週トレ短期売買(9月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/30(月)日経平均株価は▼123円の21755円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米政権が中国への証券投資の制限や中国企業の米国市場への上場制限、又は上場廃止を検討しているとの報道が流れ、株式市場も警戒売りが強まると言う展開に。米中閣僚級の貿易協議が10/10に行われる事が決まり、協議進展への期待が高まっていた所に、新たな懸念材料が出て来た事で再び警戒が強まっています。米中歩み寄りムードが出て株式市場が上昇し、警戒材料が出て来て株式市場が下落する、これまでに何度も繰り返されて来た事では有るものの、トランプ政権の一寸先は闇と言う事が改めて意識させられるような感じです。しかしながら過度に悲観する事は無いと思います。10/10に米中閣僚級の貿易協議が行われますので、今回の投資制限のような話しも交渉前の圧力と見るのが妥当だと思います。楽観は出来ないものの、米中協議に関しては暫定的な部分合意が期待出来ると言う状況に変りはないと思います。来年の米大統領選挙を見据えれば、年内には有る程度の成果を確保すると共に、米経済の減速は避けなければならない。トランプ大統領にとっても時間的な余裕は余り無く、日米通商協議が合意に達した事から考えても、有る程度の成果を求めていると言う感じがします。中国にとってもこれ以上の景気減速は大きなリスクです、香港情勢も未だに沈静化せず、中国内の景気減速が行き過ぎれば、国内のあちらこちらで香港のような暴動が起きかねません。経済成長による豊かさを背景に不満を抑えて来たと言う一面が有りますので、景気悪化によって豊かさが無くなれば諸々の不満が爆発しかねないと言うのが中国の現実です。中国も米国以上に米中貿易協議の合意を求めています、10/10から始まる米中閣僚級の貿易協議に関しては、これまでの中で一番合意に至る可能性が高いのでは無いかと思います。但し部分的な暫定合意であり、構造問題や補助金、知的財産権侵害や技術移転の強要など、難しい問題は引き続き継続的に協議をして行くと言う事になると思います。米中貿易協議への警戒が浮上した事で本日の日経平均も売りが先行する展開で下落、しかし今日は9月中間期末で、大引け前にはドレッシング買いと思われる買いが入り日経平均も下げ幅を縮小して終了。米中情勢に関しても、新たな懸念が浮上したものの、10/10からの協議において合意への期待も有ります。

懸念も有れば期待も継続していると言う状況ですので、売り買いどちらかに傾くと言う可能性も少なく、大局的に見ればテクニカル的な過熱感を冷ます為の調整局面、暫くはそのような展開になると思います。今週の投資スタンスとしては引き続き全体よりも個を重視、保有銘柄の上昇を期待しつつ、チャンスが有れば買い出動を考える、そのような対応で良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

配当狙いの買いと言う大きな買い需要は一巡しましたが、今後は配当分の再投資や10/10に向けて米中貿易協議の暫定合意への期待が高まります。依然過熱感は否定出来ない状況ですので、日経平均に関してはこの先上値の重さも出て来ると思いますが、物色の中心は個別物色へと変化して行くと思います。出遅れ銘柄、テーマ性を持つ中小型株などは引き続き上昇が期待出来る相場環境です。

 

 

【明日の見通し】

日経平均は一旦調整局面に、しかし米中貿易協議合意への期待が続く限り底堅さは続くと思います。これまで先駆して上昇した銘柄には利食いが強まると思いますが、利食い資金が向かう先は出遅れ銘柄やテーマ性を持つ中小型株となり、暫くは循環物色の展開が期待出来そうです。

 

 

【投資アドバイス】

米政府が対中投資制限を検討しているとの報道を受けて先週末の米国株が下落。本日の日本市場も米国株安の流れを引き継ぎ売り先行の展開で日経平均は続落。しかし過熱感が意識される状況でも有り、適度な下落は過熱感を冷ます為には必要不可欠な事。日経平均をテクニカル面から見ると、25日移動平均線が75・200日移動平均線と買いシグナルとされるゴールデンクロスを示現しており、今日の株価下落も上昇トレンドの中での適度な調整安となります。現在25日移動平均線は21300円台に位置しており、ざっくりと言えばこの先日経平均は25日移動平均線付近まで調整をする可能性は有ります。テクニカル面だけで見れば調整が完了すれば再度上昇となりますが、10/10から始まる米中閣僚級の通商協議がどうなるのか?株式市場の動向も米中通商協議の結果次第と言う一面も有ります。中国が農畜産物の輸入を再開し、米中協議への期待が高まっていた所に先週末の対中投資制限を検討と言う警戒材料が出て、日米共に一旦株価は下落していますが、株式市場のネガティブ反応も限定的です。日本市場においては、配当権利取りの買いが一巡し、テクニカル的な過熱感も意識される状況が続いていましたので、有る程度の下落は想定内の展開です。

当面は米中閣僚級の協議が予定されている10/10に向けて、米中情勢に一喜一憂するような相場展開になりそうですが、警戒と期待が入り混じる状況はこれまでにも何度も繰り返されて来た事です。10/10の米中協議で暫定合意に達すれば歓迎すべき事ですが、万が一暫定合意は出来ずと言う結果になったとしても過度に悲観的になる事はないと思います。

仮に合意が出来なくても、これまで続いて来た状況が続くだけの事で、更に言えばそう遠くない先には再び歩み寄りの動きが出て来ると思います。今日まで米中の対立が続き、共に関税を掛け合って来た訳ですが、米中対立による悪影響も、金融緩和や景気対策によって吸収して来ており、10/10の米中協議が決裂しても、又同じような事が繰り返されるだけです。株価の値動きで言うなら、上げ下げを繰り返すだけで、これまでに見て来た展開を再び見るだけの事です。日本市場の現状としてはテクニカル面で見れば上昇トレンド継続中、しかし10/10の米中協議の結果を見極めるまでは強気に傾く事は出来ない、そのような状況です。しかし万が一米中協議が決裂しても過度に悲観する事も有りません、その場合は安値買いのチャンスが訪れる事になります。米中情勢は引き続き株式市場の動向を左右する大きな要因ですが、全体よりも個を重視と言うスタンスであれば米中情勢も必要以上に気にする事は無いと思います。ざっくりと言えば、先々米中情勢によって株式市場が上下どちらかに振れる事になっても、安心感を持てる投資対象は「下がり難く、上がる可能性を持つ銘柄」です。割安感の有る出遅れ銘柄やテーマ性を持つ中小型株などがその条件に当てはまる対象です。引き続き基本スタンスは全体よりも個を重視、保有銘柄の上昇を期待しつつ、チャンスが有れば買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

 

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