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出島テクニカルワールド(10月1日推奨銘柄 )
- 2019/10/1
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
10/1(火)日経平均株価は△129円の21885円で終了。昨日売り材料視された「米政府が対中投資制限を検討」との報道に関して、米財務省が否定した事で昨夜の米国株が上昇。本日の日本市場も安心感が台頭して日経平均は反発。当面は10/10から始まる米中閣僚級の貿易協議に注目が集まります、この先交渉を有利に進める為に色々なトランプ発言などが出て来ると思いますが、一喜一憂する事無く、冷静な対応が求められます。「合意期待は有るものの楽観は出来ず」と言うのが今の正直な気持ちですが、合意出来る分野だけ先に合意をする暫定合意の可能性は十分に有り得ると思いますので、期待を持って見守って行きたいと思います。引き続き好業績出遅れ銘柄やテーマ性を持つ中小型株を中心に買いを考えて行くと言う対応で特に問題はないと思います。
【銘柄情報】【本日終値431円】
(JQ)中央化学(7895) 化学 100株
同社は樹脂製食品容器の大手で、環境対応の高機能品を育成、プラスチック容器の回収・リサイクルにも積極的に取り組んでおり、TOBで三菱商事の子会社になっている事も安心感に繋がります。日本では本日から消費税の増税がスタートし、軽減税率の対象となる持ち帰り弁当や食品の需要が増加する事が予想されます。食品容器や宅配専用容器を手掛けている同社にとっては恩恵を享受する可能性が有り、足元の株価も堅調に推移しています。今期の業績見通しも増収増益が見込まれており、1株利益見通しは32円、テクニカル的にも9月以降は上昇トレンドの展開が続いており、適度な調整安が有れば押し目買い有利のチャート形状です。脱プラスチック、食品廃棄ロス削減、軽減税率の恩恵、と言うテーマ性に乗る銘柄として押し目買い狙いで対応したいと思います。当面の下値支持帯は410円~390円のゾーンになりますので、この先調整安を待ってまずは410円台で1回目の買いを狙い、仮にもう一段の安値が有れば390円台で買い増しを狙いたいと思います。当面の上値目処は500円付近になりますので利食い目処は500円接近時、但し360円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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樹脂製食品容器の最先発。中国展開も。新素材で高機能品育成。TOBで三菱商事の子会社に。食品の廃棄ロス削減関連主体に主力容器の環境対応高機能品が堅調増。ペット再生素材の宅配専用容器も伸びる。不採算取引整理や値上げ効果が想定以上。営業増益幅拡大。環境対応提案強化で、無機粉末素材タルク活用『タルファー』拡販に照準。 |