週トレ短期売買(8月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/13(火)日経平均株価は▼229円の20455円で終了。3連休明けとなる本日の日本市場ですが、昨夜の米国株の下落と円高進行を受けて売り先行で始まり日経平均は大きく下落。

昨夜の米国市場は人民元相場の下落基調が続いている事から米中対立の長期化懸念が嫌気され中国関連銘柄に売りが強まりNYダウは一時462ドル安まで下げ幅を拡大。リスク回避で、株式市場から債券市場への資金移動も観測され米10年物国債の金利が大きく低下した事も景気減速への警戒を強める要因になりました。加えて香港での大規模デモが衰えを見せず、香港国際空港を発着する全便が欠航となるなど、アジアの金融の中心街である香港情勢の悪化もリスク回避の動きを強める結果に。香港情勢の混乱継続、米中貿易戦争に加えて通貨戦争の様相も強めており、米株式市場のムードもリスク回避先行、為替市場ではリスク回避の円高が継続しており、日本市場にとっては逆風が吹き続ける相場環境が続いています。今週は国内勢の多くもお盆休み期間であり、海外勢の多くも夏休み、株式市場への参加者が少なくなりますので、投機筋や短期筋の売買動向次第では株価も大きく振れ易いと言う環境です。先週末にSQを通過した日本市場ですが、8月SQ値は20855円でSQ当日に日経平均が一度もSQ値の20855円にタッチする事無く終わり、幻のSQとなっています。今週早々にもSQ値の20855円を超えれば問題は有りませんが、本日大きく下げている展開を見ると当面は20800円台が日経平均の大きな上値抵抗帯になりそうな感じ。しかし一方では先週末に5日移動平均線を超えて終り、今日は5日移動平均線を下回ったものの下げ渋りの動きを見せるなど5日移動平均線を意識する展開に。上値は重いものの下値も底堅い、狭いレンジの中で上下に振れると言う展開が続きそうな日本市場ですが、しかしながら依然米中情勢と円相場次第と言う状況に変わりは無く、引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。加えて米中情勢に好転の兆しは見えず、逆に対立を強めつつ、貿易戦争に加えて通貨戦争へと対立が拡大しそうな状況です。

このような状況では、いつ何が飛び出して来るかわからないトランプ発言への警戒も必要です。対中制裁関税第4弾発動の期限は9/1です、この期限までに中国に新たな動きが有るのか?又は米国側から新たな動きが出て来るのか?今週も引き続き不安定な値動きになりそうな株式市場ですが、全体よりも個を重視と言う対応であれば、特に弱気になる事はないと思います。日経平均の動向に関しては安易に楽観出来るような状況では有りませんが、ざっくりと言えば日経平均に対しては弱気、グローバルに事業を展開している主要銘柄に対しても弱気、唯一強気で対応出来るのはテーマ性を持つような内需系の中小型株だけ、但し安値買いを狙って先々の吹き上げを待つと言うスタンスが基本です。

 

 

【当面の相場展望】

米中対立の激化と円高懸念に対する悲観ムードも一旦後退していますが、状況の本質には何ら変化は無く、引き続き警戒を要する状況に変わりは有りません。日経平均も一旦下げ渋ってはいますが、この先上下どちらに振れるかは米中情勢と円相場次第です。今週は国内勢はお盆休みで海外勢は夏休み、市場参加者も少なく、投機筋や短期筋の売買動向次第で振れ易い相場環境、不安定な値動きには注意が必要です。

 

 

【明日の見通し】

引き続き米中情勢と円相場を睨みながらの展開が続きます。今週は市場参加者も減少し、値動きも若干不安定になると思います。今週は無理に売買をする必要は無く、行き過ぎた安値が有れば買いを考えるのみ。

 

 

【投資アドバイス】

米中貿易協議の行き詰まり、円高懸念継続、香港情勢の混乱拡大、円高による国内主要企業の業績下方修正懸念など、本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は反落。

しかし寄り付き直後に20369円まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、その後は下げ渋って時間の経過と共に若干ながら下げ幅を縮めて終ると言う展開に。実感としては思ったほどには下がらず、底堅さを感じる展開では有りますが、日銀のETF買いなどの影響だと思われ、底堅さも安心感には繋がり難い物が有ります。国内勢はお盆休みで海外勢は夏休み、市場参加者が少なく、閑散に売り無しで、薄商いによる売り圧力の低下と言う感じも有りますが、米中情勢の不透明感と円高懸念が払拭されるまでは上値も限られそうな日経平均です。株式市場を取り巻く情勢はやや複雑ですので今一度簡潔に要点を抑えておきたいと思います。まずは米中情勢ですが、対中制裁関税第4弾の発動期限は9/1です、今のところは9月初旬に米中閣僚級の通商協議を行う予定ですが、その前の9/1が期限で有る事にやや違和感も感じます。対中制裁関税第4弾を発動した後に米中閣僚級の通商協議を行うと言うのも現実的では有りません。9/1と言う日程に変更が無ければ、中国側が通商協議を取りやめるのか?又は米国側が対中制裁関税第4弾の発動期限を米中閣僚級の通商協議の後に延期するのか?中国を為替操作国に認定するなど、米国の対中強硬姿勢に変わりは無く、9/1までは新たな制裁の動きが出て来るかも知れず、引き続き注視して行かなければなりません。米中対立が原因で、FRBへの利下げ圧力を強めているトランプ大統領ですので、円高の動きが今後どうなるかは米中情勢次第です。香港情勢の混乱長期化も、今後の中国の対応次第では株式市場にとって大きなリスク要因になりかねません。イラン情勢を巡る緊張の高まりも警戒材料です、米国の有志連合に日本は参加するのか否か?

原油相場と日本の国内政治にも大きな影響が出て来ますので、こちらも情勢次第では投資家心理への影響が大きく、株式市場にも大きな影響が出ます。平時であれば上記に述べた1つでも株式市場は大きく下げてもおかしくは無い悪材料です。しかしトランプ大統領の登場以降、悪材料にも慣れっこになっている感が有り、少々の事では悲観が強まり難くなっている感の有る株式市場です。更に言えば既に世界的に金融緩和スタンスに舵を切っている金融政策も株式市場の下支え要因になっています。最終的には米中情勢次第となりますが、悪材料は有れども悪材料を中和する好材料も有ると言う感じで弱いながらも底堅いと言う株式市場です。米中情勢に好転の動きが無い限りは引き続き軟調な相場が続くと思いますが、決定的な米中決裂が無い限りは、常に米中歩み寄りへの期待も存在し続けます。

引き続き難しい対応が求められる投資環境ですが、「全体よりも個を重視」、そのようなスタンスで対応して行く事が結果的にはリスク少なく利益を追求する投資に繋がると思います。

 

 

 

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