜一憂する展開になると思います。今週の投資スタンスとしては保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値が有れば買いを考える、これまで同様、そのようなスタンスで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

「香港人権・民主主義法案」成立を受けて米中情勢への警戒が再燃している株式市場ですが、過度な警戒は不要、現在行われている米中部分合意を巡る交渉が中断する可能性は極めて小さいと思います。もう暫くは23500円付近の上値の重い展開が続きそうですが、テクニカル的には大局上昇トレンド継続中、個別物色意欲も旺盛な状況、引き続き銘柄重視の対応で押し目買いスタンスが有利と言う相場環境に変化は有りません。

 

 

【明日の見通し】

米中情勢に一喜一憂する展開がもう暫くは続きそうな感じです。しかしながら全体よりも個を重視、銘柄重視の対応であれば目先の値動きもさほど気にする事は有りません。保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買いを考える、引き続きそのようなスタンスが最善の対応です。

 

 

【投資アドバイス】

先週末の米国株は米中協議への警戒からNYダウ、ナスダック指数共に下落。「香港人権・民主主義法案」が成立し、部分合意を巡る協議が既に発動済みの関税の扱いを巡って難航、との報道も有り、米中情勢は再び不透明感が台頭している状況。しかしクリスマス商戦は好調なスタートを切り、30日には中国11月製造業PMIが市場予想を上回る結果に。米中共に経済好調との報道から、危機が遠退けば米中対立が強まると言う懸念も高まる状況です。本日の日本市場も、中国経済指標の改善を受けて日経平均は大きく反発していますが、今日の上昇に関しては少し楽観的過ぎるのでは?との感じがします。中国の11月製造業PMIの改善も、クリスマス関連の受注増加で一時的な回復との見方も強く、中国経済減速懸念を払拭するほどのものでは有りません。更に言えば、中国景気が回復に転じるとしても、米中協議を巡り、香港問題や対中制裁関税など、中国の要求が強まり、米中協議も再び対立が強まると言う懸念も出て来ます。本日の日経平均も寄り付き直後に上げ幅を広げたものの、9時半以降はほぼ横ばいで推移し、値動きも膠着した展開でした。先週末に下落していましたので今日はその分を取り戻しただけの事、更に一段高に向かうには米中部分合意協議の一段の進展が不可欠と言う感じです。部分合意交渉に関しては、合意に至れば12月15日発動予定の制裁関税は見送ると言うのが米国の主張。しかし中国は部分合意の条件として、既に発動している関税の撤廃を求めており、これは米国が飲めません。部分合意でどこまでの関税を撤廃出来るかが合意に至るかどうかのポイントになって来ます。

この最終的な交渉において、先に述べたように中国経済が持ち直して来ると、妥協を急ぐ必要は無いと言うムードが中国で高まり、米中協議も再び対立が強まりかねません。中国の事ですので、米中協議を見据えて、11月製造業PMIを改ざんしていると言う見方も出来ますが、中国経済指標の改善は米中協議に関しては余り良いニュースとは言えません。

引き続き米中情勢を睨みながら対応して行く投資環境が続きますが、引き続き全体よりも個を重視と言う投資スタンスなら問題は無いと思います。保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば随時買い出動を考える、買いを急ぐ必要は無く、じっくりと安値買いのチャンスを待つと言うスタンスで良いと思います。依然米中部分合意を巡る協議は不透明感有り、最終的には合意に至ると見ていますが、合意の時期は流動的です。楽観に傾かず、しかし投資スタンスは慎重さを維持しながら買いで対応する、そのようなスタンスで有れば、揺れ動く米中情勢もさほど気にする必要は有りません。

 

 

 

 

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