リアルタイムサービス(12月2日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は257円高の23551円で前場を終了。先週末の米国市場は、「香港人権・民主主義法案」の成立を受けて、米中協議への悪影響が懸念されNYダウ、ナスダック指数共に下落。

しかし一方では、クリスマス商戦のスタートは好調で、売上も過去最高を記録したとの報道も有り、米個人消費は堅調。

NYダウに関しては、11月に1000ドルほど上昇していますので、先週末の下落も目先の利食いによるもので、米中情勢を過度に警戒するようなムードは有りません。

米中協議の部分合意に関しては、合意は近いとの見方も有りますが、既に発動済みの関税の撤廃を巡り難航しているとの報道も有ります。

又、合意の時期に関しては来年にずれ込むと言う報道も有りますが、ざっくりと言えば米中協議が決裂しない限り、多少の合意時期のずれ込みも株式市場への悪影響が限定的です。

香港情勢なども加わり、米中協議も多少の不透明感は有りますが、部分合意に関しては米中共にメリットが有る事ですので、紆余曲折は有っても最終的には合意は実現する可能性が高いと思います。

但し合意に至るまでにはこの先まだまだ紆余曲折は有ると思います、日々出て来る米中情勢に関する報道などで上下に振れる、そのような展開を想定して対応する必要性は変りません。

先週末は米中情勢への警戒から下落した日経平均でしたが、今日は買い戻し先行の展開で株価は反発。

先週末の米国株は下落したものの、中国が発表した11月製造業PMIが市場予想に反して改善を示し、中国経済指標の回復を好感して今日の日経平均も上昇。

中国の経済指標の改善は世界経済にとっても明るい材料では有りますが、米中協議の今後を考えると安易に喜んではいられません。

米中共に足元の経済状況が回復すると、米中協議に対して急いで譲歩する必要は無いと言うムードが強まり易く、経済指標の改善は米中協議の部分合意を妨げる要因にもなります。

米国は経済好調、株式市場も過去最高値を更新しており、ここに来て中国の経済指標も改善を示すと、再び部分合意の条件を巡りキチンレース的な状況になりかねません。

足元の経済情勢が危機的になれば部分合意に向けて譲歩する姿勢も出て来ますが、経済情勢が改善すれば合意ムードも遠退く、中国の経済指標の改善を受けて今はそのような懸念を感じます。

今日は日経平均も上昇していますが、再び米中共に対立が強まり易い状況になりつつ有りますので、目先の上昇に楽観せず、慎重な姿勢が引き続き重要です。

しかし銘柄重視の投資であればさほど神経質になる必要は有りません、下がり難く上昇する可能性を持つ銘柄を、安値買いを狙って吹き上げを待つ、そのような投資スタンスで有れば揺れ動く米中情勢の悪影響も関係は有りません。

今週は米クリスマス商戦への注目が高まります、一方では米中協議への注目も高まり、日々出て来る好悪材料に一喜一憂する展開になると思います。

今週の投資スタンスとしては保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値が有れば買いを考える、これまで同様、そのようなスタンスで良いと思います。

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