出世株発掘ドリーム・レポート(2019年10月4日推奨 )

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日経平均株価10/4終値21,410

日経平均1004

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

日経平均株価は9月中間決算の配当権利取りの買い需要が強まり10連騰を記録するなど9/19には一時22255円まで上昇。しかし配当権利付き最終売買日を通過すると上昇は一服、9/26には米下院の情報特別委員会がトランプ大統領の弾劾調査を開始する原因となったウクライナ問題の内部告発状を公表、政治リスクへの警戒が強まり、日経平均も一旦調整入りの動きが鮮明に。その後トランプ政権が中国への証券投資の制限や中国企業の米国市場への上場制限、又は上場廃止を検討しているとの報道が流れ、株式市場にも警戒売りが強まると言う展開に。

中国に対する投資制限検討との報道に対しては、米財務省報道官が報道を否定し株式市場にも一旦安心感が台頭したものの、貿易交渉を担当しているナバロ大統領補佐官は報道内容を否定したものの、しかし報道内容の半分以上が不正確で有るとし、全てを否定はしていません。10/10から始まる米中閣僚級の貿易協議の結果次第では、対中投資制限が現実味を増すかもしれませんが、現段階ではあくまでも次なる制裁の1つのプランだと思います。米中対立が長期化すればいずれ投資制限のような制裁も有り得ますが、現時点では過度に警戒する必要は無いと思います。

 

10/1に発表された米9月ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準となり、米景気後退懸念から株式市場も下げ幅を拡大する展開に。ISM製造業景況感指数自体は直近悪化が続いており、2ヶ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回りました。翌10/2にはADP全米雇用リポートも前月比で減少し、米景気後退への懸念が一段と強まると言う展開に。更に米景気悪化に繋がる要因としては、米国がEUに対する報復関税を18日にも発動すると発表。欧州航空機大手のエアバスへの補助金を巡る問題で、WTOが報復関税を課す事を承認し、米国も報復関税発動を表明。そしてEUも対抗措置を検討すると表明しており、米中に続いて米欧貿易摩擦が一段と激化しそうな状況です。

昨夜は、米ISM非製造業景況感指数が発表されましたが、市場予想を下回った事から失望売りが強まりNYダウは一時335ドル安まで下げ幅を拡大。しかし低調な経済指標が続いている事で、次回のFOMCでは利下げ確実との見方が強まり売り一巡後は切り返す展開でプラス圏に浮上。又、米ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回ったと言っても、52,6と好不況の分かれ目となる50は上回っており、過度な悲観もやや行き過ぎとの見方が徐々に強まったと言う感じの展開です。米ISM非製造業景況感指数は何とか50を上回ったものの、ここ数ヶ月はジリジリと水準を切り下げて来ており、大局的に見れば緩やかに低下している状況です。ざっくりと言えば、堅調な米経済を支えてきた非製造業もこのまま無策の状況が続けば好不況の分かれ目となる50を切るのは時間の問題。FRBの利下げだけでは経済に与える好影響も限られますので、これまで以上に米中通商協議合意への期待が高まると言う一面も有ります。

米経済が景気悪化に転じる正念場を迎えた時、米中通商協議も一旦合意に達する可能性が高まる、そのような見方は根強く有ります。10/10に米中閣僚級の通商協議を控え、今まさに正念場の米経済を考えると、米中協議合意の可能性はこれまでで一番高まっていると思います。トランプ大統領の対中強硬姿勢も堅調な米経済が有ってこそのスタンスです。米経済を景気後退にまで落ち込ませては大統領再選に向けてはマイナスです。加えて欧州との貿易摩擦も一段と激化して行く事が想定され、対中国では一旦停戦と言う判断が理に適う対応だと思います。今夜は米9月雇用統計の発表を控えていますが、弱い内容になれば一段と米中協議合意の可能性が高まると思います。加えて景気減速感が強まれば一段の利下げや景気対策発動への期待も高まります、最大の期待要因はやはり米中通商協議の暫定合意です。懸念要因と期待要因が混在している相場状況ですが、このような相場環境でこそ全体よりも個を重視、有望なテーマ性を持つ中小型株が狙い目となります。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 化学 4237 フジプレアム 10/4終値284

 

買いゾーン①時価 ②260円台 

利食い目処400450円 損切り200円割れ

 

精密貼合技術を活用して薄型テレビ用光学フィルター等を製造・販売している同社ですが、京都大学が中心となって進めているフィルム型太陽電池プロジェクトに参画し、塗って作れる低コスト・高効率フィルム型太陽電池の実用化の為に封止フィルムや技術を提供しています。国連総会を始め、世界中で環境問題への注目が高まっており、同社への見直し買いの動きも期待出来ます。又、同社はレーザー光源の開発・製造を手掛けるサイバーレーザー社との資本提携を締結し、高機能レーザー加工機の製造など、工場自動化製品の開発に取り組んでいる事も期待材料となります。テクニカル面でも昨年の10月以降続いて来た下降トレンドの流れが終わり、25・200日移動平均線がすでにゴールデンクロスを示現、買いシグナル出現のチャート形状になっています。9月以降、同社株価も底離れの動きを強めており、一段の上昇に備えて買い出動を考えたいと思います。

 

4237 フジプレアム 月足チャート

フジプレアム月足MS

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は10/15(火)です。

 

 

 

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