週トレ短期売買(10月15日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/15(火)日経平均株価は△408円の22207円で終了。注目された米中通商協議は、農産品や為替など、特定の分野で部分的な合意が成立し先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。しかし部分的な合意も直前の上昇で有る程度は織り込み済みであり、昨夜の米国市場は早くも上昇一服で小幅に反落。加えて特定分野での部分的な合意も、中国が合意文書にサインする前に一段の協議を望んでいるとの報道も有り、最終的な合意に至るかどうかはやや不透明感が残ります。又、15日から発動する予定だった対中制裁関税の引き上げは延期されましたが、既に課されている関税はそのままで、米中通商協議も一旦は部分的に合意と言う事にはなっていますが、正式な合意に向かうまでにはまだ紆余曲折有りそうな状況です。しかしながら対中制裁関税の引き上げと言う最悪の事態は一応回避され、円相場も108円台を回復、本日の日経平均も買い先行の展開で大きく上昇しています。しかし今回の米中通商協議の部分的な合意では依然米中情勢の先行きには楽観は出来ません。最悪の事態を回避出来た事は安心感に繋がりますが、引き続き米中情勢の動向に関しては注意を払いながら対応して行かなければなりません。結論を言えば、今回の米中通商協議の部分的な合意を好感する株価上昇も今日の上昇でほぼ織り込み済みになると思います。明日以降は個々の銘柄ごとに個々の銘柄が持つ独自の要因によって個別に物色される、そのような展開が想定されます。日経平均に関しては、米中情勢に新たな悪材料が出て来ない限りは堅調な展開が続くと思いますが上値は限定的だと思います。今後は日米共に主要企業の四半期決算発表が本格化しますので、企業業績への関心が徐々に高まって行きます。加えてこの週末の大型台風の被害が広範囲に及んで有り、今後被害状況が明らかになるに連れて、企業のサプライチェーンや個別の企業の被害状況によっては関連する銘柄には悪影響も想定されます。しかしその逆に復興需要への思惑も強まり易く、明日以降復興関連銘柄になると思われる銘柄に安値が有れば買いを考えたいと思います。

海外情勢では英国のブレグッジットの行方にも注意が必要です、EUとの合意無き離脱の可能性は高まっており、日々状況の推移を注視して行く必要も有ります。当面の動向としては日経平均は堅調ながらも上値は限定的、物色は業績見通しや材料性などを見極めながら個別物色が中心、そのような展開になると思います。今回の米中通商協議の部分的な合意では買いを急ぐ必要はないと思います、銘柄重視で個別に判断して行くと言う発想で良いと思います。又、保有銘柄に関しては引き続き保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中通商協議は部分的な合意に達したと言う事になっていますが、中国からはまだ正式な発表は有りません。株式市場は部分合意成立との判断で本日は大きく上昇していますが、引き続き米中情勢には注意が必要かもしれません。現状では米中通商協議も通過し一旦イベント材料は出尽くし、今後は日米で本格化する主要企業の四半期決算発表に株式市場の関心は向かいます。投資スタンスとしては引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視で対応して行く投資環境です。

 

 

【明日の見通し】

今日は米中通商協議の部分合意を前提に大きく上昇した日経平均ですが、今回の合意内容では好感高の動きも一時的、明日は一旦反落する展開が想定されます。一方で個別物色は活発に、災害復旧関連などには資金が向かいそうです。

 

 

【投資アドバイス】

米中通商協議の部分合意を好感して本日の日経平均も大きく上昇。円相場も108円台を回復し、今後国内主要企業の四半期決算発表が本格化する事を考えると円安進行は買い安心感を高めます。しかしながら国内主要企業の想定為替レートでは1ドル110円付近を設定している企業が多く、108円台では想定よりも円高で、冷静に見れば業績下方修正懸念は残る状況です。今回の米中通商協議に関しても、一応部分的な合意は成立し、制裁関税引き上げと言う最悪の事態は一応回避したものの、先行きは楽観は出来ず、未だに中国側からは正式な合意表明は有りません。一部報道では、今回の米中通商協議の部分合意に関して、詳細に関してもう一段協議をしたいと言う考えを中国が米国伝えているとの事。ざっくりと言えば米国は合意したと表明していますが、中国はまだ協議が必要と言う考えを持っていると言う事です。中国にしてみればまだ合意はしていないと言う事でも有り、今後の推移を注意深く見守って行く必要が有ると思います。米国にしても株式市場にしても、米中合意を既成事実化したがっていると言う感じがします。しかし先々中国が合意を否定する可能性はゼロとは言えず、今日は株式市場も大きく上昇しましたが、まだ楽観するには時期尚早だと思います。しかし過度に悲観する事も無く、楽観でもなく、悲観でもなく、中立的な対応で引き続き株式市場に対峙して行くと言う感じが最善だと思います。米中情勢に関しては、これまでもそうであったように、この先も常に流動的、歩み寄りと対立が繰り返されると言う前提で対応して行く方が良いと思います。今後米中情勢がどのように推移するかは別にして、日米共に今後は主要企業の四半期決算発表への関心が高まって行きます。米中協議は一応部分合意と言う結果では有りますが、米中がこれまでに相手国に課している制裁関税はそのままです。本当の合意に至れば当然この制裁関税も無しとなりますが、当面は現在課している制裁関税がそのまま続きますので、今回の米中部分合意がまとまったとしても世界経済に与える好影響はほとんど無いと思います。そう言う意味では今後発表が本格化する国内主要企業の決算も期待は出来ません。冷静に現状を見渡せば、下方修正が多くなると思います。しかし下方修正が多くなったとしても今が最悪期で、先々業績回復期待が有れば悪材料出尽くしで株価も上昇します。しかし先々の業績回復も不透明であれば、一段と業績への警戒が強まり株価も売られます。現状ではどのような反応になるかは断定は出来ませんが、決算発表の時期には業績よりもテーマ性や材料性重視の銘柄の方が有る意味では買い安心感は有ります。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日は5269日本コンクリート工業(本日終値314円)の買いを実行したいと思います。同社は電力会社やNTT向けに電柱を手掛けている大手ですが、ポール、構造物の基礎製品、土木・建築製品、防音製品などを手掛け、都市河川の護岸改修を始めゲリラ豪雨対策としての調整池の側壁として使用されるPC-壁体を手掛けています。この週末に上陸した大型台風の被害が広範囲に及び、河川の氾濫も数十箇所に及ぶなど、今後復旧や防災対策の公共事業に巨費が投じられる見通し、政府も補正予算も含めて対策を講じると表明しており、割安な関連銘柄として買いを狙いたい銘柄となります。業績面では今期は減益見通しですが、災害復旧関連の特需も有り当初の減益見通しも上方修正の可能性大。又減益見通しでの1株利益は23円、同社1株純資産は650円で割安感も有り、テクニカル面でも千葉県を襲った大規模停電の復旧関連銘柄として買われて200・75日移動平均線と25日移動平均線が既に買いシグナルとなるゴールデンクロスを示現しており押し目買い有利のチャート形状です。まずは310円台で1回目の買いを狙い、仮に290円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は360円付近になりますので利食い目処は360円接近時、但し260円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

 

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