週トレ短期売買(11月20日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/20(水)日経平均株価は▼144円の23148円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落したもののナスダック指数は小幅に上昇して連日で過去最高値を更新する展開に。米中協議に関する新たな報道は無かったものの、交渉は難航している、長引きそうだとのムードが強まっており、様子見ムードが強まる一面も。トランプ大統領が、「中国は私が望むような形で取引をせざるを得なくなるだろう」と述べた事が中国への譲歩を要求していると株式市場では受け止められました。しかし昨夜のNYダウの下落も、決算が市場予想を下回ったホーム・デポが1銘柄でNYダウを88ドル程度押し下げるなど、一部の銘柄の下げによる影響が大きく、全般的には堅調な展開。米国株も過去最高値圏に有りますので、米中協議に不透明感が高まった事で一旦目先の利食いが強まったと言う事だと思います。本日の日本市場も売り先行のスタート、しかし売り一巡後は下げ幅を縮めて一時はプラス圏に浮上する場面も有りました。しかし買い一巡後は再度売りに押されて下げ幅を拡大、11時過ぎには23086円まで下げ幅を広げました。昨夜米国では上院で香港人権法案が可決され、本日10時過ぎに中国は「強く非難する」と声明を発表、現在協議をしている部分合意交渉にも悪影響が懸念され、日本市場も警戒売りがやや先行している状況です。しかしながらこれまでにも述べて来たように、米中情勢に一喜一憂している状況に大きな変化は無く、香港人権法も最終的に議会を通過してトランプ大統領に送付されるのは年明け以降になると見られています。ざっくりと言えば現時点での議会の可決も、米中貿易協議への圧力を強めるもので、今すぐにどうなると言う物では有りません。現時点では過度に警戒する必要は無いと思います。大局的に見れば日経平均は日々の上げ下げは有りますが、依然25日移動平均線を上回って推移しており、テクニカル的には上昇トレンド継続中、25日移動平均線も本日23000円付近まで上昇しており、テクニカル面から見れば日柄調整も終盤、米中情勢に関する好材料でも出て来れば明日は調整完了ムードが強まり一段高になる可能性も有ります。但し悪材料が出て来るようだと、25日移動平均線を下回り、もう一段の調整安と言う展開も有り得ます。テクニカル面においては明日以降週末に掛けて、上下どちらに振れるか?短期的には大きなポイントになりそうです。

 

 

【当面の相場展望】

大局的には日柄調整継続中の日経平均です、しかしテクニカル的には依然上昇トレンドは継続中、日々上げ下げは有れども大きな流れとしては年末高に向けての展開が続く、そのような見通しで対応するのが引き続き現実的と言う状況です。引き続き銘柄重視で押し目買い有利の投資環境との判断に変わりは有りません。

 

 

【明日の見通し】

25日移動平均線が本日23000円付近まで上昇、テクニカル面では一旦調整完了ムードが出易い状況です。しかしながら米中情勢が再び対立ムードに、明日の日本市場の動向も今夜の米国株動向次第と言う感じです。投資スタンスとしては引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば随時買いを考えると言う事で良いと思います。

 

 

【投資アドバイス】

今日は売り先行で始まりその後一旦プラス圏に浮上する場面も有りましたが、その後再度売りに押されて下げ幅を拡大。昨夜香港人権・民主主義法案が米上院で可決され、それに対して中国が強く非難するとの声明を発表、米中対立が再び激化するのでは?との警戒から今日の日経平均も売りが優勢に。米上院で可決された香港人権・民主主義法案とは、ざっくりと言えば香港の人権・民主主義がきちんと守られているかどうかを毎年米政府に検証を求めると言う法律です。仮に守られなければ、米国が香港に対して与えている経済や金融面での特権を剥奪すると言うもの。しかしながら下院では既に可決され、昨夜の上院での可決では一部内容が修正されており、今後上下両院での調整を経てトランプ大統領に送られ、トランプ大統領がサインをすれば成立。しかし大統領が拒否権を発動すれば不成立、大統領に送付される時期も年明け以降になると見られており、現在行われている米中協議次第では拒否権発動も有り得ます。ざっくりと言えば、米議会を通過しても成立するかどうかはトランプ大統領次第です、当然米中貿易交渉の材料の1つになると思います。

現在協議中の米中部分合意に向けた交渉も、中国側は既に発動している関税の撤廃にこだわっている模様です。どの程度撤廃するのか?それによって中国にどこまで譲歩を迫るのかが決まると言う感じです。大幅な対中制裁関税の撤廃が欲しければ、中国も大幅な譲歩をしろ、と言うのがトランプ政権の方針。小さな部分合意で終るのか?大きな部分合意になるのか?交渉も最終局面に有ると言う感じです。最終的には部分合意は実現すると思いますが、先に述べたように小さな部分合意で終るのか?大きな部分合意になるのか?は中国次第。しかし米中対立の構図も既に新常態であり、仮に第1段の部分合意が実現しても、第2段、3段と米中協議は長く続きますので、多少の米中対立は株式市場も既に織り込み済みです。ある程度の米中対立と多少の混乱には既に免疫が出来ている、そのような状態だと思います。米中対立が続く中での製造業を中心とした景気の悪化も一旦底打ちの兆しが有り、米中対立の中での景気循環も一旦上向きに転じているとの見方も有ります。米中対立が無いにこした事は有りませんが、米中対立が有る中でも一旦回復期を迎える、そのような見方が強含みで推移している株式市場の背景の一面でも有ります。又、全体よりも個を重視と言う視点で見れば、米中対立も関係なく、足元業績好調で割安感の有る銘柄などは見直し買いで上昇する展開が期待出来ます。米中情勢に一喜一憂せず、個を重視した投資で利益を狙う、銘柄重視のスタンスなら日経平均が多少下振れしても特に問題は無いと思います。明日以降も引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ安値買いのチャンスが有れば買いを考える、その様な対応で問題は無いと思います。

 

 

 

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