リアルタイムサービス(10月15日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は375円高の22174円で前場を終了。注目された米中通商協議は、農産品や為替など、特定の分野で部分的な合意が成立し先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。

しかし部分的な合意も直前の上昇で有る程度は織り込み済みであり、昨夜の米国市場は早くも上昇一服で小幅に反落。

加えて特定分野での部分的な合意も、中国が合意文書にサインする前に一段の協議を望んでいるとの報道も有り、最終的な合意に至るかどうかはやや不透明感が残ります。

又、15日から発動する予定だった対中制裁関税の引き上げは延期されましたが、既に課されている関税はそのままで、米中通商協議も一旦は部分的な合意が出来ましたが、正式な合意に向かうまでにはまだ紆余曲折有りそうな状況です。

しかしながら対中制裁関税の引き上げと言う最悪の事態は一応回避され、円相場も108円台を回復、本日の日経平均も買い先行の展開で大きく上昇しています。

しかし今回の米中通商協議の部分的な合意では依然米中情勢の先行きには楽観は出来ません。

最悪の事態を回避出来た事は安心感に繋がりますが、引き続き米中情勢の動向に関しては注意を払いながら対応して行かなければなりません。

結論を言えば、今回の米中通商協議の部分的な合意を好感する株価上昇も今日の上昇でほぼ織り込み済みになると思います。

明日以降は個々の銘柄ごとに個々の銘柄が持つ独自の要因によって個別に物色される、そのような展開が想定されます。

日経平均に関しては、米中情勢に新たな悪材料が出て来ない限りは堅調な展開が続くと思いますが上値は限定的だと思います。

今後は日米共に主要企業の四半期決算発表が本格化しますので、企業業績への関心が徐々に高まって行きます。

加えてこの週末の大型台風の被害が広範囲に及んで有り、今後被害状況が明らかになるに連れて、企業のサプライチェーンや個別の企業の被害状況によっては関連する銘柄には悪影響も想定されます。

しかしその逆に復興需要への思惑も強まり易く、明日以降復興関連銘柄になると思われる銘柄に安値が有れば買いを考えたいと思います。

海外情勢では英国のブレグッジットの行方にも注意が必要です、EUとの合意無き離脱の可能性は高まっており、日々状況の推移を注視して行く必要も有ります。

当面の動向としては日経平均は堅調ながらも上値は限定的、物色は業績見通しや材料性などを見極めながら個別物色が中心、そのような展開になると思います。

又、米中通商協議の部分的な合意を好感する買いは今日でほぼ一巡すると思いますので、新規の買い出動は明日以降適度な調整安を待ってから実行したいと思います。

今回の米中通商協議の部分的な合意では買いを急ぐ必要はないと思います、又、保有銘柄に関しては引き続き保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。

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