リアルタイムサービス(9月19日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は222円高の22183円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは小幅に上昇したもののナスダック指数は小幅に下落して高安まちまちの展開に。

注目された米FOMCでは、事前の予想通りに0,25%の利下げが決定したものの、FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)ではこの先追加利下げを見込んでいない事がわかりNYダウは一時211ドル安まで売られる場面も有りました。

しかし午後に行われたパウエルFRB議長会見で、今後の経済情勢次第では柔軟に対応する考えを述べ、追加利下げを否定しなかった事から株式市場も反転して上昇に。

又、短期金利上昇圧力の高まりに対しては、FRBの保有資産の自然な拡大を容認する可能性を示唆した事は、株式市場にも安心感をもたらす結果に。

量的緩和の再開では有りませんが、短期金利の不要な上昇に対しては贅沢に資金を供給すると言う事ですので先々の量的緩和再開への布石を打ったと言う見方も出来ます。

何はともあれ、米FOMCを無難に通過し本日の日本市場も警戒材料を通過した事で買い安心感が強まり日経平均も一段高の展開。

正直なところ想定以上に強い展開と言う日経平均です、過去最高値に近づいている米国株に比べると出遅れは明らかだった日経平均ですが、それにしても直近の上昇はやや行き過ぎと言う感は否めません。

世界的な金融緩和環境、米中貿易協議は10月に予定されており、それまでは米中協議への期待が先行し易いと言う状況、円相場は108円台を回復、過去最高水準に積み上がっていた裁定売り残の買い戻しなど、これら全ての要因が重なり想定外の株高に繋がったと言う感じです。

短期的には過熱感は否定出来ない状況ですが、中長期的に見れば割安に放置されていた日経平均が妥当な水準まで戻っただけの事、そのような見方をすれば目先の過熱感も過度に警戒する必要は無いのかもしれません。

当然直近に大きく上昇しているような銘柄は買えませんが、まださほど上昇していない出遅れ銘柄や、割安圏にあるようなテーマ性を持つ中小型株などはこれから十分に買いで対応して行けると思います。

日経平均と言う全体を見ればやや行き過ぎた過熱感も警戒される状況では有りますが、個を重視した対応で有れば日経平均の過熱感も余り気にする必要はないと思います。

今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されます、米利下げにもかかわらず余り円高には振れていませんので、日銀が追加緩和を実行する可能性は少ないと思います。

仮に日銀の決定が現状維持となった場合には若干失望売りで日経平均も上げ幅を縮めるかもしれませんが、悪影響は限定的だと思います。

日米欧の中銀イベントが全て通過した後は、株式市場の物色も指数よりも個を重視と言う展開になって行くと思います。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば随時買い出動を考えて行きたいと思います。

しかし買い出動は急ぐ必要は無く、じっくりと安値買いを狙うと言うスタンスが最善です。

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