出世株発掘ドリーム・レポート(2019年8月15日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価8/15終値20,405

日経平均0815

 

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

8/4にトランプ大統領が、対中制裁関税第4弾発動を突如表明、現在まだ関税が課せられていない中国製品に対して9/1を発動日として10%の関税を課すと表明しました。この米国からの発表に対して、中国商務省が米国からの農産品の購入を一時停止すると発表、中国の報復姿勢が明らかになった事で米中対立の一段の激化が警戒され、株式市場も一段安の展開に。又中国の人民元が約11年振りの安値を付けた事も中国政府が通貨安を容認しているとの見方を強め、米財務省が中国を「為替操作国」に正式に認定しました。これによって中国が新たな報復措置を打ち出す可能性も有り、米中情勢も先行き不透明感が一段と強まっています。 日経平均も米中情勢の悪化に加えて円相場が一時105円付近まで円高が進み、米国株安に加えて円高懸念も高まるなどリスク回避モードが強まる状況です。8/13には米通商代表部(USTR)が対中制裁関税第4弾発動に関して一部の品目は関税発動期限を12月に先送りすると発表し、株式市場も一旦反発。しかし米クリスマス商戦を睨んでの期限先送りであり、米中交渉が進展した結果の譲歩ではないとの説明が有った事から一時的な買い戻しに終ると言う結果に。

 

そして昨夜の米国市場はNYダウが800ドル安、ナスダック指数が242P安と今年最大の下げ幅を記録し大きく下落。中国で発表された7月の工業生産が10年半ぶりの低水準となり、ドイツで発表された4-6月期GDP速報値が3四半期ぶりにマイナスになるなど、世界経済悪化を警戒する動きが急速に高まっています。 加えて米債券市場において、長期金利の指標となる10年物国債利回りが2年物を下回り、長短金利の逆転が米景気悪化へのシグナルと警戒されて米株式市場も売りが売りを呼び込むと言う展開に。 前日には対中制裁関税第4弾の一部品目への関税発動を12月に延期すると言う発表を受けて大きく上昇していた米国株ですが、昨夜は一転して世界景気減速懸念が強まると言う展開で株式市場は急落。

 

本日の日本市場も米国株の急落を受けて売りが先行する展開で日経平均は急反落の展開。昨日は反発しましたが今日は一転して急反落、しかし昨日の反発に関しては一過性の上昇である事は想定内の事。更に言えば今は国内勢はお盆休みで海外勢は夏休みの投資家が多く、市場参加者が少ない状態ですので、投機筋や短期筋の売買動向次第では上下に振れる展開も想定内の事。米中貿易戦争が続く限り世界経済への悪影響は否定出来ず、ある程度の世界景気減速も想定内と言えば想定内です。しかし一方では、世界主要国の金融政策は既に緩和方向に舵を切っており、世界景気に一段の悪化懸念が強まれば景気対策など政策発動も期待出来る政治環境です。米中貿易戦争による悪影響は有るものの、緩和的な金融政策と政策発動余地が有る政治環境で必要以上に悲観が強まると言うような状況でも有りません。

 

トランプ大統領の発言によって、一時的には株式市場も振り回されると言う局面は有りますが、それも時間がたてば元に戻りますのでトランプ発言に対しても過度に反応しない方が賢明です。ここに来て米株式市場が急落している事も、見方を変えればこの先米中歩み寄りに繋がるかもしれない要因になります。更に言えば米株式市場の動向にこれまでと違う一面が出ており、金利が低下したら株式市場が下落するようになっている事です。この現象から言える事は、米中貿易戦争を続けてもFRBが利下げをすれば米経済は問題ないと見ているトランプ大統領の考えを根本的に変える可能性も有ります。米株式市場が大きく下落し、利下げも株売り材料になるとすれば、米中貿易協議合意の可能性がにわかに高まるのでは無いかと思います。トランプ大統領にとっては、堅調な株価と米経済があってこその米中貿易戦争です、大統領選挙再選の為の米中貿易戦争ですので、米株価と経済が変調を来たせば来年の大統領選挙にも悪影響が強まりかねません。現時点ではまだ過度な期待は持てませんが、米中情勢を取り巻く環境も徐々に変わりつつある、そのような感じがします。今週に関しては市場参加者も減少しており、多少の株価乱高下も気にする事は無いと思います、投資スタンスとしては引き続き先を見据えて有望な銘柄の安値を仕込むと言う発想で良いと思います。全体よりも個を重視、先々吹き上げに繋がるような材料性を持つ銘柄を中心に買いを考えて対応して行けば良いと思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

マザーズ 通信 3782 ディー・ディー・エス 8/15終値358

 

買いゾーン①時価②300円前後③250円前後 

利食い目処600円前後 損切り200円割れ

 

同社は指紋など生体認証ソフト・装置を開発しており、FIDO(パスワードレス認証標準化技術)の普及を推進しています。インターネットを介したサイバー犯罪は年々増加、最近ではセブンイレブンでのセブンペイへの不正アクセスが大きな問題にもなりました。キャッシュレス決済やネット通販の増加、個人情報や仮想通貨を盗み取る事件など、ネットセキュリティーの強化は現代社会においては必要不可欠な物になっています。今後5Gの本格的な普及を迎えれば更にネットセキュリティーの強化が求められます、日本政府においても東京オリンピックに向けてサイバーセキュリティーの強化は国策として取り組み姿勢を表明しています。パスワードによるセキュリティーには限界も有り、自ずと指紋など生体認証の普及が拡大して行く事になると思います。同社は指紋など生体認証技術に強みを持ち、官公庁向けでも太いパイプを持ちます。今後は自動車やスマホメーカー、住宅やオフィスビルなどへの採用拡大も期待出来、セキュリティー関連の成長期待株として安値を拾ってじっくりと上昇を待ちたいと思います。

 

3782 ディー・ディー・エス 月足チャート

DDS月足MS

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は8/26(月)です。

 

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