週トレ短期売買(10月2日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/2(水)日経平均株価は▼106円の21778円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。朝方は米中貿易協議の進展期待から上昇していましたが、発表された9月ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準となり、米景気後退懸念から株式市場も下げ幅を拡大する展開に。ISM製造業景況感指数自体は直近悪化が続いており、2ヶ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回りました。しかし米景気全体を下支えしているのは非製造業であり、製造業に関しては米中貿易摩擦激化の影響も有って緩やかに悪化して行く事は有る程度想定内の事です。そう言う意味では、昨夜発表された9月ISM製造業景況感指数の落ち込みも過度に警戒する必要はないと思いますが、それでも株式市場の反応としては、悪い経済指標が出て来れば売りが強まる、昨夜の米国株の下落も本質的には自然な反応です。先にも述べたように堅調な米経済を下支えしているのは非製造業ですので、先々非製造業に減速の兆しが見えれば要注意になりますが、現時点ではさほど警戒する必要はないと思います。又、昨夜の9月ISM製造業景況感指数の悪化によって、次回の米FOMCでは連続利下げが行われる可能性が高まりました。悪い経済指標の発表も利下げ期待が高める事で米株式市場への悪影響も緩和されます、但し日本にとっては円高圧力が強まりますので暫くは円高警戒ムードから日経平均は一段と調整色が強まるかもしれません。本日の日経平均は昨夜の米国株安と円高進行を受けて売り先行で始まり株価は下落、しかし売り一巡後は下げ渋りを見せるなど21700円台は維持しており、弱含みながらも底堅さも感じる展開になっています。経済指標の発表や北朝鮮のミサイル発射、トランプ大統領の弾劾調査への懸念、英国のブレグッジトやイラン情勢など、日々色々な材料が出て来ますが、それでも今は10/10に予定されている米中貿易協議への期待が株式市場の下支え要因になっています。米製造業の一段の景気悪化も、米中貿易協議の暫定合意を後押しする要因になるかもしれません。米国にしてみれば非製造業がまだ好調な間に米中貿易協議の合意を得なければ、非製造業まで悪化した後では遅過ぎるかもしれません。

株式市場が今最も欲している好材料は米中貿易協議の合意です、そう言う意味では昨夜発表された9月ISM製造業景況感指数の悪化は、結果的には良かったかもしれません。

株式市場の現状としては、米中貿易協議の結果を待つと言うムードが強く、余程大きな材料でも出て来ない限りは上下共に限られた値幅の中で日々出て来る材料によって上下に振れると言う方向感の無い展開になりそうです。新規の買い出動に関しては、10/10に米中閣僚級の貿易協議の結果を見極めるまでは急ぐ必要はないと思います。安値買いのチャンスが有れば先を見据えて買いを考えたいと思いますが、10/10までは新規の買い出動よりも保有銘柄の上昇を待つと言う事に重点を置くと言う対応で良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

日経平均は一旦調整局面を迎えています、配当狙いの買いと言う大きな買い需要は一巡し、今後は配当分の再投資や10/10に向けて米中貿易協議の暫定合意への期待が高まりますが、米中貿易協議の結果が見通し難いと言う事から、期待は有れども確信は持てずと言う感じで、上下に振れながら方向感は出難いと言う状況でも有ります。しかしそのような状況は個別物色の動きを強める要因です、出遅れ銘柄、テーマ性を持つ中小型株などは引き続き上昇が期待出来る相場環境だと思います。

 

 

【明日の見通し】

日経平均は一旦調整局面に、しかし米中貿易協議合意への期待が続く限り底堅さは続くと思います。これまで先駆して上昇した銘柄には利食いが強まると思いますが、利食い資金が向かう先は出遅れ銘柄やテーマ性を持つ中小型株となり、暫くは個別物色、循環物色の展開が期待出来そうです。

 

 

【投資アドバイス】

9月ISM製造業景況感指数の悪化を受けて昨夜の米国株が大きく下落、円高も進み、本日の日経平均も売りが先行する展開で下落。しかし下げ幅は限定的となり、売り一巡後は下げ幅を縮めて終わるなど底堅い展開は継続中。日々色々な材料が出て来て、日経平均も上下に振れますが、テクニカル的見方では依然上昇トレンドは継続中。上昇トレンド継続中の中で一旦過熱感を冷ます為の調整局面が続いている、そのような見方に変わりは有りません。今週は米国市場で重要な経済指標の発表が続きます、3日にはISM非製造業景況感指数が発表されますが、仮に製造業に続いて非製造業も悪化していれば米経済に黄色信号が灯ります。4日の週末には米9月雇用統計の発表が有ります、雇用者数の伸びや賃金の伸びが注目され、米経済の体温計のような経済指標ですので要注目となります。どちらも無難な結果になれば米株式市場も特に問題は有りませんが、どちらも悪化しているようだと米株式市場も悲観が強まり大きく下げる展開は避けられません。今週の日本市場は日々米国市場睨みと言うムードが一段と強まります、5日には米朝非核化協議が実務者レベルで再開する予定です。10/10は世界が注目している米中閣僚級の通商協議が再開されます、ざっくりと言えば来週の10日まではイベント目白押しと言う状況になりますので、日経平均の値動きも日々上下どちらにも振れ易くなると思います。加えてトランプ大統領に対する弾劾調査もこの先色々な報道が出て来ると思います。楽観が出来るような相場状況では有りませんが、しかしながら株価重視のトランプ大統領ですので、悪材料目白押しの状況では、逆に米中協議の暫定合意も期待出来る、そのような見方も出来ます。しかし懸念要因山積の状況でも、株式市場は底堅く堅調な展開が続いています。米中通商協議が合意に至るまでは日経平均の上値も限定的になると思いますが、全体よりも個を重視した投資であれば弱気になる必要はないと思います。出遅れ割安銘柄やテーマ性を持つ内需系の中小型株など、独自の要因で上昇出来る銘柄であれば海外の不透明要因もさほど気にする事は有りません。もちろん今は全力で買い参戦出来るような状況では有りませんので、十分な余裕を残しながらの参戦にはなりますが、それも一種のリスク管理です、限られた資金の中で下値不安が少なく吹き上げが期待出来る銘柄を厳選し、有る程度の銘柄数を保有しておくのは問題有りません。明日以降も当面は保有銘柄の上昇を待つと言う事に重点を置いた対応で良いと思います。新規の買い出動に関しては、ここまで来れば10/10の米中協議の結果を見極めてからの方が良いと思います。

 

 

 

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