出世株発掘ドリーム・レポート(2019年9月5日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価9/5終値21,085

日経平均0905

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。香港政府が「逃亡犯条例」の改正案を撤回する事を表明し、大規模デモが収束に向かうのでは?との期待から株式市場も買いが強まると言う展開に。更に英国ではEUからの離脱延期を政府に義務付ける法案が可決され、合意無き離脱が回避されるのでは?との期待も買い材料に。加えて中国で発表された経済指標が前月比で改善が示され、中国経済の減速による世界経済の悪化懸念が和らいだ事も投資家心理に安心感をもたらした格好。 しかしながら香港情勢に関しては、5つの要求のうち1つが実現しただけの事、逃亡犯条例の撤回だけで大規模デモが収束に向かうのでは?との期待は、楽観的過ぎると思います。 英国情勢に関しても、ジョンソン首相が合意無き離脱へ突っ走る事には歯止めをかけたものの、解散総選挙の可能性や引き続き何も決まらず英国の政治が迷走を続けると言う展開も有り得ますので、英国のEU離脱を巡る情勢としては今のところメイ前首相時代と何も変わりは有りません。 中国で発表された非製造業PMIが改善を示した事は中国景気への安心感に繋がりますが、米国同様に中国も製造業は悪化の一途であり、非製造業が国内景気を下支えていると言う状況で、引き続き警戒を要すると言う状況は変わりません。米中経済共に、製造業と非製造業の2つのエンジンが有るとすれば、今はかろうじて非製造業と言う1つのエンジンで走っているようなものです。この先、米中貿易協議が合意に達し、製造業が回復するなら何も問題は有りませんが、米中対立が長期化して、今は好調な非製造業に悪化の兆しが見えれば要注意となって来ます。

中国が内需経済の拡大で米中貿易摩擦の悪影響を乗り越えるような状況が強まれば、関税を引き上げて行くと言う米国の戦略も、いずれ方針転換を迫られるかもしれません。米中共に国内政治情勢を考えた場合に、譲歩したくても出来ないと言う状況に有り、我慢比べのチキンレースのようなもので、あの手この手と策を繰り出して来ますが、今の所は米国がやや優勢と言う状況ながら、中国に対して決定的な痛手を負わせると言う事にはなっていません。中国は既に来年の米大統領選挙も睨みながらの長期戦を覚悟し、トランプ大統領も米経済が好調な間は対中強硬姿勢を緩める考えは無い感じ。本質は来年の米大統領選挙を睨んで対中強硬姿勢を緩める事が出来ないと言う感じですが、関税による中国製品の排除だけでは正直限界が有ります。関税の引き上げは、いずれ商品価格の引き上げにつながり、今はまだ堅調な米個人消費に悪影響をもたらす時期が来ます。この先どのような策が打ち出されるのか?依然米中情勢の先行きは不透明ですが、足元の米中経済は思った以上に底堅いと思います。 少々の悪材料が出ても下がり難くなっている株式市場、仮に予想よりも早く米中貿易協議が歩み寄りを見せるなど、想定外の好材料でも出て来れば年末高に向けた動きが始まる可能性も無いとは言い切れません。株式市場の先行きを左右するのは間違いなく米中情勢の動向です、これまで米中共に関税を掛け合うと言う状況が繰り返されて来ましたが、米中共に非製造業の好調が製造業のマイナスを補うと言う状況になっており、米中対立が激化しても米中どちらも経済はさほど悪化せず、世界的な金融政策も既に緩和ムードに入っています。ざっくりと言えば現状が長く続いても悲観する必要は無く株式市場への悪影響は限定的、仮にこの先米中情勢が好転すれば株価も上昇する、そのように考えればボックス相場継続と年末高、この2つのパターンを考えて対応すれば良いと言う事になります。横ばい又は上昇、先行きの展開がこの2つなら、投資スタンスは買いで良し、このような考えを日々強めつつありました。

そのような状況の中で、本日10時半頃に米中貿易協議が10月始めにワシントンで開催する事で合意したと中国政府が発表、その発表が伝わると日経平均は一段高で一時は21100円台を回復、米中協議が合意に至るかどうかはまだ何とも言えませんが、協議が再開される事が正式に決まり、株式市場も好感する動きが強まっています。これまで上値の重い展開が続いていた株式市場ですが、米中貿易協議の再開が決まり、暫くは売り方の買戻しが強まる展開が想定されます。ざっくりと言えば、年末高に向けて、少し期待が持てる相場状況になりつつ有る様に思います。引き続き銘柄重視の投資で吹き上げの可能性を持つ銘柄を仕込みじっくりと上昇待つ、そのような投資が今の日本市場では最善の対応に変わりは有りません。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 通信 9479 インプレスHD 9/5終値143

 

買いゾーン①時価 ②130円前後 

利食い目処250円接近 損切り100円割れ

 

出版・IT、双方に立脚しネット関連出版の草分けと言える同社ですが、デジタルコンテンツを強化し、コンテンツホルダーとの協業による電子コミックプラットフォーム事業が収益を牽引、今期の第1四半期決算も対前年同期比で2,5倍と急拡大しています。紙からデジタルへと、社会構造が変化する中で、電子出版の市場規模は拡大が続き、特に日本の漫画は世界でも大人気、違法な海賊版に対する規制も強まり、電子書籍関連銘柄を見直す動きが強まって来ています。同社に関しては足元収益が急拡大しており、加えて同社1株純資産は233円、収益の拡大と海賊版への規制強化を背景に昨年の高値279円からの下げ局面も終わり、見直し買いの局面を迎えると思います。テクニカル面でも大局下降トレンドが終わり上昇トレンドへ転じる兆しも出ています、現在200日移動平均線は145円に位置していますが、8月中旬には一時突破、適度な調整安を挟みながら200日移動平均線突破にチャレンジする動きが続いており、突破すれば上昇基調も鮮明になると思います。

 

9479 インプレスHD 月足チャート

インプレスMS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は9/17(火)です。

 

 

 

 

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