リアルタイムサービス(10月2日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は142円安の21742円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。朝方は米中貿易協議の進展期待から上昇していましたが、発表された9月ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準となり、米景気後退懸念から株式市場も下げ幅を拡大する展開に。

ISM製造業景況感指数自体は直近悪化が続いており、2ヶ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回りました。

しかし米景気全体を下支えしているのは非製造業であり、製造業に関しては米中貿易摩擦激化の影響も有って緩やかに悪化して行く事は有る程度想定内の事です。

そう言う意味では、昨夜発表された9月ISM製造業景況感指数の落ち込みも過度に警戒する必要はないと思いますが、それでも株式市場の反応としては、悪い経済指標が出て来れば売りが強まる、昨夜の米国株の下落も本質的には自然な反応です。

先にも述べたように堅調な米経済を下支えしているのは非製造業ですので、先々非製造業に減速の兆しが見えれば要注意になりますが、現時点ではさほど警戒する必要はないと思います。

又、昨夜の9月ISM製造業景況感指数の悪化によって、次回の米FOMCでは連続利下げが行われる可能性が高まりました。

悪い経済指標の発表も利下げ期待を高める事で米株式市場への悪影響も緩和されます、但し日本にとっては円高圧力が強まりますので暫くは円高警戒ムードから日経平均は一段と調整色が強まるかもしれません。

本日の日経平均は昨夜の米国株安と円高進行を受けて売り先行で始まり株価は下落、しかし売り一巡後は下げ渋りを見せるなど21700円台は維持しており、弱含みながらも底堅さも感じる展開になっています。

経済指標の発表や北朝鮮のミサイル発射、トランプ大統領の弾劾調査への懸念、英国のブレグッジトやイラン情勢など、日々色々な材料が出て来ますが、それでも今は10/10に予定されている米中貿易協議への期待が株式市場の下支え要因になっています。

米製造業の一段の景気悪化も、米中貿易協議の暫定合意を後押しする要因になるかもしれません。

米国にしてみれば非製造業がまだ好調な間に米中貿易協議の合意を得なければ、非製造業まで悪化した後では遅過ぎるかもしれません。

株式市場が今最も欲している好材料は米中貿易協議の合意です、そう言う意味では昨夜発表された9月ISM製造業景況感指数の悪化は、結果的には良かったかもしれません。

株式市場の現状としては、米中貿易協議の結果を待つと言うムードが強く、余程大きな材料でも出て来ない限りは上下共に限られた値幅の中で日々出て来る材料によって上下に振れると言う方向感の無い展開になりそうです。

新規の買い出動に関しては、10/10に米中閣僚級の貿易協議の結果を見極めるまでは急ぐ必要はないと思います。

安値買いのチャンスが有れば先を見据えて買いを考えたいと思いますが、10/10までは新規の買い出動よりも保有銘柄の上昇を待つと言う事に重点を置くと言う対応で良いと思います。

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