出世株発掘ドリーム・レポート(2019年7月25日推奨 )

船イラスト

日経平均株価7/25終値21,756

日経平均0725

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

7月以降は日柄調整的な値動きが続いていた日経平均でしたが、7/18には売りが強まり一時20993円まで下落。しかし翌日には急反発に転じて前日の下げを一気に取り戻し、その後も買い優勢の流れが続き本日21823円まで上値を伸ばし、7月以降の直近高値を更新、テクニカル的な見方としては一段高が期待出来る展開です。日経平均上昇の背景には今週出て来た幾つかの好材料が有ります、まずは米連邦政府の債務上限引き上げや今後2年間の歳出案で米政府と議会が合意に達した事。加えてトランプ大統領が米IT大手企業の首脳と会合を開き、中国のファーウェイへの販売許可を巡り「適時に」決断する事に合意した事も米中協議進展への期待を高める要因。さらにはライトハイザーUSTR代表、ムニューシン財務長官など、米政府高官が29日に訪中し、30日から米中閣僚級の通商協議が再開する事が決まり、停滞していた米中通商協議への進展期待が高まり株式市場も好感する展開に。 又、本格化している米主要企業の四半期決算も、発表を終えた企業の8割程度が市場予想を上回る結果になるなど、米企業業績への安心感も日経平均上昇に繋がっていると思います。しかし一方では、イランが英国のタンカーを拿捕するなど、イラン情勢への警戒も根強く、英国ではUEからの「合意なき離脱も辞さず」としているジョンソン氏が次期首相に決まり、今後の英国情勢次第では株式市場にも一時的な波乱が有るかもしれません。

 

依然期待要因は有るものの懸念材料にも事欠かないと言う世界情勢では有りますが、世界的な金融緩和を背景に潜在的な需給は非常に良好。更に言えば、予想外の悪材料が出ても、政策発動が期待出来ると言う政治情勢も潜在的な安心感に繋がっていると思います。更にもう一点、日本市場における裁定買い残高が過去最低水準に減少しており、この事は先物による売りが出難いと言う事に繋がります。仮に裁定買い残高が多いと、先物売りを通じて裁定解消売りが増加し日経平均の押し下げ要因として働きます。逆に裁定買い残高が少ないと先物による売り崩しのような売買が出来ず、日経平均も下がり難くなります。小さな上げ下げの波や一時的な下振れのような動きは当然有りますが、持続的に売られるような動きにはなり難い、裁定買い残高の減少は株式市場の底堅さに繋がる要因です。又、裁定買い残高が極端に少なくなると、裁定売買にも影響が出て来ますので、一定水準まで減少するとその後買い残高を増やす動きが強まる傾向が有ります。ざっくりと言えば裁定買い残高の過去最低水準への減少は株式市場の上昇を暗示する1つの現象でも有ります。

 

日本市場では主要企業の四半期決算発表が本格化していますが、昨日引け後には日本電産やアドバンテストが決算を発表、結果は大幅減益となる低調な第1四半期決算を発表したものの、予想よりも悪くなかった、又は先々の回復期待などから株価は上昇する展開に。前年同期比減益決算の発表も一旦悪材料は出尽くしで買われると言う展開になっています、このような動きが出て来る事はある意味先高期待の表れでも有り、相場の地合いとしては強含み。言い換えれば事前に有る程度の業績の悪化は織り込み済み、結果を確認した事で悪抜け感が出て、株価も上昇に転じると言う格好です。日経平均22000回復を視野に入れつつある株式市場ですが、この先8月に入れば一段と出来高・売買代金が減少し夏枯れ相場の様相は一段と強まると思います。しかしその様な相場環境では個別物色の一本釣り的な動きが強まるのが株式市場の習性です。大局的に見れば主力系の銘柄よりもテーマ性を持つ中小型内需関連株への投資が有利と言う状況に変わりは有りません。引き続き全体よりも銘柄重視、有望銘柄の安値を拾い吹き上げを待つ、その様な投資がリスク少なく大きな利益を狙える投資で有る事に変わりは有りません。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 通信 2321ソフトフロントHD 7/25終値135

 

買いゾーン①時価②130125円③120円前後 

利食い目処200円前後 損切り88円割れ

 

IP電話など通信事業者向けソフト開発を手掛けている同社ですが、自然会話AI(人工知能)プラットフォームを開発、コールセンター業務や接客対応など、最先端の音声会話AIによる業務効率化、生産性向上を支援するサービスを展開しています。2019年3月末で債務超過を解消し、今後は既存事業の再構築やM&Aを活用して黒字転換を目指す新中期計画も始動、ざっくりと言えば最悪期は通過し新たな成長を目指す局面を迎えています。7/22には自然会話AIプラットフォームによる電話問診サービスを開始、7/8には同社製品がNTT西日本の「ひかりシェアプレイス」の後継製品に採用、7/1にはクラウド電話サービスが神戸市消防局の緊急情報伝達システムで稼動するなど、新たなサービスを相次いで発表しています。2016年には686円の高値を付けた同社株も昨年12月の88円でチャート上の底入れを完了。今年の6月以降はAI関連銘柄として見直し買いの動きが強まり、下値を切り上げる展開が続いています。最悪期を通過し、AI関連の新たなビジネスが芽を出し始め、株価水準は130円程度、安値を仕込み吹き上げを待つと言う投資には最適な銘柄と考えます。

 

2321 ソフトフロントHD 月足チャート

ソフトフロント月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は8/5(月)です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
ページ上部へ戻る