週トレ短期売買(11月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

 【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/27(水)日経平均株価は△64円の23437円で終了。昨夜の米国市場は、引き続き米中貿易協議の進展期待から買い優勢の展開でNYダウ、ナスダック指数共に小幅に上昇して連日で過去最高値を更新。中国の劉鶴副首相と米国のライトハーザーUSTR代表、ムニューシン財務長官が電話協議を行い、協議終了後に中国商務省が「問題解決に向けて共通の認識に達した」とのコメントを発表。これが市場では米中歩み寄りの動きと捉えられて株式市場も好感する言う展開に。しかしながら、「問題解決に向けて共通の認識に達した」とのコメントも、解決の目処が付いたと言う事では無く、合意には依然問題が残っていると言う事でも有ります。トランプ大統領も部分合意は近いと発言するなど、合意期待は一段と高まってはいますが、期待と失望を繰り返すと言う展開はこれまでも続いて来ましたので、最終的な合意を確認するまでは安易な楽観は禁物だと思います。もう暫くは引き続き日々出て来る米中協議に関する報道に一喜一憂して株価も上下に振れる、そのような展開を想定した上で対応して行く投資環境だと思います。しかしながら弱気になる必要は有りません、過度な楽観に傾かず、慎重さを持ちながら買いで攻めて行く、そのような投資スタンスが最善だと思います。本日の日本市場は、昨夜の米国株高を好感して買い先行で始まり、日経平均も9時半頃には23507円まで上昇。しかし昨日上昇した後に急速に上げ幅を縮めて終わるなど上値の重さが有りましたので、今日も買い一巡後には上値追いの動きにはやや慎重な展開。日経平均は上昇してはいるものの、上値の重さも意識されている感じで、強含みながらも膠着感の強い展開になっています。相場用語的に言えば、米中協議の進展期待もかなり織り込み済み、もう一段の上昇には新たな好材料が必要と言う感じの展開です。逆に悪材料が出て来ると急反落になり易いと言う一面も有り、現株価水準では買い見送りムードも強まり易いと思います。暫くは膠着した展開の中で新たな材料を待つ、好材料が出て来れば株価は上に、悪材料が出て来れば株価は下に、短期的にはそのような展開が想定されます。しかしながら大局的には上昇基調の展開は変らず、現在25日移動平均線は23100円付近に位置しており、当面の下値支持線として意識されます。日経平均と言う全体の動向としては一旦膠着感が強まり易い局面ですが、引き続き物色意欲は旺盛な相場の地合いです。銘柄重視で個別対応、そのような投資スタンスであれば、全体動向もさほど気にする必要は有りません。買い出動も個々の銘柄の値動きを見極めながら、安値買いのチャンスが有れば順次考えて行けば良いと思います。保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買いを考える、引き続きそのような考えを基本に対応して行けば問題は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

引き続き米中情勢次第と言う状況に変わりは無いものの、日経平均の23500円付近の上値の重さが意識されつつ有ります。突破すれば一段高に弾みが付きますが、上値の重さが続くようだと一旦売り強まる展開も有り得ます。テクニカル的には大局上昇トレンド継続中で25日移動平均線は23150円付近に位置しており下値支持帯に。この先上下どちらに振れるのか?新たな米中関係の材料を待つと言う状況。

 

 

【明日の見通し】

米中情勢に一喜一憂する展開がもう暫くは続きそうな感じです。しかしながら全体よりも個を重視、銘柄重視の対応であれば目先の値動きもさほど気にする事は有りません。保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買いを考える、引き続きそのようなスタンスが最善の対応です。

 

 

【投資アドバイス】

米中協議の進展期待が続き昨夜の米国株が過去最高値を更新、円安も進み、本日の日経平均も買い優勢の展開で上昇して終わり4日続伸。しかし朝方の買い一巡後は膠着感が強まり、様子見ムードが次第に強まる展開で、売買代金も2兆円に届かず商いは低調。日経平均も9時半頃に23507円まで上昇しましたが、23500円付近では売りに押される展開で上値の重さも感じる展開です。日銀のFTF買い、企業の自社株買いに加えて、今後は9月中間配当金の再投資需要も想定され、需給面では安心感が有るものの、やはり気掛かりは米中協議の行方。このまま波乱無く部分合意に至るのか?それとも再度失望に傾くような展開が有るのか?これまでにも何度も繰り返されて来た事ですので、安心は出来ません。

米中の理想的な部分合意の仕方としては、米中首脳会談があって、合意文章に署名をすると言うのがやはり理想的。今は部分合意は近いと言う報道は出て来るものの、米中首脳会談に関する報道は一切有りません。首脳会談無しの部分合意も可能だとは思いますが、それではやはりインパクトが有りません。米中首脳会談無しの部分合意と成ると、合意の中身も小ぶりと言う印象が強まり、合意をしても株式市場では、物足りない合意となって売られるかもしれません。首脳会談を行い、部分合意に至ると言うのが株式市場にとっても理想的展開です、この先米中首脳会談の有無が決まれば、その時は本当の意味で米中貿易協議の第1段階の部分合意も決まると言う感じです。現在行われている閣僚級の交渉で部分合意が決まれば、同時に米中首脳会談の日程も発表されるかもしれませんが、首脳会談に関しての報道が全く有りませんので、その点に関しては一抹の不安も有ります。日本市場の現状に関しては、引き続き米中貿易協議の動向次第と言う状況に変わりは有りませんが、部分合意に至ると言う前提で強含みの展開が続いています。テクニカル的にも上昇トレンドは継続中で需給面にも不安は少なく、企業業績に関しても今が底でこの先回復を強めると言う見方が主流です。ざっくりと言えば、全てにおいて都合の良い解釈で進んでいると言う状況です。仮に、米中貿易協議がまとまらず、12月に米国が対中制裁関税を引き上げると言う展開になった時には株価も急落する事になりますが、今は市場参加者の大半がそのような最悪のケースは殆ど想定していません。正直なところ、米中貿易協議の部分合意は高い確率で実現すると思いますが、決裂となる可能性はゼロとは言えません。投資スタンスとしては、強気対応で良いものの、最悪のケースに備える意味でも、資金的余裕を十分に残しながら、加えて銘柄の選択も、最悪の事態でも悪影響が少ない銘柄を選び、対応する事がリスク管理に繋がります。簡潔に言えばこれまで続けている対応を続ければ問題は有りません、引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、この基本スタンスに変わりは有りません。

 

 

 

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