リアルタイムサービス(10月3日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は440円安の21337円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。前日の9月ISM製造業景況感指数の悪化に続いて昨夜はADP全米雇用リポートも前月比で減少し、米景気後退への懸念が強まると言う展開に。

更に米景気悪化に繋がる要因としては、米国がEUに対する報復関税を18日にも発動すると発表。

欧州航空機大手のエアバスへの補助金を巡る問題で、WTOが報復関税を課す事を承認し、米国も報復関税発動を表明。

そしてEUも対抗措置を検討すると表明しており、米中に続いて米欧貿易摩擦が一段と激化しそうな状況です。

昨夜の米国株の大幅下落に加えて円相場も107円付近まで円高が進み、本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は大きく下落。

本日25日移動平均線は21435円に位置していますが、日経平均の前場の安値は21294円で25日移動平均線を下回っています。

一時的に下回っても早期に25日移動平均線を回復すれば特に問題は無いものの、明日以降更に下落するようだと9月以降続いている短期の上昇トレンドも一旦終了となりかねません。

週足チャート上では21300円台に13・26・52週移動平均線が位置していますので、今日の日経平均の終値が21300円台を維持するか?下回るか?は、明日以降の展開に影響すると思います。

米経済指標の悪化が続き、弱気ムードが強まっている株式市場ですが、米製造業の悪化は想定内、ADP雇用統計も若干振れの有る指標です。

経済指標の悪化によって次回の米FOMCでは連続利下げが濃厚で、今夜発表される米9月非製造業ISM景況感指数が良ければ、米国株の急反発も期待出来ます。

そう言う意味では、今夜の米9月非製造業ISM景況感指数を確認するまでは、弱気に傾かず、中立的なスタンスで対応する方が良いと思います。

日経平均の下げ幅は大きくとも、売られている銘柄は主に主力銘柄です、出遅れ割安株やテーマ性を持つ中小型株などはさほど下げてはおらず、米国株安の悪影響も銘柄によってそれぞれです。

ざっくりと言えば現在保有している銘柄への悪影響は限定的、下げ幅も小幅で、特に弱気になる事は無いと思います。

米景気に減速感が強まり、EUとの貿易摩擦も一段と激化、株価下落基調が強まっており、このような状況から判断すれば10/10から始まる米中閣僚級の通商協議は暫定合意に至る可能性が高まっていると思います。

好悪材料が混在する投資環境ですが、全体よりも個を重視、引き続きそのような発想で対応して行けば弱気になる事はないと思います。

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