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出島テクニカルワールド(10月9日推奨銘柄 )
- 2019/10/9
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
10/9(水)日経平均株価は▼131円の21456円で終了。米中通商協議を前にして米国が新たな中国企業を禁輸リストに追加、ウイグル族への弾圧を理由に中国政府高官のビザ発給も制限するなど米中対立の激化が懸念されて昨夜の米国株が大きく下落。本日の日経平均も米国株安の流れを引き継ぎ売り先行で下落、しかし寄り付きの売り一巡後はジリジリと下げ幅を縮める動きとなり、日本市場ではさほど悲観ムードは強まらず。日々出て来る米中関連の材料に一喜一憂する展開は想定内の事、過度に反応せず、10日から始まる米中通商協議の結果を待つと言う対応が最善です。日本市場の動向も、米中協議の結果に左右されそうですが、円相場や米中情勢にさほど影響を受けない出遅れ割安株はテーマ性を持つ中小型株中心に安値買いを狙うと言う発想なら過度に神経質になる必要はないと思います。
【銘柄情報】【本日終値438円】
(東2)YE DIGITAL(2354) 情報通信 100株
9/20に買い推奨をして既に利食い済みの同社株ですが、一旦調整局面を迎えており、目先もう一段の調整安が有れば再度押し目買いを狙いたいと思います。同社は安川電機の持分法適用会社でシステム構築と組み込みソフト開発が主力。情報セキュリティ製品やIoT関連、クラウドやビッグデータ、AI分野にRPA(業務自動化)関連も手掛けており、機械や工場における自動化・AI活用において市場期待の高い銘柄です。2020年2月期業績見通しは増収増益、5Gの普及拡大によって同社事業領域も拡大が見込まれ、テクニカル面においても大局的な下降トレンドが終わり上昇トレンドに転じた初動に有ると言う状況です。9/18大引け後に中間決算の上方修正を発表、顧客企業によるIT投資需要の高まりが上方修正の主な要因、通期見通しは据え置いたものの上方修正期待が高まり易く、目先の調整が完了した後はもう一段の上昇が期待出来ると思います。テクニカル的には420円~400円のゾーンが下値支持帯になりますので、まずは420円台で1回目の買いを狙い、仮に安値が有れば400円台で買い増しを待ち伏せしたいと思います。当面は470円付近が上値目処になりますので利食い目処は470円接近時、但し380円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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安川電機の持分法適用会社。システム構築と組み込みソフト開発が主力。柱のシステム構築は通信事業者向け続落を安川電機グループ向け拡大で埋める。情報セキュリティ製品など牽引し、IoTソリューション反転増。人件費など負担増こなし、営業益伸長。AI分野の強化などで22年2月期に営業益12億円目指す新中計始動。 |

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