リアルタイムサービス(7月26日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は109円安の21647円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。朝方発表された米耐久財受注額が市場予想を上回る結果になり、米金融緩和への期待がやや後退。

週間の新規失業保険申請件数も市場予想ほどには増えず、堅調な経済指標の発表が利益確定売りを強めると言う展開に。

今月末のFOMCでは、0,25%の利下げは濃厚ですが、その先に関しては米経済の状況次第ですので、良好な米経済指標が出ればその先の利下げ期待も後退します。

逆に低調な経済指標が続けば2回目、3回目の利下げへの期待も高まりますので株式市場にとっては低調な経済指標が今は歓迎されると言う状況です。

注目された昨夜のECB理事会の結果は、利下げや量的緩和政策の再開を検討して行く方針を決めましたが、市場が期待していた利下げは見送られた事で株式市場もやや失望の反応に。

しかし9月の次回会合では利下げ又は量的緩和政策の再開が濃厚で今回の決定も悲観する内容では有りません。

米国、欧州の行き過ぎた利下げ期待が後退した事で円高圧力は強まらず円相場は108円台半ばまで円安が進行しています。

米国株高はマイナスながら円安進行はプラス、今日の日経平均は反落となっていますが、直近3日続伸で昨日は7月初旬の高値を超えて来ましたので、一旦目先の利食いが強まるのも致し方有りません。

7月以降の高値を更新して堅調な展開になっている日経平均ですが、4/15から5/7まで22000円台でもみ合っていますのでここから上では戻り待ちの売りも多くなって来ます。

まずは5/7日足チャート上のマド埋めとなる21875円がマド埋めとして意識され、その上では22000円が心理的に意識される水準になります。

4/24高値が22362円、先々ここを突破すれば一段高へのムードも強くなって来ますが、先々4/24高値の22362円を超えて来るとすれば、それは米中通商協議合意と言う展開になった時だと思います。

米中通商協議合意の可能性はゼロでは有りませんが、そこにたどり着くまでには紆余曲折を辿りながらまだまだ時間が掛かると思います。

しかしながら合意に至ると言う期待は常に有り、加えて既に世界的に金融緩和方向に舵を切っている金融政策を考えると需給面では底堅い展開が期待出来る背景も有ります。

上値は重いものの下値も底堅い、ざっくりと言えば引き続きその様な状況が長引くと言う感じです。

今後夏枯れ相場で一段と日々の売買代金が減少して行きます、そうなれば少ない資金で効率良くリターンを狙う動きが強まりますので、物色の中心は自ずと個別物色と言う事になって行きます。

投資スタンスとしても、引き続き全体よりも個を重視、そして買いを急がず、銘柄を厳選して安値買いに徹し、安値仕込が終ればじっくりと吹き上げを待つ、その様な投資が今の日本市場ではリスク少なく利益を追求する投資として最善だと思います。

引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつチャンスが有れば随時買い出動を考える、その様な基本スタンスに変わりは有りません。

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