週トレ短期売買(9月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/13(金)日経平均株価は△228円の21988円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。米中対立が和らぐとの期待が継続し米株式市場も買い優勢の展開に。前日には関税面で米中共に譲歩する動きが有りましたが、昨夜は中国政府が米農産物の輸入手続の再開を表明。加えて米国でもトランプ大統領が中国との暫定的な貿易合意を検討しているとの報道が流れ、米中歩み寄りへの期待が一段と高まると言う展開に。

欧州でもECB理事会が開かれ、マイナス金利の深堀りと量的緩和を再開する事が決まり、一段の金融緩和に踏み込む事が好感されて欧州株が上昇。来週には米FOMCが控えており、FRBも追加の金融緩和に動く事が想定されており、株式市場のムードも金融緩和を好感する動きが一段と強まりそうな感じです。しかしながら、米中歩み寄りや世界的な金融緩和の動きは追い風ながら、企業業績の回復にはまだ不透明感が有り、更に言えば直近の上昇である程度は好材料も織り込み済みです。米FOMCで利下げが決定した後は一旦材料出尽くしのムードが強まる展開も想定しておく方が賢明。足元強含みの相場展開が続いていますが、テクニカル的な過熱感も出ており、短期の上昇局面もほぼ終盤、一旦調整局面を迎える時期が近づいている、そのような状況だと思います。本日の日本市場はメジャーSQ当日で、SQ値は21981円となりました。高く寄り付いた後は一旦上げ幅を縮めたものの、目先の利食いが一巡した後は上昇に転じて大引け直前には一時22019円まで上昇。強含みの展開が続いている日経平均ですが、しかし先にも述べたように、現状は過熱感も高まっており、弱気になる必要は無いものの、目先の高値掴みには注意が必要と言う状況です。投資スタンスは買いで良いものの、来週以降は出遅れ銘柄を中心に買いを考えるのが最善、今買われている銘柄ではなく、次に買われる銘柄を探して買いを考えて行くと言う発想が重要になります。ざっくりと言えば日経平均が調整に入れば当然上昇基調が続いて来た主力銘柄も調整色を強めます、しかし物色意欲自体は旺盛は状況ですので、これまで主力銘柄に向かっていた資金は別の所へと向かいます。それは好業績ながらも出遅れている銘柄や中小型株などへ向かい、循環物色となって、これまで買われていない銘柄へと向かう事になります。来週以降は順次出遅れ銘柄中心に買い出動を考えたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中情勢がにわかに歩み寄りの動きを強めており、トランプ政権の外交姿勢も強硬路線から対話路線に変化しつつ有ります。今日でメジャーSQを通過し、裁定売り残の買い戻しも一旦沈静化すると思いますが、米中歩み寄りの動きは株式市場には大きな追い風です。日経平均は今日で9連騰です、さすがに一旦調整局面を迎えそうですが、次は出遅れ銘柄を物色する水準訂正の動きが広がると思います。

 

 

【明日の見通し】

来週も物色意欲は強い展開が想定されます、既に上昇している銘柄からまだ出遅れている銘柄へと物色資金が移動し、循環物色で幅広い銘柄に水準訂正高の動きが期待出来そうです。

 

 

【投資アドバイス】

今日はざっくりと言えば、米中歩み寄り期待とECBの量的金融緩和再開を好感する展開。

前日には関税面で歩み寄りを見せた米中情勢でしたが、昨夜は中国が米国産農産物の輸入手続を再開し、米国でも暫定的な貿易協議合意を示唆する発言が有りました。安全保障に関する5Gなど最先端技術や中国の社会主義としての構造問題、産業補助金や技術移転などに関しては、交渉も長期化しそうですが、取り合えず、合意出来る分野から合意して行こうと言うムードが出て来ている事は株式市場にとっても好材料になると思います。貿易面では暫定的に合意出来る所は合意を進め、引き続き協議継続が必要な分野は協議を続けて解決を目指す。ある意味では妥当な進め方では有りますが、これまでトランプ大統領が中国に対してハードルを高くし過ぎたと言う事も有り、ここに来て一旦ハードルを下げたと言う感じです。ECBのマイナス金利の深堀と量的金融緩和の再開も株式市場にとっての追い風です。欧州経済は機関車のドイツ経済がマイナス成長に落ち込むなど停滞を強めており、中国経済の減速が影響していると言う一面も有りますが、ECBとしては量的緩和政策の再開で贅沢に資金を供給する事で欧州経済の再浮上を狙うと言う発想。来週は米国でもFOMCが有り、FRBは0,25%の利下げを行うと見られています。0,25%では少ないとトランプ大統領は再び批判すると思いますが、利下げは確実に米経済や個人消費を下支えしますので株式市場にとってはプラスです。しかしながら既に株式市場は日米欧の金融緩和をかなり織り込んでいますので、FRBの利下げ決定を受けて一旦材料出尽くしになる可能性も高いと思います。又、足元円相場が円安に振れている事を考えると、来週の日銀金融政策決定会合では大方の予想に反して日銀は金融緩和を見送るかもしれません。

円高が進んでいれば確実に金融緩和に動くと思いますが、円安に振れているなら敢えて金融緩和に動く必要は無いと言う判断になるかもしれません。ここに来て長期化は必至と見られていた米中情勢が急速に歩み寄りを見せており、同時にボルトン大統領補佐官が解任され、米外交政策が急速に軟化する動きを見せ始めています。イランとは対話を模索し、北朝鮮との非核化協議も再開する方向、対中国に対しても明らかに軟化する姿勢を見せており、来年の米大統領選挙を見据えて、大きく方針転換を始めているのかもしれません。

もしも、トランプ政権が強硬姿勢の外交から、対話重視の外交へと方針変更をするのであれば、株式市場にとっても大きな追い風になります。トランプ大統領の事ですので現時点ではまだ楽観は出来ませんが、大きな流れが変化しつつ有ると言う事は事実です。日経平均に関しては、来週は一旦上昇が一服し適度な調整場面を迎えると思いますが、投資スタンスとしては引き続き出遅れ銘柄中心に買いを考えて対応すると言う事で良いと思います。

3連休を控えた週末に大きく上昇して終ると言う展開は買い意欲が強い事の表れです、大きな流れとしては、年末に向けて上昇基調が続くと言う展開も期待出来る状況になりつつ有ると思います。

 

 

 

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