週トレ短期売買(7月23日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/23(火)日経平均株価は△204円の21620円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅ながら上昇。米連邦政府の債務上限引き上げや今後2年間の歳出案で米政府と議会の合意が近いと言う報道を受けて株式市場も買いが優勢の展開に。今後主要企業の決算発表が本格化しますが、前週までに四半期決算の発表を終えた企業の8割近くで利益が市場予想を上回っている事から、株式市場も決算期待の買いが優勢と言う状況です。しかしイランが英国のタンカーを拿捕するなど、イラン情勢への警戒も強く、又今週は英国の新首相も決まりますので、米国市場もやや警戒感が有り、堅調な展開では有りますが上値追いには慎重ムードも有ります。引き続き日々出て来る材料次第と言う状況に大きな変化は有りませんが、世界的な金融緩和環境を背景に需給面では底堅い展開が続きそうな米国市場です。本日の日本市場は寄り付き直後こそ前日終値を挟んでもみ合いましたが、先に述べた米連邦政府の債務上限引き上げや今後2年間の歳出案で米政府と議会が合意したと伝わり日経平均も一段高に。加えてトランプ大統領が米IT大手企業と会合を開き、中国のファーウェイへの販売許可を巡り「適時に」決断する事に合意、と言う報道も米中協議進展への期待を高める要因。日々好悪入り混じる材料が出て来る中で、株式市場も上下に振れると言う展開が続いていますが、昨日も述べたようにテクニカル面から見た日経平均の現状としては、7月以降もみ合いが続いた21500円~21800円のゾーンが当面は大きな上値抵抗帯になります。この先余程大きな好材料が出て来ない限り、21500円~21800円のゾーンを突破するのは難しいと言う感じがしますが、逆に20900円台も大きな下値支持帯だと思われますので、当面はこのレンジの中で上下に振れながら新たな材料が出て来るのを待つと言う展開になると思います。日々の上げ下げは有りますが、現状では上下どちらにもトレンドが発生する可能性は少なく、引き続き日経平均はボックス相場的な値動きが続き、物色は個別物色が中心、その様な展開が暫くは続く可能性が高いと思います。しかしその様な展開も悪い事ではなく、今後夏枯れ相場で一段と日々の売買代金が減少して行く中では、少ない資金で効率良くリターンを狙う動きが強まりますので、個を重視した投資には追い風となる環境です。投資スタンスとしても、引き続き全体よりも個を重視、そして買いを急がず、銘柄を厳選して安値買いに徹し、安値仕込が終ればじっくりと吹き上げを待つ、その様な投資が今の日本市場ではリスク少なく利益を追求する投資として最善だと思います。引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつチャンスが有れば随時買い出動を考える、その様な基本スタンスに変わりは有りません。

 

 

【当面の相場展望】

米中通商協議の停滞、米利下げ観測による円高懸念、国内主要企業の四半期決算発表への警戒など、買い見送りムードが強まり易い投資環境ですが、世界的に金融緩和方向に舵を切った金融政策を考えれば今後過剰流動性相場が徐々に強まりますので、株式市場に流入する資金は豊富、短期的な上げ下げの波は有れども基本的には押し目買いスタンスで対応して行く投資環境になります。しかし買い出動は急がず、じっくりと安値を見極めて安値買いに徹する、更に言えば主力株よりも材料株狙いの投資がリスク少なくリターンが狙えそうな投資環境です。

 

 

【明日の見通し】

明日も基本的には出て来る材料に一喜一憂する展開、日経平均に関しては円相場と米国株動向次第ですが大局的に見ればボックス相場。物色の中心は銘柄重視、日々出て来る関連材料次第で個の値動きも決まると言う状況が続きます。

 

 

【投資アドバイス】

ムニューシン米財務長官とライトハイザーUSTR代表が通商協議のため訪中するとの報道が有り株式市場も好感、停滞している米中貿易協議進展への期待が再度浮上すると言う格好。更にトランプ大統領と米議会が連邦債務の2年間の期限延長と歳出枠設定で合意したとの報道やファーウェイへの販売再開を求める米IT企業首脳と会談し、トランプ大統領が要請に前向きな回答をした事も株式市場は好感。しかし明日には英国の次期首相が決まります、合意なきEUからの強硬離脱を訴えているジョンソン氏が優勢であり、現時点では安易に楽観に転じる事も出来ない状況です。仮に英国の新首相がジョンソン氏になったとしても、EUからの強硬離脱方針を貫く限り議会の承認は難しく、結果的には解散総選挙と言う可能性も有ります。英国の政治情勢の混迷に株式市場がどんな反応を示すのか?完全に無視をするのか?売り材料になるのか?現時点ではどのような反応を示すか若干不透明です、足元の相場状況は徐々に良くなりつつ有りますが、もう一歩前向きに踏み出すかどうかは、英国の情勢に株式市場がどんな反応を示すかを見極めてからでも良いと思います。今週の25日にはECB理事会が有りますが、利下げが行われる可能性が浮上しています。今月末の米FOMCでは利下げが濃厚ですので、ECBもそれに先んじて利下げに転じるとの見方が強まっています。ECB、FRBが共に利下げを実行した場合、円高圧力が強まる事になりますが、日銀には既に利下げ余地は無く、足元では円高が一服していますが、再度円高が進む懸念が有ります。今後国内主要企業の四半期決算発表も本格化します、一段と円高が進むようだと業績の先行き懸念が強まりかねず、日経平均と主力銘柄に関しては、現時点ではまだ上値は限定的との見方が妥当だと思います。加えて今後日米貿易協議が本格化します、米国からどのような要求が突きつけられるのか?自動車やその周辺企業など、対米黒字が大きい業種に関しては警戒が必要だと思います。しかしながら上値は厳しくとも下値も底堅い展開の株式市場ですので、大局的に見れば強含みの膠着相場と言う感じだと思います。繰り返し述べている事ですが、その様な相場状況においては、個別物色が強まり易く、夏枯れ相場と言う薄商いの環境も個別物色に拍車を掛ける要因になると思います。全体よりも個を重視、その様な発想なら神経質になる必要は有りません。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日はAI関連の低位株としてジャスダック銘柄2321ソフトフロントHD(本日終値133円)の買いを実行したいと思います。IP電話など通信事業者向けソフト開発を手掛けている同社ですが、自然会話AI(人工知能)プラットフォームを開発、コールセンター業務や接客対応など、最先端の音声会話AIによる業務効率化、生産性向上を目指しています。2019年3月末で債務超過を解消し、今後は既存事業の再構築やM&Aを活用して黒字転換を目指す新中期計画も始動。ざっくりと言えば業績よりもAI関連の材料性重視の銘柄、テクニカル面でも6月以降は下値を切り上げる動きが続いており底値圏離脱の兆しを強めています。7/22には自然会話AIプラットフォームによる電話問診サービスを開始、7/8には同社製品がNTT西日本の「ひかりシェアプレイス」の後継製品に採用、7/1にはクラウド電話サービスが神戸市消防局の緊急情報伝達システムで稼動するなど、新たなサービスを相次いで発表しています。7/8には一時163円まで上昇した同社株でしたがその後は一旦調整入りの展開、しかし週足チャートでは底離れの動きは顕著、テクニカル的にも押し目買い有利のチャート形状ですので、ここからの安値に対しては押し目買いスタンスで対応したい銘柄となります。当面は130円~120円のゾーンが下値支持帯になりますので、まずは時価近辺の133円付近で1回目の買いを実行、その後安値が有れば125円前後、120円前後と買い下がり、安値を仕込んで再度吹き上げを待つと言う対応で臨みたいと思います。当面の上値目処は160円付近になりますので利食い目処は160円接近時、但し100円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

 

 

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