リアルタイムサービス(8月13日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は244円安の20440円で前場を終了。3連休明けとなる本日の日本市場ですが、昨夜の米国株の下落と円高進行を受けて売り先行で始まり日経平均は大きく下落。

昨夜の米国市場は人民元相場の下落基調が続いている事から米中対立の長期化懸念が嫌気され中国関連銘柄に売りが強まりNYダウは一時462ドル安まで下げ幅を拡大。

リスク回避で、株式市場から債券市場への資金移動も観測され米10年物国債の金利が大きく低下した事も景気減速への警戒を強まる要因になりました。

加えて香港での大規模デモが衰えを見せず、香港国際空港を発着する全便が欠航となるなど、アジアの金融の中心街である香港情勢の悪化もリスク回避の動きを強める結果に。

香港情勢の混乱継続、米中貿易戦争に加えて通貨戦争の様相も強めており、米株式市場のムードもリスク回避先行、為替市場ではリスク回避の円高が継続しており、日本市場にとっては逆風が吹き続ける相場環境が続いています。

今週は国内勢の多くもお盆休み期間であり、海外勢の多くも夏休み、株式市場への参加者が少なくなりますので、投機筋や短期筋の売買動向しだいでは株価も大きく振れ易いと言う環境です。

先週末にSQを通過した日本市場ですが、8月SQ値は20855円でSQ当日に日経平均が一度もSQ値の20855円にタッチする事無く終わり、幻のSQとなっています。

今週早々にもSQ値の20855円を超えれば問題は有りませんが、本日大きく下げている展開を見ると当面は20800円台が日経平均の大きな上値抵抗帯になりそうな感じ。

しかし一方では先週末に5日移動平均線を超えて終り、今日も5日移動平均線が下値支持帯として意識される展開になっており、5日移動平均線を上回って推移する限りは底堅さも続きそうな状況です。

上値は重いものの下値も底堅い、狭いレンジの中で上下に振れると言う展開が続きそうな日本市場ですが、しかしながら依然米中情勢と円相場次第と言う状況に変わりは無く、引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。

加えて米中情勢に好転の兆しは見えず、逆に対立を強めつつ、貿易戦争に加えて通貨戦争へと対立が拡大しそうな状況です。

このような状況では、いつ何が飛び出して来るかわからないトランプ発言への警戒も必要です。

対中制裁関税第4弾発動の期限は9/1です、この期限までに中国に新たな動きが有るのか?又は米国側から新たな動きが出て来るのか?

今週も引き続き不安定な値動きになりそうな株式市場ですが、全体よりも個を重視と言う対応であれば、特に弱気になる事はないと思います。

日経平均の動向に関しては安易に楽観出来るような状況では有りませんが、ざっくりと言えば日経平均に対しては弱気、グローバルに事業を展開している主要銘柄に対しても弱気、唯一強気で対応出来るのはテーマ性を持つような内需系の中小型株だけ、但し安値買いを狙って先々の吹き上げを待つと言うスタンスが基本です。

今日は買いを考えるような状況では有りません、後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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