週トレ短期売買(10月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/4(金)日経平均株価は△68円の21410円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して反発。注目された米ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回った事から失望売りが強まりNYダウは一時335ドル安まで下げ幅を拡大。しかし低調な経済指標が続いている事で、次回のFOMCでは利下げ確実との見方が強まり売り一巡後は切り返す展開でプラス圏に浮上。又、米ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回ったと言っても、52,6と好不況の分かれ目となる50は上回っており、過度な悲観もやや行き過ぎとの見方が徐々に強まったと言う感じの展開です。米ISM非製造業景況感指数は何とか50を上回ったものの、ここ数ヶ月はジリジリと水準を切り下げて来ており、大局的に見れば緩やかに低下している状況です。ざっくりと言えば、堅調な米経済を支えてきた非製造業もこのまま無策の状況が続けば好不況の分かれ目となる50を切るのは時間の問題。

FRBの利下げだけでは経済に与える好影響も限られますので、一段と米中通商協議合意への期待が高まると言う一面も有ります。米経済が景気悪化に転じる正念場を迎えた時、米中通商協議も一旦合意に達するとの見方は根強く有ります。10/10に米中閣僚級の通商協議を控え、今まさに正念場の米経済を考えると、米中協議合意の可能性はこれまでで一番高まっていると思います。トランプ大統領の対中強硬姿勢も堅調な米経済が有ってこそのスタンスです。米経済を景気後退にまで落ち込ませては大統領再選に向けてはマイナスです。加えて欧州との貿易摩擦も一段と激化して行く事が想定され、対中国では一旦停戦と言う判断が理に適う対応だと思います。昨夜の米国株の反発を受けて本日の日経平均も一旦下げ渋りの展開で小幅高で終了。上値追いに慎重なのは今夜の米9月雇用統計の発表を控えているからです。円相場も106円台後半まで円高に振れており、今夜発表の米9月雇用統計を見極めたいとのムードが有ります。投資家の心理としては安値拾いの買いは良くても、敢えて上値を買い上がる必要は無い、そのような感じだと思います。当面は10/10の米中協議に向けて、日々出て来る関連材料に一喜一憂するような展開になると思いますが、投資スタンスとしては、目先の値動きに一喜一憂する事無く、個々の銘柄の本質を見極めて対応して行けば良いと思います。今は下値不安が限られ、上昇する可能性を持っているような銘柄を保有していればベストの対応だと思います。新規の買い出動に関してもそのような銘柄の安値買いを狙うと言うスタンスがベストです。10/10の米中協議の結果を確認するまでは無理に買い出動をする必要は有りませんが、仮にそれまでに行き過ぎた安値が有れば話しは別です、この先そのような場面が有れば買い出動も考えたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米国株の急落をキッカケに日柄調整から値幅調整に転じた格好の日経平均です、しかし行き過ぎた過熱感の反動安と言う一面も有り、大局的に見れば10/10から始まる米中通商協議の結果待ちと言う状況に変化は有りません。米景気減速懸念の高まり、株価急落と言う状況から考えると、近々米中協議進展期待を高めるようなトランプ発言が出てきそうな感じがします。当面は日経平均は調整継続、個別物色が中心と言う展開が続きそうです。

 

 

【週明けの見通し】

今夜は米9月雇用統計の発表が有ります、週明けの日本市場の動向も今夜の米9月雇用統計の結果次第です。しかし大局的には10/10から始まる米中通商協議の結果を見極めると言う状況に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

朝方はマイナス圏に沈む展開でしたが、底堅さが確認されると次第に買い戻しの動きが強まりプラス圏に浮上。円高基調が一服し、日銀のETF買いの効果も有ったと思います。しかし米経済指標の悪化によって、米中通商協議の暫定合意の可能性が高まったとの見方も底流には有ると思います。経済指標自体は多少振れのある指標でも有り、又見方を変えれば違う景色も見えて来るものです。例えばISM製造業景況感指数はどちらかと言えば大企業を対象にした経済指標ですので、当然世界景気の影響を大きく受けますが、米国内の中小企業を対象にした景況感指数では好不況の分かれ目となる50を上回っています。

先日はADP全米雇用リポートが前月比で悪化しましたが悪化幅は小幅で、それでも13万人以上の増加でした。米経済指標も市場予想には届かなくとも、水準としてはさほど悪くは無く、ここ数日の米国株の下落もやや行き過ぎた反応だと思います。昨夜の米国株の反発も、売られ過ぎた反動による修正高のようなものです。米経済指標の悪化だけでなく、その他諸々の悪材料が重なった事も有りますが、一時的な需給の歪みと言う感じもします。

米国市場の需給面においては、投資信託の決算は10月が多く、10月末にかけて決算対策の売りが出易いと言う一面も有ります。同じくヘッジファンドなども11月決算が多く、解約には45日ルールと言うものが有り、45日前に解約売りが集中し易いと言う一面も有ります。

米国市場においては10月に売りが出易い、そのような背景も考えながら対応して行けば一時的な下落にも慌てる事はなくなると思います。今夜は米国市場で9月雇用統計の発表が有ります、雇用者数の増加が急減するなど想定外の結果になれば米株式市場も大きく下げると思いますが、市場予想近辺で多少の減少ならさほど影響はないと思います。そして今夜の米9月雇用統計の発表を終えれば経済指標の発表に一喜一憂すると言う展開も一応終了、来週は10日から始まる米中閣僚級の通商協議の行方に注目が集まります。暫定合意に至れば株式市場も好感して株価は上昇、暫定合意には至らず協議継続と言う結果なら失望売りが強まり株式市場も下落。仮に失望の結果になったとしても、米経済の減速が続く限り米中合意に至る時期はそう遠くはないと思います。来週は、10/10から始まる米中通商協議に向けて、日々出て来る関連材料に一喜一憂するような展開になると思いますが、投資スタンスとしては、目先の値動きに一喜一憂する事無く、個々の銘柄の本質を見極めて対応して行けば良いと思います。

 

 

 

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