出世株発掘ドリーム・レポート(2019年10月25日推奨 )

船イラスト

日経平均株価10/25終値22,799円

日経平均

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

米中通商協議の部分合意報道をキッカケに一段高となった日経平均ですが、23000円が近づくに連れて上値の重さも出始めています。しかしながら株式市場の過熱感を示す騰落レシオは、10/16には140%に近づきましたが今日は113%まで低下しています。日経平均がじり高基調で推移しながら騰落レシオは低下していると言う状況で、過熱感を冷ます調整の形としては理想的な展開になっています。多くのケースでは、騰落レシオの低下と共に日経平均も有る程度下落すると言う展開が多い訳ですが、そうなっていない現状は、循環物色が上手く機能していると言う事で、物色に広がりが有ると言う事でも有ります。ざっくりと言えば一部の銘柄に物色が偏った上昇では無く、幅広い銘柄が買われていると言う事です。日経平均が下がらずに騰落レシオを低下させた事で来週は一段高が期待出来、日経平均23000円回復にチャレンジする展開が期待出来ます。

23日の大引け後に日本電産が四半期決算を発表しましたが、結果は下方修正となったものの修正額は小幅でした。更に配当に関しては小幅に増額しており、日本電産の決算発表を見る限り実感としては思ったほどには悪くないと言う感じがします。今後本格化する国内主要企業の決算発表には株式市場の注目も高く、日本電産の決算も注目されていましたが、世界経済の状況が最悪期で有る事を考えれば、日本電産の下方修正決算も逆に安心感に繋がるような気がします。世界的な金融緩和政策や米中通商協議の部分合意期待、先々世界経済の回復期待が有るなかで、企業業績に関しても今が最悪期でこの先回復に向かうとの見方が根強く有ります。そのような状況では、多少悪い四半期決算でも今が最悪期と言う見方が強まり易く、決算発表の後は悪材料出尽くしとなり買われる展開が期待出来ます。もう暫くは決算の好悪で一喜一憂し易い相場環境ですが、しかしながらざっくりと言えば、決算発表が悪くても悪材料出尽くしで買われる、良ければ素直に買われると言う展開ですので投資家心理には買い安心感が強まり易く、堅調な相場展開が期待出来る状況です。

日経平均株価の推移を少し振り返って見たいと思います。昨年の12月にはトランプ政権とFRBの対立が鮮明となり、米金融政策を巡る混迷で米長期金利が上昇して日経平均も米国株安に連動する展開で大きく下落しました。その後パニック的な売りは一巡して株価も反発に転じ4月の末には日経平均も22300円台まで上昇。しかしその後米中情勢に一喜一憂する展開が続き日経平均は6月には20200円台まで下落し、一旦反発に転じるものの8月には再度20100円台まで下落。そして9月以降は中間配当狙いの買いや米中通商協議進展期待が高まり日経平均も22200円台まで上昇しました。10月には一時21200円台まで下げる場面も有りましたが、10/11以降は再び米中通商協議進展期待を背景に上昇に転じて今日は一時22800円台まで上昇して来ました。今年の4月の高値は22362円ですので日経平均の現在の株価水準は年初来高値水準になります。

テクニカル的には昨年の10月に23043円~23373円のマドが有り、当面はこのマド埋めに向かうような展開になるのではないかと思います。米中情勢も11月中旬のAPECでの米中首脳会談までは通商協議進展期待が続き易く、株式市場も底堅い展開が続きそうな情勢です。しかしながらいつ悪材料が出て来て一時的に急反落するような展開も無いとは言えず、買いで狙う銘柄としては、下値不安が少なく上昇の可能性を持つような銘柄が最善です。そう言う意味ではこの先も好業績で割安、テーマ性を持つような中小型銘柄に買い安心感が有るとの判断は変わりません。全体よりも個を重視、銘柄重視の投資スタンスで対応して行く事が引き続き今の日本市場においては最善の投資スタンスになります。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 不動産 3236 プロパスト 10/25終値203

 

買いゾーン①時価②180円台③160円台有れば

 利食い目処300350円 損切り130円割れ

 

マンションの開発と販売代理及び企画を手掛け、都内の中古不動産の再生・転売も手掛けています。10/21には、同社の筆頭株主であるシノケンGの子会社シノケンアセットマネジメントが国土交通大臣から不動産投資信託(REIT)運営に必要な取引一任代理の認可を取得したと発表。今後プロパストが開発する物件に関しても投資対象とする予定になっており、一段の業績拡大期待が高まっています。足元の業績も好調に推移し、10/15大引け後に発表された同社の第1四半期決算は前年同期比で大幅増収増益に、売上高は倍増、経常利益は3倍超で、既に通期見通しを超過しており、先々上方修正は濃厚と言う状況です。第1四半期で既に1株利益は21円、2円配当でREITへの同社物件組み入れと言う追い風を考えれば現在の株価水準は割安、調整完了後は一段の上昇が期待出来ますので押し目買い狙いで臨みたいと思います。

 

3236 プロパスト 月足チャート

プロパスト月足MS

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

 

2488日本サード・パーティは来週手堅く利食い実行。

6584三桜工業は利食い目処とした1000円に到達し利食い完了。

6199セラクも来週は手堅く利食い実行。

7567栄電子は利食い目処を突破、来週は利食い実行。

 

  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

※次回の提供日は11/5(火)です。

 

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