週トレ短期売買(10月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/8(火)日経平均株価は△212円の21587円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落。10日から始まる米中通商協議に関して、中国の劉鶴副首相が、「中国の産業政策や国有企業への補助金削減など構造改革は議論しない」と述べたと伝わり、株式市場も協議難航を警戒して売りが優勢に。一方では、10日からの協議では、米国産の農産物やエネルギーの輸入交渉に集中するとの報道も有り、部分的な暫定合意は期待出来るとの見方も浮上しています。米中通商協議に関しては依然不透明感は有るものの、円相場が円安に振れて107円台半ばまで円安が進行。昨日は円高を嫌気して売りが強まった日本市場でしたが、今日は円安進行で買い戻しの動きが先行、日経平均も反発する展開になっています。大局的には10日から始まる米中通商協議の結果待ちと言う状況に変わりは無く、米中協議の結果が明らかになるまではその他の材料で一喜一憂すると言う展開は想定内の事。そして売買もその日の内に手仕舞いをすると言う日計りが中心、米中協議の結果を確認するまでは、先を見据えた売買も見送られます。米中通商協議の見通しとしては、一部の分野に限り暫定的に合意をすると言う可能性は引き続き高いと思います。先にも述べたように農産物の輸入とエネルギーの輸入、貿易面において、中国が米国から購入する製品と量が決められ、その先も分野を限定しながら順次交渉が行われると言う小刻みに合意が進むと言う展開になるのではないかと思います。中国の国家体制に関わる国有企業の改革や産業政策などは引き続き協議の対象となり、解決するには数年掛かると言う事になると思います。それでも少しずつでも米中合意が進む事は全面対決になる事を考えれば世界経済にはプラスです。10日から始まる米中通商協議に関しても、何も合意が出来ないよりは、一部の分野だけでも合意が出来れば株式市場は好感すると思います。合意出来ず、協議継続となった時には一時的には失望売りが強まると思いますが、それも一時的ですので安値に対しては買いを考えると言う対応で良いと思います。仮に合意に至らなかったとしても、時間が経てば再び協議が再開され、合意への期待が高まると言う事になると思います。米中情勢に関しては、これまで何度も繰り返されて来た事がこの先も続くだけの事、仮に合意に至らずとも過度に悲観的になる事はないと思います。更に言えば、全体よりも個を重視と言う投資スタンスであれば、尚更悲観する事は有りません。米中情勢がどうであれ、出遅れ割安銘柄やテーマ性を持つ中小型株に関しては、個々の銘柄が持つ独自の材料によって株価も動きます。

 

 

【当面の相場展望】

米経済に対する警戒は一旦和らぎましたが、今週は10日から米中閣僚級の通商協議が始まります。暫定合意が実現するのか?それとも交渉決裂で株式市場も失望売りが強まる展開になるのか?米景気減速懸念の高まり、米株式市場の先行き不透明感、米中貿易摩擦の悪影響が米経済にも悪影響を及ぼし始めた状況を考えると部分的な合意と言う暫定合意も期待出来る状況では有りますが、ここは予断を持たず、結果を確認してから動くと言うスタンスが最善と考えます。

 

 

【明日の見通し】

暫くは日々出て来る米中情勢に関する報道に一喜一憂する展開が想定されます。米中協議が好悪どちらの結果も想定される状況ですので基本的には株式市場も膠着した展開になり易いと思います。相場状況としては、10/10から始まる米中通商協議の結果を見極めると言う状況に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場は米中協議難航報道を受けて下落したものの、本日の日本市場は円安進行を好感して日経平均は上昇。しかし円安以外に特段の買い材料は無く、今日の日経平均の上昇も直近の下げに対する買戻しが中心の自律反発。米中通商協議が10日に控えており、大きなイベントを前に、一旦買戻しを進めると言う動きだと思います。明日以降買戻しが一巡すればその先は米中通商協議の結果次第、暫定合意に至れば株価も一段高に。しかし合意には至らず継続協議と言う結果になれば一旦失望売りで株価も下落、次の対応の為に今は一旦ポジションを中立に戻している、そのような背景からの今日の日経平均上昇と言う感じです。テクニカル的に見れば今日の日経平均の終値はほぼ25日移動平均線が位置している水準で強弱感が対立していると言う感じの終り方です。チャート上では10/2日足チャート上のマド埋めが21725円になりますので、当面は戻りもマドまでとすれば21725円付近が目先の上値目処です。しかしそれも米中通商協議の結果次第ですので大きな意味は持ちません。あくまでもテクニカル面から見れば21725円付近が目先の上値目処として意識されると言う事で、それ自体に重きを置く必要はないと思います。10日から始まる米中通商協議を前にして、昨夜は中国の監視カメラ大手企業などが禁輸リストに追加されました。この内容に関しては既に数ヶ月前にも出ていましたので目新しさは有りませんが、協議を前に中国を刺激するような動きが有る事は米中合意への懸念を強めます。又、トランプ大統領も交渉には時間が掛かると述べるなど、発言がトーンダウンしています。仮に10日からの米中協議で合意が出来なければ、15日から現在25%の関税を30%に引き上げる事も既に表明しています。米中共に有利に交渉を進める為にギリギリの交渉をしている感じですが、どのような結果になるかは結果が出れば明らかになる事です。考えてもどうなるものでも無く、今は結果を待つと言うスタンスで良いと思います。大事な事は結果が出た後にどのように対応するかです。暫定合意に至れば上昇しますので特に問題は有りません、合意出来ず協議継続となった時には株式市場も一時的には下落しますが、失望売りが一巡すれば下げ止まり、再び米中歩み寄りの動きが出て反発局面を迎えます。そう言う意味では下げれば安値買いを考えると言う対応で良いと思います。明日以降も米中通商協議の結果が明らかになるまでは保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。米中通商協議は10・11日ですので日本時間では結果が明らかになるのは11日の夜か12日土曜日になると思います。保有銘柄も週末までに一段高になる銘柄が有れば利食い優先が良いと思います、ポジションを減らして米中協議の結果を待つと言う対応が最善だと思います。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年2月
« 1月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
242526272829  
ページ上部へ戻る