リアルタイムサービス(11月8日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は21円高の23352円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、米中協議の進展期待から株式市場も好感買いが強まる展開に。

中国政府が、米中が既に発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表。これまでは米国からの発表が有っても中国からは何も発表がないと言う状況でしたので、今回の中国政府からの発表に株式市場も好感すると言う展開に。

ざっくりと言えば、これまでは先々段階的に米中関係が悪化するのでは?との警戒が有りましたが、今回の発表が事実ならこれからは先々段階的に米中関係は改善すると言う事になります。

もちろん第1段階の部分合意を遵守し、第2段階の協議においても前向きな協議が続くと言う事が前提になりますが、来年の米大統領選挙を考えれば、再び関係悪化に向かうとは考えづらく、米中情勢も一旦転機を迎えたと考えて良いのではないかと思います。

トランプ大統領の再選には良好な米経済と適度な中国叩きと言う姿勢が不可欠です。そう言う意味では、引き続き中国との協議を続けながら段階的に成果を獲得し、同時に米経済の好調を維持する必要が有ります。

一つ一つ段階的に合意をして成果を誇示し、引き続き中国に対して適度に厳しい姿勢を国民に見せる、中国と戦いつつ段階的に成果を得て行くと言う展開は大統領再選を目指すトランプ大統領にとっては理想的展開かもしれません。

中国としては、国内景気のこれ以上の悪化を防ぎつつ、緩やかな経済自由化を進めつつも国家的核心部分に関しては譲らない。

そして来年の米大統領選挙の結果を確認した上で再び対応を考える、トランプ再選なら中国の抵抗もそれまで、米国の要求をほぼ全面的に呑むと言う事になると思います。

しかしトランプが負けて新たな大統領が誕生した場合は、米中協議も一旦仕切り直し、誰が新大統領になるかで状況は違って来ますが、中国としてはいくらかは希望が生まれます。

現時点では米中情勢は段階的に改善が進むと言う期待が高まりますので株式市場にとっては大きな追い風になりそうです。

本日の日経平均も米国株高と米中情勢の改善期待から買い先行で始まり9時25分には23591円まで上昇。

しかし寄り付きでSQ要因の買い需要も一巡し、日経平均も買い一巡後は目先の利食いに押されて上げ幅を縮めています。

ロイター通信が、米中の段階的な追加関税の撤廃に関して米政権内に強い反対論が有ると報じた事が先走りを諫めると言う感じで目先の利食いを急ぐ要因になっています。

しかしトランプ政権はトランプ大統領次第です、政権内に異論が有れどもトランプ大統領が合意を望むかどうかが重要、それに関しては先に述べたようにトランプ大統領は一定の成果を欲していると思います。

引き続き米中情勢に関する報道に一喜一憂する展開が続きそうですが、日々の上げ下げは有れども大きな流れは年末高に向けて動いている状況です。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスが有れば順次買い出動を考えて行きたいと思います。

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