週トレ短期売買(10月16日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/16(水)日経平均株価は△265円の22472円で終了。昨夜の米国市場は好調な企業決算の発表を受けてNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。米中貿易摩擦の激化や直近の経済指標が悪かった事から本格化する米主要企業の決算発表も警戒が先行していましたが、ふたを開けてみれば想定を上回る結果に。昨夜は主要企業の先陣を切り、ヘルスケア大手のユナイテッドヘルス・グループや金融大手のJPモルガン・チェースなどが決算を発表しましたが共に市場予想を上回る結果になりました。その他にもゴールドマン・サックスやブラックロックなど金融大手が決算を発表しましたが、11社のうち9社が市場予想を上回る決算となり米株式市場もポジティブサプライズと言う展開になりました。悪い決算を予想していた所に市場予想を上回る好決算が相次ぎ、今後の決算発表への期待が高まると言う展開で米株式市場も一段高の展開に。しかし足元良好な決算発表も、先行きに関しては慎重な見通しを示す企業が多く、米中情勢に関しても中国は米国による対中制裁関税を解除する事を望んでいるとの報道も有り、米中情勢の先行きは依然不透明。しかし米中貿易摩擦の激化にもかかわらず、米企業決算が好調な事は株式市場にも大きな安心感をもたらします。この先米中情勢に関して何か悪材料が出て来ない限りは引き続き堅調な展開が期待出来る株式市場です。しかし米中通商協議の部分合意も米中で大きな温度差が有り、中国の反応を見る限り、本当に合意しているのかと言う懸念は拭えません。米国は部分合意をしたと認識していますが、中国は合意とは認めていない、合意には制裁関税の撤廃が不可欠、そのような感じです。このまま米国が押し切るのか?又は中国が再び抵抗を見せるのか?そのような状況下で昨夜は米下院で「香港人権・民主主義法案」が可決され、米中情勢に再び暗雲が立ち込めています。中国としては内政干渉として反発、今後の動向次第では米中通商協議の部分合意も破棄となる懸念も出て来ます。ざっくりと言えば引き続き慎重なスタンスは崩さずに対応して行く必要は有ると思います。しかしながら投資スタンスは買い、割安感、出遅れ感の有る銘柄、テーマ性を持つ中小型株など、株式市場が米中情勢に一喜一憂しても悪影響が限られるような銘柄を中心に買いを考えて行けばさほど神経質になる必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中通商協議は部分的な合意に達したと言う事になっていますが、中国からはまだ正式な発表は有りません。株式市場は部分合意成立との前提で大きく上昇していますが、引き続き米中情勢には注意が必要かもしれません。現状では米中通商協議も通過し一旦イベント材料は出尽くし、今後は日米で本格化する主要企業の四半期決算発表に株式市場の関心は向かいます。投資スタンスとしては引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視で対応して行く投資環境です。

 

 

【明日の見通し】

好材料相次ぎ今日も続伸した日経平均ですが、短期的には過熱感も警戒される状況、明日以降は上昇も一旦一服となる可能性が高いと思います。しかし引き続き物色意欲は旺盛、好材料が出た銘柄や割安銘柄中心に個別物色は継続しそうな感じです。

 

 

【投資アドバイス】

良好な米主要企業の決算発表を好感して昨夜の米国株が上昇。本日の日経平均も米国株高に連動する格好で上昇して続伸、米企業決算には若干警戒ムードも有りましたので、今日は懸念も払拭されて株式市場も上昇。しかし本日の日経平均は寄り高のあとは上げ幅を縮めて終るなど短期的な過熱感も意識され、上昇一服の後は目先の利食いに押される展開になりました。日経平均は直近大きく上昇していますので一旦上値も重くなると思います。今は米中通商協議の部分合意も前向きに捉えていますが、米中認識の温度差を考えると近々否定的な報道も出て来そうな感じです。米中関係の先行きを懸念する要因としては、昨夜米国下院で可決された「香港人権・民主主義法案」が有ります。内政干渉として中国政府が反発する事は間違いなく、米中通商協議の部分合意も破棄しかねません。又、米企業決算も好感していますが、米企業決算の発表も始まったばかりで、昨夜は良い決算が相次ぎましたが、悪い決算が相次ぐ日も有ると思いますので、昨夜1日だけで全てが良いと言う事にはなりません。ざっくりと言えば、この先は米中情勢に関しても企業決算に関しても、日々出て来る材料に一喜一憂すると言う展開になると思います。直近好材料が続き日経平均も大きく上昇してやや楽観に傾いていると言う状況ですが、株価の上昇ほどには安心感は持てないと思います。米中通商協議の部分合意も破談になる可能性が有り、米企業決算もまだ始まったばかり、そのようなマイナス面も意識しながら暫くは対応して行く方が賢明です。しかしながらマイナス志向に偏り過ぎても問題です、プラス思考の面も持ちつつ投資は考える方が現実的です。米中合意は進展する可能性も有り、米企業決算も良好な決算が続く可能性も有ります。又、世界的な金融緩和環境や景気対策の発動なども期待材料です。今の株式市場には好悪両面が混在していますが、そのような環境においてもリスク少なく利益を狙える投資は可能です。これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、主力銘柄は手がけ難く、安心感と言う意味では割安で出遅れ感が有り、テーマ性を持つと言う銘柄が今の投資環境においては買い安心感が持てます。米中情勢の悪影響を受けづらく、世界の経済動向にも左右され難い公共事業関連や市場が成長して行く情報通信関連など、全体よりも個を重視と言う発想で対応して行けば不透明感漂う投資環境もさほど警戒する必要はないと思います。明日以降は日経平均に関しては一旦上昇基調は一服、日々出て来る材料次第では適度な調整安の動きも有ると思いますが、銘柄重視の投資に関しては日経平均の値動きもさほど気にする必要はないと思います。明日以降も狙う銘柄に安値が有れば随時買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

 

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