リアルタイムサービス(11月25日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は179円高の23292円で終了。米中協議進展期待と良好な米経済指標の発表、香港の区議会選挙も民主派の大勝利となり本日の日経平均も買い先行の展開で前場には23347円まで上昇。

しかし後場に入ると利食いに押されて上げ幅を縮小、強含みの展開では有るものの、一段の上昇には慎重ムードも有ると言う展開に。

米中協議進展報道に関しても、進展と後退を繰り返すような状況であり、依然先行きに関しては不透明感は否めません。

最終的には部分合意に至るとの期待は根強いものの、合意の時期が来年にずれ込む可能性や、合意の中身が小ぶりなものに終わると言う懸念も有り、繰り返し出て来る協議進展報道だけでは投資家も強気には傾けず。

ざっくりと言えば、これまでと同じように引き続き米中協議に関する日々出て来る報道に一喜一憂する展開が続く、そのように考えて対応するのが現実的で最善だと思います。

テクニカル面においては、先週の11/21に一時25日移動平均線を下回ったものの、直ぐに回復して今日は25日移動平均線を上回った水準で推移しています。

簡潔に言えば上昇トレンドは継続中となりますが、11/8に一時23591円まで上昇した後は、ジリジリと高値を切り下げる展開が続いており、今日も直近高値の11/18の23420円を超える事は出来ず。

上値が重く、下値も底堅いと言う展開が続いている日本市場ですが、ぼちぼち日柄調整も終盤を迎え、上下どちらかに振れる展開は近いと言う状況です。

決定的なキッカケになるとすれば米中貿易協議に関する報道になりそうですが、中国では習近平国家主席が米中合意に前向きな姿勢を示し、トランプ大統領も米中合意を農家へのクリスマスプレゼントにしたいとの考えが有ると思います。

香港情勢を巡り年内の米中合意も不透明感が高まっていますが、米中両国の思惑を考えれば部分合意の年内合意は可能性として依然高いと思います。

米中貿易協議の第1段階の部分合意はさほどハードルも高くは有りません。米中が望めばそれ程難しい交渉では無いと思います。

但し第2段階以降、その先を見据えると楽観は出来ません、第1段階では最も合意し易い分野が協議されますが、第2段階以降となると、米中共に譲れない分野の交渉に入りますので、大局的に見ると第1段階の部分合意をしても、引き続き米中対立は続くと言う事になります。

今は第1段階の部分合意を期待する展開で株式市場も強含みですが、実際に合意に達した後は一旦好材料も出尽くし、次は合意が難しい第2段階の協議に株式市場の関心も移ります。

そう言う意味では第1段階の部分合意の時期は、少し先延ばしになる方が今の強含みの相場が長く続きますので投資家にとっては良いかもしれません。

先を見据えると楽観も出来ませんが、しかしながら当面は第1段階の部分合意への期待が先行する相場が続きます。

年末高に向けた展開が期待出来る相場環境との見方に変わりは無く、引き続き銘柄重視で対応して行けば米中情勢に一喜一憂する必要はないと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年10月
« 9月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る